「苦手意識」は体験の欠乏が創りだす。子どもの頃にはいろんな経験を!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

今回は子どもの「体験」についてです。「苦手意識」って体験の欠乏から生じているんですよ。

2歳からハサミを持たせてます

うちの家庭では「制作する」ということに重きを置いています。響きの良い言葉でいうと「クリエイト」ですね。

例えば、2、3歳の頃からハサミは持たせてたし、幼稚園の頃からカッターを使わせてました。

まぁ、私がデザイン方面だからというのもあるかもしれませんが、小学校2年生でもミシンを操ってこんなものが作れます。

小学校低学年でもミシンでこんなものを作れる
小学校低学年でもミシンでこんなものを作れる

ミシンだって使えるし、包丁でリンゴの皮だってむけるんですね。最近では小学4年生の娘に私の髪を切らせてみました。なかなか楽しかったみたいなので、またやらせようと思っています。

まぁ、何が言いたいかと言うと、ニンテンドーDSでバーチャルな世界で新しい体験をさせるより、現実世界で新しいことをさせる方がいいよねってことです。

一度でも体験しておくことは大事

体験って大事です。今までに一度もやったことのないこと、作ったことのないものって上手くいきません。当たり前ですが。

例えば小学校高学年にもなってくると、好みや固定概念が出てきて、やる前から「こんなの無理!」って言ったりします。

でも、小さい頃に一度でも体験したことがあれば「あ、やったことがある!」という感想になり、変な苦手意識を回避できます。

体験することで「苦手意識」を回避できる

図工の時間とかに上手く作れないのは、その子が下手なのではなく、体験がないからですよ。

で、もし図工の時間に初めてやったときに上手くできないと、「できなかった」というネガティブな体験として記憶に残り、苦手意識を生み出します。

小さい頃からいろんなことをやらせるのは、その気はなくとも、何かの練習になってるんですね。

「やったらできる」という体験を小さい頃から学んでいると、新しいことをやるときにも最初から拒否反応を起こすことが減るのではないかと。

やるから上手い、上手いと楽しくなる。楽しいともっとやるので、さらにうまくなる。ここまでくると、他の制作活動に対しても苦手意識は生まれません。

やったらできるということを学んでいるから。

さて、今回は私がいろんな体験を子どもにさせることについて書いてみました。

子どもって大人が思っているよりもいろんなことができるんですよね。ほんまにDSとかやらせるのは時間がもったいないですよ。ぜひいろんな活動をやらせてみてください。

こちらは子ども用の包丁です。正広の包丁は人気ですよね。

幼児でも使えるハサミもオススメ。紙は切れるのに指は切れにくいというやつ。