こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
会社で働いている人は多いと思いますが、自分が向いている仕事を本当にしていますか?
今回は自分に向いていない仕事をやらされてもパフォーマンスが悪いというあたりまえのことをお話しします。
目次
わたしは「知らない人と接する仕事」が苦手です
まずわたし自身のことをお話ししますが、わたしはずっと人と接する仕事に興味がありませんでした。
できるかぎり知らない人と話したり、接客するような仕事はしたくありません。
これは今でもです。
だからこそ、若い頃からタイピングを一日中するような仕事を選んでいたんですよね。
これはわたしがダメな人間だという意味ではなく、そういう特性をもった人間だというだけです。
日本の会社は「専門じゃないこと」をやらせる
そんなわたしですが、30代になって生まれてはじめて「正社員」として働き始めました。
すると、びっくりするほどアルバイトと違っていたんです。
そのなかの1つが、会社のいろんな仕事を体験させられること。
わたしが体験した「正社員」の仕事は、常に事務職(WEBショップの管理)の仕事でした。
ところが、在籍していた会社のなかに18:00〜19:00の間、社員の交代制で実店舗の接客をさせられるところもあったんですよ。
そもそも、就業時間は18:00までなので意味不明ですが……(参考: 社員の時間は湧き出る水かよw)。
この「接客」という仕事は、わたしの専門分野ではありません。
というか、接客をしたくないからWEBショップ運営の仕事に応募して雇ってもらってたんですよね?
得意じゃないことをがんばっても得られる経験値は少ない
尊敬する直属の上司が「お客様と直接接することで得られるものがある」と言っていたのでポジティブに考えていましたが、これはウソでした。
いえ、ウソというか、わたしには適応されませんでした。
びっくりするぐらい得るものがなかったからです。
もう一度書きますが、わたしは接客は苦手です。
苦手というか、それをやることで自分の能力を発揮できないし、嫌いなんですよね……。そもそも知らない人と話すことは楽しくないし。
自分が能力を発揮できるのはパソコンの仕事ということを知っているからそういう仕事に応募したんです。
じつはこの会社だけでなく、ほかの会社でも人手が少ないときに実店舗のお手伝いをさせられることがありました。
マジで無理でした……。楽しくなさすぎる。
楽しくないことはパフォーマンスが悪い
こういうことを書いていると、「楽しいとかじゃなくて会社の仕事だからやるべきだろ」という意見を言う人もいるかもしれません。
でも、「楽しくない」という感情を持つことはバロメーターだと思うんですよね。
なんのバロメーターかと言うと「パフォーマンスの質が悪い」というバロメーターです。
わたしが楽しくないと思いながらやっていた接客は、楽しいと思ってやっている人より、間違いなくパフォーマンスの質が悪かったはずです。
逆を考えるとわかりやすいと思います。
「楽しいこと」ってがんばれますよね? そもそも、楽しい仕事って、仕事という感覚も薄く、気がついたら時間が経っていることが多いです。
断言しますが、
得意なことをやったほうが経験値がたくさん得られます。
ドラクエでたとえてみましょう。
わたしの場合、職業を「戦士」としてスライムを倒しても「1」しか経験値を得られませんが、「魔法使い」なら同じ戦闘をしても「10」の経験値が得られるイメージです。
「やりたくない仕事」は徹底的に避けよう
よく「やりたい仕事を見つけろ!」みたいに言いますが、これは難しいです。
わたしもブログに出合えなければ「やりたいことなんて無い」と言い張っていたからです。
下手したら「やりたい仕事を見つけられるかどうか」は運しだいですからね……。
そこでわたしが言いたいのは、
「やりたくない仕事を徹底的に避けろ!」です。
「やりたくない」ということは、小さいころからの積み重ねでそう思っていることだから。
もちろん、かん違いで「苦手意識」を持っていることもあるでしょう。でも、多くの場合、そのカンは合っているのです。
自分のパフォーマンスが低い仕事をムリしてがんばるより、自分のパフォーマンスが高い仕事を呼吸をするようにやったほうが評価も高くなりますからね。
苦手なことを「標準レベル」に持っていくよりも、得意なところを「突き抜ける」ほうが価値が高まります。
標準レベルのことがいっぱいできる器用貧乏よりも、特定の分野において誰にも負けないとんがった人になりましょう。
さて、今回は「自分のやりたくない仕事は徹底的に避けろ」というお話をしました。
ほんと、今の時代はパソコンのおかげで決まった人たちとだけ接していればいいのでよかった……。
ちなみにわたしは、ネット上でテキストでやりとりするのは好きです。だからこそオンラインサロンのような場を運営できているのですが。