※2020年10月30日追記: 夫婦別姓についての電子書籍を販売いたしました!
こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
先日、わたしが夫婦別姓を実行していることが朝日新聞に掲載されました。
今回はこの経緯と、思ったことについて。
だいぶ前に夫婦別姓の記事を書きました
わたしは2005年から夫婦別姓を実行しています。
それまでは20代のころから7年ほど「事実婚」という形で夫婦別姓をしていたので夫婦別姓歴はかなり長いですね。
現在は、厳密にはわたしが戸籍名を変更して、旧姓で通しているというやり方ですが。
詳しくは以下の記事を見ていただければわかります。
この記事を書いた理由はこちらです。
この記事を書いた理由
- 未だに選択的夫婦別姓が導入されない日本にため息と怒りが溜まっていたのでそれを書いてみたい
- 今まで自分の思想をブログに書いてこなかったので書いてみたらどうなるだろ?という好奇心
夫婦別姓の記事には想像以上に反響が……
そしたらSNS上でのバズ(たくさんの方に拡散、シェアされること)に繋がりました。
それまでは技術系の記事が主流だったので、びっくりでした。
何というか自分のことを受け入れられたみたいで嬉しかったですね。
もちろんネガティブな意見もありますが、わたしには「他人は他人」という思想が根付いているので全然気ならないです。
検索順位で「法務省」を抜いたよ
そして、気がつけば「夫婦別姓」というキーワードでGoogle検索すると……
「法務省」を抜いて2位です。
悔しいけど「Wikipedia」は抜けないですね。
2位と言っても、別にニュースで取り上げられたりしない限り、大したアクセスはないです、残念ながら(笑)。
でも、これが発端で、夫婦別姓の活動をしている方からご連絡があったんです(いつも読んでくださってて、この場を借りて感謝です!)。
検索順位って重要ですよね。2ページ目だったらきっと見られてなかったんだと思いますよ。
朝日新聞に意見を送ってみた
その方から朝日新聞で夫婦別姓についての意見を募集している……という情報を伺ったんです。
なので、軽い気持ちで投書してみました。
そしたらなんと! 朝日新聞の関西版(2015年3月6日)に意見が掲載されたんですよ。
こちらが内容です。
■「家族バラバラ」は杞憂
私は結婚して戸籍上は妻の名字に変えたが、ふだん旧姓を名乗っている。小学生の子どもたちは両親の名字が違うことを理解している。病院で私が戸籍名で呼ばれると「パパは○○なのに、病院の人が間違ってる」と笑う。「家族がバラバラになる」「子どもに悪影響」といった別姓反対の意見は妄想に過ぎない。
名字が違うことが家族の結束に100%無関係ということは、経験上知っていた。社会に出るまで同居していた祖母の名字が、家族の中で1人だけ違っていた。でも私は疑問に思わなかった。子どもは素直に「そんなもの」と理解するからだ。
大人が「夫婦別姓はよくない」と教えない限り、子どもが否定的な感情を持つことはありえない。世界には別姓夫婦が数え切れないほどいる。その全ての家族がバラバラなのか。それを思うと、いかに杞憂(きゆう)であるかが理解できるのではないか。
香川県 矢野洋介 プロブロガー 38歳
夫婦別姓どう思いますか? 読者のご意見紹介:朝日新聞デジタルより引用しました。
新聞社に意見を送ったこと自体が初めてでしたし、載ったのも初めてだったので、びっくりです。
ついで言うと、新聞のこのページを開いた時に一番目に飛び込む位置(左上)に載っていました。
今度は全国版にも掲載
その後、先ほど書いた「わたしのブログでわたしを知ってくださった夫婦別姓の活動をされている方」から連絡が再びありました。
今度は、朝日新聞の全国版でも夫婦別姓の特集をするという話が。
で、その方がわたしのことを記者の方に紹介してくださり、電話でインタビューを受けるという話になりました。
その内容を元に書かれたのがこちらの記事でした。
あ、すみません。小さいですね(笑)。こんなふうに書かれています。
香川県丸亀市のプロブロガー矢野洋介さん(39)は、戸籍上は妻の姓だが、普段は旧姓を使っている。小学生と幼稚園児の子ども3人は妻の姓を名乗り、自身は子どものPTA名簿にも旧姓の「矢野」で載せている。
世界には結婚しても名字を変えなくてもいい国がたくさんある。そう子どもたちには伝えている。子どもたちは自然に受け入れ、親子の関係は変わらないという。矢野さん自身、小さい頃から母方の祖母も一緒の家で暮らしていた。「名字の違う祖母も私にとっては同じ大切な家族でした。名字が違うことと、家族の結びつきとは関係ありません」
夫婦の姓、別じゃ変? ジャーナルM - MOM’S STAND(エムスタ):朝日新聞デジタルより引用しました。
朝日新聞(2015年4月9日: 全国版)の夫婦別姓の特集に記者の方が書いた文章の中でわたしのことが一例として取り上げられました。
希少価値と発信
別に新聞に載ることが絶対的に素晴らしいとは思っていないですが、嬉しいものは嬉しいですね。
なんとなく新聞なんて「自分の人生に関係のない媒体」と思っていましたから。
今回のような話になった理由をまとめると……
- 希少価値
- 発信
- 検索順位
わたしがやっていることに希少価値があったことがまずあげられます。
でも夫婦別姓を実行している方はほかにも実はいっぱいいるんです、実は。
でもブログで顔出しで発信しているって人がほとんどいないんです。
今の時代、情報を得るためにはGoogle検索(※Yahoo!検索もGoogleを使っています)は必須で、知ってもらうにはブログをはじめ、WEBで発信することが有効ということです。
わたしが「本気でブログを書いている人」で、検索順位が高かったことで知っていただけたというわけですね。
友達ブロガーの しゅうまい(@shumai)さんも以前ブログが元で取材を受けたって言っていましたし、発信をすれば何かにつながるって本当なんだなーと体験を通して実感しました。
参考: フジテレビの取材で相貌失認(失顔症)の検査を受けました | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++
さて、今回はわたしのことが新聞に載ったことのログを残したいと思って書きました。
こんなことがまたあるのか分かりません。
それを目的にもしていませんが、自分の考えていることを発信するのは好きなので、今後もガンガン出していこうと思っています。
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