こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
海外旅行が好きな方なら「できるだけ安く行きたい」と思いますよね。はい、わたしもです。
そして、飛行機のチケットだけでもお金がかかるので、滞在費はできるだけ安くしたいという希望もあります。
そんな人にオススメなのがAirbnb(エアビーアンドビー)というWEBサービス。
今回は、Airbnbって何?というお話から、Airbnbのメリット、デメリットについて実際の体験を元に詳しく紹介しますね。
Airbnbってなに?
「Airbnb(エアビーアンドビー)」は、旅行先での宿泊先を見つけるWEBサービスです。
「Airbnb」は「B&B」を探せるサービス
略して「エアビ」って呼ばれることが多いですが、この名前にはちゃんと意味があるんですよ。
「Air」は「空気」という意味だと思いますが、「bnb(ビー・アンド・ビー)」は何なんでしょうね?
「bnb」は「B&B」の略
これは「B&B(ビー・アンド・ビー)」のことで、「bed and breakfast(ベッドと朝食)」の略です。
「B&B」で、宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できる宿泊施設という解釈で問題ないです。
朝食は出ないところがほとんどですけどね!
つまり、「Airbnb」というのは、「B&B」をネットで簡単に検索できるWEBサービスですね。
部屋・家が余っている人が提供している
上で「宿泊施設」という表現をしましたが、Airbnbはホテルや旅館などではありません。
いわゆる民泊(一般の民家に宿泊)です。
一般の人で余っている部屋や家自体を、宿泊施設としてAirbnbに登録するんです。
つまり、Airbnbは家を宿泊施設として提供したい人と、安く泊るところを探したい人をマッチさせる宿泊施設のマッチングサイトとも言えます。
AirBnbで泊まれるのはどんなところ?
では具体的に、AirBnbで泊まれるのはどんなところでしょうか?
わたしの体験では3つのパターンがあります。
- 1部屋を借りてキッチンなどは共有
- 1部屋のみを借りて共有スペース無し
- 一棟まるまる借りる
1部屋を借りてキッチンなどは共有
まず一番多いと思われる「オーナーの家の中の1部屋を借りるパターン」です。
わたしがカナダで借りた部屋の場合、オーナー+そのお子さん+オーナーの親がいっしょに住んでいました。
2階に4部屋もある大きな一戸建ての家で、今は使っていない2階の4部屋をAirbnbで借りれるようになっているみたいでした。
お部屋にはバスルーム(トイレ+お風呂)と洗面所もありました。
でも1階のキッチンとランドリーも使えるんです。
ただ、こちらはオーナーやほかの宿泊客との共有スペースなので、少し気を使います。
冷蔵庫もスペースを貸してくれていました。
1部屋のみを借りて共有スペース無し
そして、1部屋のみを借りる場合でも、入れるのはその部屋だけで共有スペース無しというパターンもあります。
この場合、かなり安く借りられますよ。
この部屋はカナダで借りたお部屋ですが、日本のワンルームのようですね。
この部屋の場合、オーナーとは直接会っていません。
カギを隠している場所をメールで教えてくれ、そこに取りに行き、勝手に入ります。
ベッド、冷蔵庫(冷凍庫はナシ)、テーブル&イス、エアコン、電気ケトル、電子レンジまでありました。
奥にはバスルーム(シャワーとトイレ)、洗面所もあって、なかなか良かったです。
バスルームには、バスタオル、ハンドタオル、シャンプー、ソープ、替えのトイレットペーパーもありました。
まさにこの空間だけを借りるので、洗濯機やキッチンなどはありませんよ。
一棟まるまる借りる
もう1つのパターンとして、家1棟をまるまる借りれる場合。こちらは同居人は誰もいません。
こちらは、わたしが実際にニュージーランドで泊まった家です。
Airbnbのサイト上で、この家を借りる手続きをしたあと、「住所」と「カギのある金庫の暗証番号」をメッセージで送ってくれました。
上の写真でいっしょに写っているのはノマド的節約術の松本さん。
キッチンも自由に使えます。
あと、家の中の説明をするために一度だけオーナーが来てくれたっけ。
家の中にはバスルームとリビング、2つの部屋(それぞれベッドが2つずつ)ありました。
台所には料理を作る食器、調理器具もバッチリでしたよ♪
海外宿泊でAirbnbをおすすめする理由
では、そんなAirbnbですが、海外で宿泊するときにはぜひともオススメします。
よくAirbnbを使っているわたしが、Airbnbをオススメする理由(つまりメリット)を紹介しますね。
Airbnbの料金は安い
まず、何と言ってもAirbnbの料金は安いということ。
たとえば、わたしが以前カナダで泊まったところなんて、1泊3,000円程度でした。
もちろん安いところほど部屋も広くないですが、1人で旅行に行くレベルだったら十分すぎます。
ふつうのカナダのホテルだったら、安くても1泊10,000円はしますからね!!
もちろん、Airbnbでも高いところもいっぱいあります。
上の画像を見ても、5,000円で泊まれるところもあれば28,000円で泊まれるところも出ていますね。
たいていの場合、豪華だったり、一軒家がまるごと借りれたりするところは高いです。あたりまえか。
地図上に値段が表示され探しやすい
Airbnbで気に入っているのは、何と言ってもわかりやすい表示です。
とくに、宿泊先を探すときの地図が良いんですよ。
たとえば、バンクーバーのダウンタウンの近くで宿泊先を探していたとき。
上のように表示されるんですね。
料金が見えて分かりやすいでしょ?
たいていの場合、選ぶ基準は料金と内容のバランスですから、料金は超重要な指標です。
で、この地図を上に動かすと!
移動した地図上にもスムーズに料金が反映されます! 超快適です。
前の宿泊者がいろいろと置いている
全部のAirbnbの宿泊所ではないかもしれませんが、わたしが泊まったところはすべて、前の宿泊者が残していった物がありました。
つまり、買ったけど旅行中に使えきれなくてそのまま置いていった……という物たちですね。
たとえば、パンに塗るジャムとか、調味料とか、シリアルとか。
まぁ、あんまり期待していくとアレですが、現地の物を見られて面白いですよ。
歯ブラシなどムダなものがない
個人的に、ホテルに泊まるときにムダだと思うのが、歯ブラシなどのアメニティグッズ。
サービスといえばサービスでしょうが、これも料金に上乗せされていますからね。
こういうものは、自分で持ち運べばいいだけなので、宿泊施設には必要ないですよね。
そういうムダなところにお金が使われないのもAirbnbのメリットと言えます。
Tポイントが貯まる
さらに、Airbnbでお支払いするときにTカードに連携できます。
回りくどい言い方をしてしまいましたが、Airbnbを使えばTポイントが貯まるんですよ!!
Tポイントって、地味に貯まっていてうれしいですよね。
長期滞在割引がある
すべての宿泊所ではないかもしれませんが、長期滞在割引があります。
わたしが泊まったところは「1週間割引」がありました。
10%って超大きいですよ! ただ、これは宿泊料金のみから割り引かれます。
清掃料金やサービス料というものにはかからないのでご注意です。
Airbnbの微妙な点
今度はAirbnbの微妙な点(つまりデメリット)を紹介しますね。
オーナーが同居だと気を使う
まずは、オーナーが同じ建物の中に同居している宿泊施設もあること。
まぁ、気を使うんですよ。
たとえば、2階の部屋を借りて、1階にオーナーが住んでいたとします。
子ども3人もいたら、そりゃあうるさいわけですよ。ふつうの一軒家には防音対策もありませんからね。
あと、台所がオーナーやほかの宿泊者と共同のところも気を使います。
ただし、逆を言うと「ほかの旅行者や現地の人との交流の機会がある」と、ポジティブにも捉えられますよね。
カナダに行ってても、ホテルだったら英語でほとんど話をする機会がないでしょうから!
ルールがある
そして、ルールがあること。
以前宿泊したところにはこんな張り紙が廊下にありました。
内容を見てみると……
- 静かに
- 部屋での飲食禁止
- タバコ禁止
- チェックインは14:00から、チェックアウトは12:00まで
え……、ぜんぜん当たり前のことしか書いてなかった(笑)。むしろ、たいしたことない。
というか、ルールがあるのはホテルなども同じですから、これはAirbnbに限ったことじゃないですね。
宿泊先によって状況が全く違う
そして、同じAirbnbで探した宿泊先といえども、場所によって状況が全く違うという点。
まぁ、ホテルでも同じでしょうが、民泊なので、その差も大きいでしょう。
ただし、レビュー(評価)がAirbnbのサイト上にちゃんとあるので、評価の良いところを選べば、まずハズレることはないと思いますよ。
「Amazon」や「食べログ」のように「★」の数で評価が5段階で表示されています。
トイレが部屋になかったり、洗濯機もなかったり、ほんとうにバラバラなので、注意が必要ですよ。
このへんの設備をチェックしましょうね。
- 無料Wi-Fiはあるか?
- エアコンはあるか?
- 洗濯機・乾燥機を借りれるか?
- トイレ・お風呂はお部屋にあるか?
- タオルの貸し出しをしているか?
- 駐車場はあるか?
シャンプーや石鹸などは多くの場合、バスルームがあれば付いていると思いますよ。
やりとりが日本語でできない
海外でAirbnbを使って宿泊する場合、現地の言葉、もしくは英語でのやりとりが必要になります。
もちろん、宿泊先のオーナーが日本語を話せる場合は別ですが。
……というのも、借りるときに何度かメッセージでのやりとりが必要な場合がほとんどだからです。
これも「現地の人とコミュニケーションが取れる」とポジティブにも受け取れますが、手間といえば手間ですね。
ちなみに、どこの空港も無料Wi-Fiが使えるので、それでメッセージを送ればいいですよ。
さて、今回は海外旅行ではAirbnb(エアビ)を使って宿泊するのがオススメというお話でした。
最後に、カナダ、ニュージーランドでの状況で書いておきたいことをまとめます。
- どこでも完全禁煙(法律で決まっている)
- どこでもWi-Fiが使える
- ゆるいので融通が効く
- 夏でもエアコンは不要
最後のゆるいので融通が効くというのは、たとえば、4人までしか泊まれないところでも5人で泊まれました。
少し料金を足しましたが。これは完全にその宿泊先によりますよ。
というわけで、旅を楽しみたい方にはAirbnbはオススメです!