こんにちは! フィギュアスケート大好きなヨス(@yossense)です。
ソチ五輪の団体戦で見たユリア・リプニツカヤ選手の演技、正直なところ鳥肌モノでした。
凄すぎです。私の大好きな男子スケーターのプルシェンコ選手の後に出場したのですが、ぶっちゃけプルシェンコ選手の演技を忘れてしまうレベルのスゴイ演技でした。大げさじゃなく!
ということで、今回はユリア・リプニツカヤ選手について書いてみたいと思います。
選ばれし者?! リプニツカヤ選手
リプニツカヤ選手を初めて見たときの衝撃は忘れられません。
ただただ「えっ……?」て思いました。だってその身体能力が、私の思う人間の限界を超えてますもの。
リプニツカヤ選手はこんな人です。2014年2月10日現在で15歳です!! わお!
15歳って言うと、浅田真央選手にとっては因縁の年齢ですよね。
確かトリノ五輪に出場できなかった理由が、わずかに規定の15歳に満たなかったからでしたからね。
それがリプニツカヤ選手はちょうどいいタイミング、超ピチピチの15歳で出場で、しかもそれが自国開催って、もう選ばれし者?って思ってしまいますよ。
柔軟性と言えば……
柔軟性と聞いて私が一番に思い浮かべたのはサーシャ・コーエン選手。彼女の柔軟性を見たときに私はあり得ないほどの衝撃を受けました。当時は、これ以上の柔軟性のある選手はいないとさえ思っていたのです。
そして、最近で言うとキャロライン・ジャン選手のパールスピンも絶句しました。
パールスピンというのは、レイバックスピンの状態のままビールマンスピンに持っていく技です。
でもそれを更に超えたのがこのユリア・リプニツカヤ選手。
うん。これ以上の柔軟性は人間としてあり得ないと思います。特に何がすごいって股関節の可動領域が異常なんです。
この画像はたぶんスパイラルだと思うのですが、これと同じようなポジションでスピンするんですよ。ビールマンスピンは「U字型」って感じなんですが、このキャンドルスピンは「I字型」なんです。そう。両足がまっすぐにまさにろうそくのように。ちなみにこの名称は本人が名づけたそうです。
他にも、ドーナツ・スピンからそのままビールマン・スピンへ移るとか、ステップしている中でさりげなく、このキャンドルスピン並に足を上げるとか、至る所で柔軟性を発揮しています。これを見て思いました。柔軟性があれば、すべての要素で役に立つんだなと。
例えばジャンプを見ていてもなんか違うんですよ。足が。いえ。うまく言えませんが、その差は柔らかいからだと思うんです。
ちなみに団体戦では、演技の後半に5つのジャンプを入れてきていました。演技の後半に入れると得点が1.1倍になるからお得なんですが、よっぽど自信がないと入れません。だって演技の後半って、バテてきますからジャンプなんて入れても成功率が下がりますからねー。それをすべて見事に決めていました。まじでスゴイ!
さて、今回の団体戦では特に調子が良かったこともあって、リプニツカヤ選手がすっごく目立ちました。真央ちゃんヤバイかも……って本気であせっています。
実際のところいい演技が見られれば誰が優勝してもいいんだ!って私は中立っぽい感じで口では言いますが、やっぱりずっと応援している真央ちゃんに金メダルをとってほしいんですよねー。
女子シングルまであと10日ほどあります。その間にトリプルアクセルに磨きをかけるだけでなく、ほかの技もちゃんと上手くできるように、技の認定とか回転不足が取られないようにしてほしいです!
でもリプニツカヤ選手にも、今回のような素晴らしい演技ももう一度やってほしいですね~!!
そして日本の男子フィギュア期待の星こと羽生結弦選手。めっちゃ応援しています。
フィギュアのジャンプについてはこちらの記事が参考になります。