会議で禁止の「独り言発言」を価値のある発言に変える方法

こんにちは! 中間管理職をやってたこともあるブロガーのヨス(プロフィールはこちら)です。

会社勤めをしている人は、会議に出まくっている人も多いでしょう。

月曜はこの部署のミーティング、火曜は全体会議、木曜は……と言った感じで、ポジションが高くなると「会議が通常業務」という環境の場合も……。

会社以外に、自治体、こども会、PTAなどいろいろなものがありますよね。

そんな会議のなかで必要のない発言が「ぼそっと独り言発言」です。

今回は、会議での「独り言発言」を価値のある発言に変える方法を紹介します。

会議で「状況を言っているだけの発言」は禁止

会議に何度も出席していると、あることに気づくことがあります。

それは「なんとまぁ、無駄な発話が多いんだ!」ということです。

ヨス

関係のない世間話から始まり、その会議での到着点からかけ離れた話とか……。

わたしが個人的に気になる発話の1つが「状況を言っているだけの発言」です。

例えば、こんな発言です。

社員

お店の入り口にある看板の耐久性に問題がある気がするんですよね……

社員

最近、なんとなく女性のお客様が多いんですよね

社員

サイドメニューのバナーのクリック率が微妙な気がするんですよね……

一見まともな発言に見えるんですが、わたしはそういう発言を会議で聞くとこう思ってしまいます。

驚くヨス

だからどうしたんやー!!

とにかく、こういった発言は曖昧なんですよ。フワっとしていて、どんな反応をしたらいいのやら。

そうですねー。漫画の効果音をつけるとしたら「ボソッ」です。

会議なのに「独り言」なんですよね…。

「独り言」を価値のある発言に変える方法

これらの独り言ですが、実は重要な改善のヒントが隠れています。

独り言で終わらすのはもったいないこともあるハズです。

能力のある人が同じ会議にいれば、その発言の重要度に気づいてくれるでしょう。

でも、そうじゃない場合、その「ダイヤの原石発言」は一瞬で流れていってしまいます。

というわけで、こういう「ぼそっ話」の質を一歩高めてみる方法を考えてみました。

「問題提起」にする

まずはその「独り言」に会話相手を作りましょう。

そのための方法として問題提起として発言するのです。その方法はこちらになります。

  • 具体的な理由を付け加える
  • 語尾を質問形式に変える

こちらが例になります。

看板の耐久性に問題があると思います。これによって、お客様がケガをする可能性が出てくると思うのですが、いかがでしょうか?

提案にする

問題提起からさらに踏み込んで「提案」という内容に進化させます。

そのためにはまずは会議の前に自分で問題点を考えて、その解決策を考えておくことが必須条件となります。

まぁ、そもそも会議の前に何も考えずに出席するなんてダメダメすぎですが。

看板の耐久性に問題があると思うのですが、これによって、お客様が怪我をする可能性があります。

この件に関して私は、新しい看板に取り替えたほうがいいと思います。いかがでしょうか?

依頼にする

こちらは地位によっては実行しにくいかもしれませんが、独り言を「依頼」にまで高める方法です。

会議を引っ張っていく立場の人向けですね。

重要なのは、この2点をすぐに決定することでしょう。

  • 実行する人(誰が)
  • 期限(いつまでに)

「依頼」にまで発展させることができると、この案件の実行確率は限りなく100%に近づくでしょう。

看板の耐久性に問題があると思うのですが、これによって、お客様が怪我をする可能性があります。

この件に関して私は、新しい看板に取り替えたほうがいいと思います。

外装管理部の犬山さん、18日までに看板屋さんに見積もりを取っていただけますか?

今回は「会議」についてのお話でした。

わたしの会議に対する考え方を激変させたのがこちらの書籍です。

会社で働いている人は必読だと思います。出席者全員がこの思考を共有できたら、間違いなく会議の質が向上すると思うので。