こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はiPadでイラストを描くときに絶対に持っておいてほしい手袋についてです。
ええ、文字の入力間違いじゃないですよ。手袋です!
iPadの上に手のひらを置けない問題を解決するために日本指グローブを紹介しますね。
目次
iPadなどでイラストを描くときの問題
iPadのようなタブレット端末でイラストを描くときに問題になることがあります。
それはiPadの上に手のひらを置いて描けないこと。
「描けない」というのは大げさに言っていますが、タッチパネルという特性のため、手のひらを置いて描くとある問題が生じるんです。
どういうことかと言うと、タッチパネルが手のひらをペン先(もしくは指先)としてカウントするという意味です。
こういうことですね。
- 指先(もしくはペン先) …… 一本目の指
- 手のひら …… もう一本目の指として認識される
なので勝手にピンチイン(ズーム)になったり、変な線が手のひらで描けてしまったり……。
「パームリジェクション機能」について
そこでiPadには「パームリジェクション機能」がついています。
どんな機能かというと、手のひらを「タッチパネルに触っている」と認識しなくする機能です。
これで解決やん!と言いたいところですが、完璧じゃないんですねー。
iPad Proだとかなり性能が良いのですが誤作動することも割とあるんです。
さらに言うと、わたしが使っているProcreateというアプリ内にはさらに強力な「パームリジェクション」も設定できます。
でもこれを使うと逆に「二本指タップ(1つ前に戻るジェスチャー)」が効かないこともあるのでわたしはやっていません。
そこでオススメしてるのが手袋です!
ペンタブ用の二本指手袋
わたしはペンタブ用の「二本指グローブ」を購入して使っています。
ほら、上の写真のような小指と薬指だけの手袋です。
この手袋をはめていれば、指でタップはできるし、手のひらを置いてもタッチパネルは「手のひら」と認識しなくなります。
ただ、この手袋ですが実はタッチパネルには対応してません。本来はペンタブレット(パソコンにつなげて使う商品)用ですからね。
なのですが、最近のiPadやiPad Proの場合、元々のパームリジェクション機能が優秀でして、この手袋でも十分役目を果たしてくれます。
残念なことに、今のところタッチパネル対応のこの手袋は販売されておりません。
iPadの方は市販の手袋を切り落として使おう
iPad Proじゃない普通のiPadの方は、電気を通さない手袋を買ってきてこんな感じで指部分を切り落とすといいですね!
この「電気を通さない」というのが重要です。実はタッチパネルは人間の身体から出る電気に反応しているんですよ。知ってました?
ご自分で買われる場合は、お店にiPadを持ち込んで電気を通さない(タッチパネルが反応しない)かどうかチェックしてくださいね!
摩擦が減って描きやすく
さらに、この手袋でタッチパネルとの間に生じる摩擦も減らしてくれ、かなり描くのが快適になりますよ!
手が汗ばんでいるときでも、手が油ギッシュな方でもこの手袋があれば画面が汚れません!
ちなみにこの手袋は左利きでも右利きも使用できます。
古いiPadでは効果がないかも?
さっきも書きましたが、今回紹介している手袋はタッチパネルに対応していないため、古いiPadだと効果が低くなります(たぶん)。
わたしが持っているiPad Proの場合は元々手の平に反応しにくいため、この手袋でもじゅうぶん役目を果たしています。
もちろん普通のiPadでもこの手袋をはめてた方が多少は反応しなくなりますが。
というわけで今回は、iPadでイラストを本気で書くときには特別な手袋がいいというお話でした。
わたしは長らく自分で作った手袋を使っていましたが、やっぱり既製品の方がいいですね。
特に滑りがよくて描き心地が倍ぐらい良くなりました!
値段もたいしたことないのでオススメです!この手袋の「タッチパネル対応版」が出てくれればなぁ……とは思いますが。
メーカーさん、電気を一切通さないやつをお願いします。
ちなみに、手の小さい人の場合は下記のサイズを選べるエレコム製がオススメです。