こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はカナダのウィスラー(Whistler)で夜に行われる「Vallea Lumina」に行ってきました。
簡単に言うと、散歩しながら光の芸術を楽しむものですが、想像以上の美しさでした。
最初に書いておきますが、写真や動画ではその美しさが十分伝わりきれません……。まさに体験しないとわからない美しさでした。
目次
ウィスラーの「Vallea Lumina」
ウィスラーにある「Vallea Lumina」という……んー、イベントって言ったらいいのかな?
でも、その日だけ行われるのではなく、夏の期間は毎日やっているので、「アトラクション」でいいんですかね? アミューズメント?
まぁ、簡単に言うと、夜の森の中を歩きながらライトアップ……というか、光の芸術を楽しむような感じ。
言葉で説明するとモヤっとしか言えないですが、この公式動画を見たら「なるほど!」と思うハズ。
これ、むっちゃすごくないですか?
現物はだんぜん、感動度が違うのですが。
10月中旬までの夏期間しかやっていませんので、ぜひ行ってほしいですね。
チケットは下記の公式ページで購入できます。
購入したあとは、ウィスラーの「Whistler Village(ウィスラー・ビレッジ)」の事務所に行って、バス乗り場の場所と、バスの来る時間を聞いてください。
こちらが事務所の場所です。
バスに乗って「Vallea Lumina」へ
では、事務所で教えてもらったバス停に行きます。
わたしが行ったのは8:20ぐらいでした。
バス乗り場にはこちらのような看板が置かれています。
わたしは時間より5分前に行きましたが、バスが来たのは15分遅れでした。
でも、このバスには乗れず(すでにいっぱい乗っていた)、次の次のバスにやっと乗れました。
1台目のあとは、すぐに次のバスが来たので、「乗り遅れたらヤバイ」ということはなさそうです。時間にルーズなのにがんばって行ったのに(笑)。
ちなみにバス乗り場ではチケットは見せません。たぶん、誰でも乗れると思う(笑)。
「Vallea Lumina」に到着
10〜15分ほどで、「Vallea Lumina」に到着しました。
森の前の広場って感じです。
こんな「CAMP」と書かれた入り口がありますよ!
ここで、簡単な説明を受けて中に入っていきます。
ここでもチケットを見せたりしません(もっと奥にある本当の入り口で見せることになります)。
では、この「CAMP」の門をくぐって歩いていきましょう。
21:00も近づいてきて、けっこう暗くなってきました(8月の中旬)。
BASE CAMP(ベースキャンプ)
まずは森の中に探索に行く前の「BASE CAMP(ベースキャンプ)」から始まります。
このイベントにはストーリーがあります。
レオナルドというおじいさんと、グロリアという女の子が森の中に入って行った軌跡をたどっていくというものです。
あんまりストーリーは考えなくて大丈夫ですよ(笑)。
とりあえず、我々は「森の中を探索するレンジャー」という設定です。
この広場(ベースキャンプ)にはお土産ショップや、カフェがあります。
あとで書きますが、マシュマロを売っていて、焼きマシュマロができるのが素敵です。
この広場の奥には「RANGER」と書かれた入り口があります。
ここでは、チケットの確認を受けてから中に入れるようになります。
森の中に突入
中に入ると、こんな張り紙が木にありました。
こんな感じの光る文字も看板にあります。
夜なので全般的に暗く、足元などにはこんな感じのランプが置いてあり、迷うことはありません。
しばらく歩くと、「VALLEA LUMINA」と書かれた門がありました。
このロゴマークがかわいいんですよね。センスが良すぎる。
そして、階段をのぼります!
ちなみに、この「VALLEA LUMINA」全体として、非常に乾燥しています。そのため、砂埃がけっこうすごいです。
ほこりがひどいな!
マスクを用意して行ったほうがいいかも? ただ、ほかの観光客はマスクをしている人はいなかったので目立ちそうですが(笑)。
テントにおじいさんと子どもの影
森の中をしばらく行くと、テントがありました。
テントの中にいるおじいさんと子どもの姿が影で見えます。
これを見たうちの子が……
これ、本当にはおらんのやろ?
……と聞いてきましたが、そのとおりです(笑)。
中に誰かがいるようなリアルな影ですが、これは映像ですね。
2人はテントの中で歌を歌っています。
こちらはテントの中で映像が流れているところ。
ちょっと意味がわかりませんでしたが。
では、またしても階段を登っていきます。
ちょっと歩くと、こんなふうにランプが集まっている物がありました。
向こうの方から青紫の光が見えますね!!
あそこにむかっていきましょう!
RELAY STATION(電波の中継局)
たどりついたのは、「アンテナ」があちこちにある不思議な空間です。
RELAY ATATIONと呼ばれるところだそうです。
で、コンピューターのようなものがいっぱい置いてあるんです。
画面には「Ranger」と書かれていて、「ピーッピッピー」……みたいな信号音が聞こえています。
それに合わせてコンピューターにあるボタンを叩けば、アンテナが光るんです。
よくわからんかったわ。
ただ、ちょっとよくわかりませんでした。
しばらくすると、近くにある小屋がピカピカと光り出しました!
さっき見えよったやつやな!
写真ではピカピカ感が伝わらないですが、けっこうすごかったです。
Forest Guardians(森の守護者)
さらに進んでいくと、こんな看板が。
「There(あそこ)」とか「Wrong(間違い)」とか「Take This Path(こっちの道を行け)」とかごちゃごちゃです。
しばらく、また暗い道を通っていくことになります。
次にたどり着いたのは「Forest Guardians」がいるところ。
木に光が当たって、顔になっています!
なんかしゃべってる!
モゴモゴと動いてしゃべっています。
この木が「森のガーディアン(守護者)」ですね。
なにを言ってるのかよく聞いていませんが。
おじいさんと子どものキャンプファイヤー
木の顔達を抜け、次はキャンプファイヤーをしているおじいさんと子どもがいました。
遠くのほうで、ちょっと見づらかったのですが、超大きなスクリーンに映し出された映像のようです。
ほんものみたい……
ほんとにそこにいるかのようなリアルさでした。
キャンプファイヤーをすぎると、向こう側に「No Entry(立入禁止)」という看板が見えてきました。
しばらく待っていると、看板に光がともり、「No Entry」にバツが入り、「Go Down(下れ)」という文字になりました。
英語のわからないうちの子どもたちには、この演出の意味がわからないので残念です(笑)。
下っていくと、カラフルな光が見えてきます。
青紫と赤の光がすごくきれいですよね。
岩にも光があたって、幻想的な雰囲気に。
そしてついにたどりつきました!
橋には美しすぎて言葉にできないほどの光景
たどりついたのは橋なのですが、なぜみんなが立ち止まっているのかが一瞬でわかりました。
多分この写真だけではすごさが伝わらないと思いますが、森の中の木々に、光がいっぱい当たっています。
パパ、これすごいな!
まるで、木に宿っている蛍のようにも見えます。いろんな色で輝くカラフルな光が、無数にありますよ!
これ、むちゃくちゃスゴイな!
きれいー!
写真だと上手く撮れないですねー。
ということで動画でも録ってみました(というか次女が自主的に録ってくれていた)。
でも動画でも伝えきれない!! 本物はこんなもんじゃないです!
もっと光の数がぜんぜん多いのですが、写真や動画になると減って見えますね。
あと動画の中で流れている音楽も、実際にこの場所でかかっているやつです。この音楽が幻想的ですっごくいい感じ。
こんなクマの足跡のようなものも?
橋を越えて、上を見上げると、こんな光が。
わー、ぜんぜん、きれいに写らない(笑)。
このすごさ伝えたかったのに……。
あまりにもうっとりするほどの光景だったので、一日中ここにいたいレベルでした。
まちがいなく、2018年Vallea Luminaのハイライトの場所です。
これは「体験」しないと伝わらないですね!
流れ星?
さて、ずっと居たい気持ちを抑えながら(というか子どもたちが「はよ行こうー」とうるさかった)、さらに歩いていきます。
すると、木に丸いちょうちんのようなものが。
時間とともに光の色が変わっていきます。
光っている地図もありました。
その横には光るキノコが。独特の世界観を醸し出していますね。違う世界に来たみたいです。
さらに行くと、わたしたちを追いかけてくるように横から光が飛んできました。
その光は流れ星をイメージしているようですね。
さいしょは花火を演出しているのかと思いました。
ここ、印象的やったわ。
木漏れ日のような光
流れ星から少し行くと、「Stardust Salmon」というところです。
きれいに撮れた写真がこれだけだったのですが、本物の小川の中に光るサーモンが泳いでいるような演出でした。
そして、こちらもすごい!
まるで木漏れ日のような光景が見えています。
パパ、ここもすごいな!
本当に、木漏れ日っぽい光をよく表現していますよね。
ただ……
ほこりがすごいな……。
たぶん、光が強いぶん、砂埃がよく見えたんだと思いますが、煙みたいでけっこうひどかったです。
クライマックスの映像
そして、最後のクライマックスです。
おじいさんと、子どもが3回目の登場です。
おじいさんがギターを弾いて、歌っています。
そして、大きな光が!?
めっちゃきれい!!
美しい映像。そして音楽。光の総合芸術ですね……。
本当はもう一度見たかったのですが、子どもたちが疲れてたので、「もう帰ろうっ!」コールで泣く泣く諦めることに。
「山の中」っていうシチュエーションがすごかったな! 幻想的で!
ベースキャンプで焼きマシュマロ
向こう側にある階段を登ると……。
スタート地点のベースキャンプに戻ってきました!
来たとき(21:00)はまだ少し明るかったのに、1時間以上経った今はもう真っ暗です。
お土産屋さんがあるので、見ていると、「焼きマシュマロ」のセットを売っています!
ということで、3ドルぐらいでマシュマロセットを買いました。
焼いたマシュマロを挟むビスケットと熱いマシュマロとくっつけて溶かすチョコレートも付いています。
ということで、ベースキャンプにある火で焼きマシュマロです!
これ、いいアイデアですね―。マシュマロ、売り切れになっていましたよ。
ちなみに、ほかのお客さんがマシュマロを1袋持っていて、それを分けてくれました。
知っていて持ってきたのか、たまたまマシュマロを持っていたのかわかりませんが、ラッキー(笑)。
さて、今回はウィスラーの「Vallea Lumina」を紹介しました。
本当に美しい光を楽しめますが、日没してからスタートというのがネックですね。
小さいお子さんの場合、あらかじめ昼寝などで対策しましょう。
帰る頃には23:00を過ぎてしまうと思うので……。
- 住所
- 4293 Mountain Square #211 Whistler, BC カナダ
- 入園料
- 【大人】$ 29.00
【6〜15歳】$ 24.00
【5歳以下】無料 - 休園日
- 夏〜10月中旬まで
- 電話
- 8558249955
- 備考
- イベントは日没から始まります。Whistler Village(ウィスラー・ビレッジ)からシャトルバスが出ています。そのバスに乗って行きます。バス乗り場や時間については上記の住所にある事務所にて聞いてください。