こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は自分の名刺を初めて「オフセット印刷」で注文しました。で、これまでお願いしていた「オンデマンド印刷」との違いを改めて感じたのでその比較をしてみました。
とか言ってますが、ただ単に名刺が届いてうれしいので記事に書きました!
オフセット印刷って?
オフセット印刷というのは、ふつうのコピー機でやる印刷とは違います。
「版」を作って、それを使って印刷するんですね。昔からの印刷……という認識でいいと思います(厳密には違うんだろうけど)。
「版」を作るため品質は非常にいいのですが、コストがかかるんですね。
なので、5枚だけ印刷が欲しい……というお願いでもオフセットだと「版」を作るため、値段的にはかなり高くなってしまいます。
逆に言うと、一度「版」を作れば、それを使いまわせるため、大量印刷には最適というわけです。
枚数を刷れば刷るほど一枚あたりの値段は安くなります!
というわけで、オフセット印刷で完成したのがこちらの名刺。
うーん。綺麗です!!
オンデマンド印刷ってなに?
オフセット印刷に対して、たぶん15年前ぐらいからよく聞き始めたのが「オンデマンド印刷」です(← そのころ、印刷会社でバイトしていた)。
「オンデマンドって何??」って思いますが、これ、英語の「on demand」から来ているそうです。元が英語に思えないですが。
「on demand」というのは「要望に応じた」とか「注文対応の」という意味です。
つまり、「オンデマンド印刷」というのは印刷技術のことではなく、要求に応じて印刷するという意味です。
オンデマンド印刷機(オンデマンドいんさつき)は、オンデマンド印刷向けの印刷機。 オンデマンドは on demand(要求に応じて)をカタカナ読みにしたもの。印刷技法としてコンピュータのデータをそのまま印刷機に送り込んで直接印刷するデジタル印刷技法と同義で使われる場合が多いが、オンデマンド印刷自体は単に少部数短納期をさす用語で、印刷技法ではない。ただ実際にそれを実行できる印刷機がデジタル技術を駆使したオンデマンド印刷機と呼ばれる印刷機しかないため、デジタル印刷と混同されて使われている。
オンデマンド印刷機 - Wikipediaより引用しました。
でも、今はその要求(少ない枚数を安く早く!……のような)に応えられるのが「デジタル印刷」だけなので、「オンデマンド印刷=デジタル印刷」のような意味で使われているそうですねー。
そして、「デジタル印刷」というのは、つまりはコピーみたいなものです。
コピー機の、大きくて性能の良いやつでコピーしているものという認識で伝わると思います!
つオンデマンド印刷は、少数の印刷をお願いするときにオススメなんですね。
オフセット印刷のように「版」を作るわけではないので、コストが高くならないのが特徴です。
オフセットとオンデマンドでお願いした名刺を比べてみた
では、今までお願いしていた「オンデマンド印刷」の名刺と、今回「オフセット印刷」でお願いした名刺の品質を比べてみます。
パッと見てわかるのが、発色が違いすぎますね。
肌色とオレンジの色の鮮やかさが、上側(オフセット印刷)の方が断然きれいです。
拡大して見るとその画質の差がよくわかります
せっかくなので、拡大写真で比較してみます!
ね? 肌とオレンジの部分が顕著ですが、オンデマンドの方がかなり荒いですよね。
家庭用プリンターの「性能のいいやつ」というのがわかるかと。
上のように、四角みたいに角があるものだとその差がよく伝わりますねー。シャープさが違います。
そして、トドメが小さい文字!
小さい文字になると、ここまで差が出るんですねー。この差はすごい!
右側の「オンデマンド」の方はもはや文字がガタガタです。「ブログ」の「ロ」なんてガクガクですね。
オフセット印刷の品質はケタ違い
もうね、最初からわかってたことですが、実際に目にすると顕著すぎますね。
パッと一瞬見ただけではそんなに差はありません。ただ……渡すのが楽しくなります。こういうの大事ですね。
ちなみにわたしの名刺には個人情報は書いてありません。QRコードがあるのみです(読み込むとプロフィールページに飛ぶよ!)。
まぁ、ぶっちゃけですが、この2つの品質を比べるのも無理があるのは分かっています(笑)。
だって、全く違う方法ですから、オフセットの方が品質が良いのは比較するまでもなく、当たり前です。
でも、個人的にここまで違うのか!と感動しましたので、比較してみました。