こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は人件費についてです。
なにかをするときには必ずあなたの「人件費」がかかっていることをご存じですか?
たとえば、仕事をしているときも、テレビを見ているときも、くだらない飲み会に参加しているときも同じだけあなたの時間にはあなたの人件費がかかっています。
YouTubeでもお話ししているのでこちらもぜひ!
※ 記事は下につづきます。
目次
人件費について常に考える習慣
今回お話ししたいのは、「人件費について常に考える習慣」についてです。
よく買い物に行くときにいろんなお店をはしごする人がいますが、あれってお得に見えてお得じゃないことを知ってますか?
たとえば、こんな2つのお店があるとします。
- 野菜が安いスーパーA
- 肉が安いスーパーB
これだけを見ると、スーパーAで野菜を買ってスーパーBで肉を買えばお得に見えます。
ところが、ここに落とし穴が待っているのです!!
まず、スーパーAとスーパーBの間を移動する際の交通費です。車だったらガソリン代になりますね。
たとえば、時速50kmの車で20分かかったとすれば224円のガソリン代がかかっています。
(距離 16km・ガソリン単価 140円/l・燃費10km/lで計算)
そしてもう1つ!一番忘れてはいけないことはなんだと思いますか?
それが人件費です!
人件費とは?
人件費というのは、人間がなにかをするときにかかるお金です。
ちょっとわかりづらいと思うので、アルバイトを例に出しますね。
たとえば、時給850円でコンビニで働いたとします。
1時間で850円もらえるということは、あなたの1時間には850円の価値があるということを意味するのです。
つまりこういう計算ができます。
1時間 | 850円 |
---|---|
30分 | 425円 |
10分 | 141円 |
1分 | 14円 |
つまり、時給850円で働いている人にとっての1分には14円の価値があるということです。
どうでしょうか?
わたしが言いたいことがなんとなくわかってきたのではないでしょうか?
つまり、スーパーAからスーパーBまでの間に20分かかったとすれば、ガソリン代にプラスでこちらの人権費がかかっています。
かかった人件費
14円×20分
=280円
これだけのお金を使っている計算になりますよね?
いや、お金は使ってないぞ!
……と言われそうですが、厳密にお金を使っていなくても、ここでは「使っている」と考えることが大切です。
さらに人件費に、さきほど紹介した「ガソリン代」も加えるとこちらになります。
280円+224円=504円
なんと、スーパーのはしごをしただけで、504円もかかった計算になります。
504円以上の差が出るほど安くなるのなら、スーパーのはしごをすればいいと思います。
でも「こっちのスーパーは卵が100円安い」とかではしごするのはむしろ損をすると考えるようにしましょう。
もちろん、「運動も兼ねて歩く」という場合はまったく別問題になります。
逆にこれは「運動する時間」と「安いものを買う」という時間を同時にできるようになるため、効率的になるかもしれません。
さらに、歩く間にAmazonのサービスの1つである「Audible(オーディブル)」を使っているとさらに効率的です。
こういうオーディオブックで書籍を耳で読んでいれば、1つの行動なのに3つの行動ができることになり、効率的な時間の使い方になりますから。
ちなみにわたしも愛用しているAudibleはこちらです!
登録すると無料で1冊がもらえる
自分の時間を人件費に置き換えて考えよう!
つまり、今回わたしが言いたいのは、自分の時間を「人件費に置き換えて考えよう」ということです。
もちろん、家族と過ごしたり、友達と過ごす時間はお金に換金できない時間なので、人件費に換算する必要はありませんよ。
なぜなら、お金では測れない価値があるからです。
そう考えると、どうでしょうか?
あんまり好きでもない会社の同僚と「つきあい」として飲みに行って3,000円使ったとしたら?
拘束時間が4時間だとすれば、時給850円で換算で3,400円もの人件費をムダにしている計算になります。
先ほどの、お店に払った3,000円と人件費を足してみると……
3,000円+3,400円
=6,400円
これは痛手ですよね。その4時間があったら、本を読んで知識を得たり、パソコンを使ってスキルを磨いたりいろいろできますよ。
つまり、時間は貴重だということです。
しかも、この人件費の計算ですが、自分の価値が高くなるほど上がります。
たとえば、時給10,000円の人なら、しょうもない飲み会で4時間拘束されたら40,000円ムダにしたことになります。
まぁ、自分の時間の価値を知っている人ほどしょうもない飲み会に行ったり、テレビをぼーっと見たりしないと思いますが。
ちなみに、時給10,000円の人の月給を単純計算してみると、1日8時間20日勤務で月に160万円稼いでいる人ということになりました。
お金で時間を買うという考え方
この考え方を逆にとらえると、「お金で時間を買う」ということも言えます。
たとえば、よくあるのが、「お金がないから安いパソコンしか買えない」という悩みです。
結論から言います。
悪いことは言いません。投資だと思って、少し高いものを買いましょう。
パソコンの値段がピンキリなのは、単純に「スピードの速さの違い」だと思ってくれればOKです。
3万円のパソコンと30万円のパソコンでは目に見えて処理速度が違うはずです。
安いパソコン=性能が悪いパソコンですね。
安いパソコンだと、ネットを見ることすら遅いし、アプリを立ち上げるのでも遅いです。
逆に高いパソコンだと、ネットもサクサク見られるし、アプリもすぐに立ち上がります。
これ、「ちりも積もれば」というやつで、1日のなかで見ると、ものすごい差になります。
しかも、動きの遅いパソコンを使っていると、イライラして作業効率も落ちますよね。
精神状態が不安定だと、生産性が落ちてしまいますし、遅いパソコンは、フリーズしてしまうこともよくあります。
そうなると、再起動してパソコンがノロノロと立ち上がるのを待って、アプリを立ち上げて……とさらにムダな時間が生じます。
いやー、涙が出そうなほどムダすぎます。
パソコンは絶対に「SSD」を買う!
パソコンの話になったので、知っておいてほしいことをお話しします。
性能の悪いパソコン、つまり安いパソコンは「ハードディスク」を使っているということです。
ハードディスク(HDD)のパソコンの中には、CDみたいな円盤が入っていて、それがぐるぐる回っています。
ハードディスクのパソコンはスピードが遅いのが特徴で、それに対して「SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)」のパソコンは、安い機種でも速いです。
SSDのパソコンは、中にハードディスクの円盤が入っていなくて、代わりにメモリーチップが入っています。
円盤が物理的にグルグル回って読み込むのに対して、メモリーチップの場合は、回る必要がないので、速いんですね。
とにかく、パソコンを買うときには、少し値段が上がっても「SSD」のものを買いましょう。
「時間は有限」という意識を常に持つ
速いパソコンを買えば、そのぶん、作業効率が上がり、できることが増えますよね。
家でパソコンのスキルを上げたくてもスピードが遅いと思うように使えません。
家でパソコンを使える時間が3時間あっても、そのうちの30分がパソコンの処理を待っている時間だとすれば、6分の1の時間をムダにしたことになります。
まぁ、30分というのはおおげさに言っていますよ(笑)。
しつこいですが、さっきの時給で換算すれば、30分で425円でしたよね?
これは、極端に言うと1年で15万円以上をムダにする計算になります。
425円/30分 × 365日
=155,125円
ケチって3万円のパソコンを買って15万円捨てるぐらいなら、18万円のパソコンを買いましょう。
わかりやすいようにまとめますね。
パソコンの値段 | ムダにした人件費 | |
---|---|---|
パソコンをケチった場合 | 3万円 | 15万円 |
よいパソコンを買った場合 | 18万円 | 0円 |
どちらも年間で18万円かかっていますが、生産性は大違いでしょう。
人件費のムダは翌年になるとさらにひどくなる(パソコンの劣化により)こともよくありますからね……。
ちなみにわたしのパソコン「MacBook Pro」は45万円ぐらいしました。いや、これは高かったんですけど、その価値はあります。
やっぱりパソコンにとってスピードは命ですから。
お金に換算しなくても、人間の時間は有限なので、できるだけ有用に使って楽しい人生を過ごしましょう。
さて、今回は人件費という考え方について書きました。
自分の時間の中でムダな時間を削って、そのぶん有益なことに投資したほうがいいってことですね。
常に「これをやる時間を考えると、自分の人件費がこれくらいかかるからムダだな」のような判断ができるようになりましょう!
ちなみに、現在オススメのパソコンはこちらになります。