この記事にはチョウの画像がいっぱいあるので、虫が苦手な方はご注意ください。
こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はマレーシアのペナンにあるバタフライファーム「Entopia(エントピア)」に行ってきました。
バタフライファームという名のとおり、本当に蝶だらけでしたよ!
わたしは小学校のころ、昆虫マニアだったので童心に帰って大はしゃぎしてきました!
動画にもしていますので、こちらもご覧ください。
※ 記事は下にも続きます。
「Entopia(エントピア)」の詳細情報
まずは、Entopia(エントピア)の詳細情報をまとめました。
店名 | Entopia(エントピア) |
---|---|
住所 | 830 JALAN TELUK BAHANG, 11050 PENANG, MALAYSIA |
電話 | (604)-8888-111 |
料金 | ※ こちらに記載しています |
営業時間 | 9:00 〜 17:00 |
定休日 | 年中無休(だと思う) |
駐車場 | あり |
クレジットカード | 使用可能 |
喫煙状況 | 施設内は完全禁煙 |
公式サイト | http://www.entopia.com/ |
「Entopia(エントピア)」への行き方(アクセス)・地図
Entopia(エントピア)はペナン島の北西の方にあります。
Teluk Bahang Damというダムのすぐ裏にありますよ。
おすすめのアクセス方法は、タクシー配車アプリ「Grab」を使ってタクシーで行く方法です。
ペナン空港からだいたい70〜80リンギットで行けるはずです。
「Entopia(エントピア)」の混雑状況
Entopia(エントピア)の混雑状況ですが、わたしが行ったのは平日の午前中なのでかなり空いていました。
観光地なので、夏休みなどの長期休暇や週末は混みそうです。
「Entopia(エントピア)」の料金
Entopia(エントピア)の料金はこちらです。
幼児(3歳以下) | OKU IDを提示すれば無料 |
---|---|
子ども(4〜12歳) | 45リンギット |
大人(13〜59歳) | 65リンギット |
シルバー(60歳以上) | 45リンギット |
ファミリー (大人2+子ども2) |
202リンギット |
ファミリー (大人2+子ども3) |
238リンギット |
ファミリー (大人2+子ども4) |
274リンギット |
ファミリー (大人2+子ども5) |
310リンギット |
ファミリー (大人2+子ども6) |
346リンギット |
ちなみに現地の人は安く入れるみたいですよ。
子どもが多いとオトクになるのはいいですね!
「Entopia(エントピア)」の外観・内観
今度はEntopia(エントピア)の建物や雰囲気を紹介しますね。
「Entopia(エントピア)」の外観
Entopia(エントピア)の外観の様子です。
ピーコックブルーのロゴと建物の壁に張り巡らされた植物がきれいですね。
「チョウ」が目玉のはずですが、なぜか大きなカブトムシの模型があります。
ほんとになぜ? どうしてチョウじゃないの??
上の画像だと左手側に向かって歩いていくと、チケット売り場と入り口があります。
「Entopia(エントピア)」の駐車場
Entopia(エントピア)には合計67台まで停められる駐車場があります(大型バスは2台まで)。
駐車するのは無料ですよ。
「Entopia(エントピア)」のチケット売り場
こちらは、Entopia(エントピア)のチケット売り場です。
赤いちょうちんがあるのは、旧正月の前に行ったからです。エントピアの料金はこちらになります。
チケットは手首に付けるタイプですので、それを手首につけ、こちらの入り口に向かいましょう。
「Entopia(エントピア)」の入り口付近の様子
エントピアの入り口の様子はこちら。
わたしは平日の午前中に行ったので、けっこうすいていました。
「Entopia(エントピア)」の中の様子
では、Entopia(エントピア)の中に入りましょう。
マスコットキャラクターがいる
入り口に入り、左手側に行くと、まずマスコットキャラクターが出迎えてくれます。
日本のゆるキャラの影響を受けたっぽいキャラたちですが、カワイイですね。
上を見上げると、天井にはいっぱいのチョウが飛んでいます。
マップもありますよ。
そういえば、入り口でマップのようなものはもらえなかったですね。
まっすぐに見えるのがこちらの洞窟(Mystery Cave:ミステリーケイブ)の入り口です。
まずはここに向かいましょう。
Mystery Cave(ミステリーケイブ)
「Mystery Cave(ミステリーケイブ)」に入ると爬虫類のコーナーがあります。
ここにはカエルやヘビがいました。もちろん違う水槽ですよ(笑)。
「Packman Frog」って書いていました。「ツノガエル」ですね。
こちらは「Wagler's Pit Viper(ヨロイハブ)」だそうです。
こんな感じで、いろんな爬虫類・両生類がいました。ヤモリとか。
画像は明るくしていますが、本当はもっと暗いんです。
そして、こんな生き物も!
「Giant Forest Scorpion(ジャイアント・フォレスト・スコーピオン)」です。
特殊なライトを当てている水槽の中では蛍光色に光っていました。不思議ですね。
あと、大きな暗い水槽があるんですが、その中に何十匹というすごい数のサソリがいました。
ちょっとグロいので写真は控えておきます……。
さらにはこんな大きなクモの顔が。
このクモの顔にある目がクモの水槽になっていて、タランチュラとかが見られますよ。
Tiger Falls(タイガー・フォールス)
この洞窟を出ると、滝のある岩場に出ます。
左手側を見ると……
大きな滝がありました。Tiger Falls(タイガー・フォールス)という名前だそうです。
こんな道を進んでいきます。
上の画像の岩にある黒いものは、植物のポットです。
チョウもいっぱい飛んでいます!!
ですが、この付近にはお花がないので、チョウが止まってくれません。チョウを満喫するのはもう少し後になります。
滝の裏側に行きました。
Home Tree(ホーム・ツリー)
滝の裏側を通って、道を進んでいくと「Home Tree(ホーム・ツリー)」と呼ばれるところに着きます。
こちらはHome Treeまで続く道です。
こんなテレビで見たことのある食虫植物がいっぱいありました!!
これ、ウツボカズラというやつですよね? 初めて見た。
そして、こんな広場に着いたら、じっくりとチョウを堪能しましょう。
もう、いたるところにチョウが飛んでいます。
こんなきれいなチョウ。Neptis Hylas(リュウキュウミスジ)という名前だそうです。
ほかにもこんなタテハチョウの仲間。
めちゃくちゃきれい!!
普通のチョウって、羽の表側のほうがきれいなのですが、このチョウは裏側のほうがきれいでした!(個人的感想)
そして、枯れ葉に似ている羽を持つカレハチョウの仲間。
近くに、パイナップルを輪切りしたものを置いてあって、そこにたくさんのチョウが群がっていました!!
エントピアのチョウは警戒心がないため、こんなに近づいても逃げません(笑)。
上の画像、5センチぐらいの距離ですよ(笑)。警戒心なさすぎだろっ!
チョウがたくさんいるということは、お花もたくさんあります。
ここから上を見てもすごいたくさんのチョウが見られますよ。
Water Monitor Lizard(ミズオオトカゲ)がいる
このHome Treeのすぐ近くにはWater Monitor Lizard(ミズオオトカゲ)がいます。
世界で2番めに大きいトカゲというふうに書いていました。
親子なんですかね? 日向ぼっこをして気持ちよさそうでした。
ちなみに、このミズオオトカゲの近くをマレーシアの国蝶「Trogonoptera Brookiana(アカエリトリバネアゲハ)」が飛んでいました。
ちゃんとした写真に収められなかったので、売店に売っていたマグネットの画像で紹介します。
めちゃくちゃきれいだったので、写真に撮りたかったです!
Dragon Path(ドラゴン・パス)
そして、Home Treeの先にはちょっと洞窟があります。ここに入りましょう。
カラフルなゴミ箱がありますね。
この先には「Dragon Path(ドラゴン・パス)」と呼ばれるところに着きます。
「Path」というのは小道ですね。ここには橋があります。
観光客がここで写真を撮りまくっていて占領されていたので、なかなかこの写真(誰も写っていない写真)が撮れませんでした(笑)。
週末なんかだとさらに人が多そうなので、こんな写真は撮れないかもね。
壁にはこんな大きなトカゲのイラストがあります。
ああ、だからさっき、Water Monitor Lizard(ミズオオトカゲ)がいたんですね。
ここにはたくさんのトカゲやヤモリの水槽があります。
ところが、暑いためか、トカゲたちは隠れてしまっています。
しかも、水槽の表面のプラスチックに太陽光が反射して、中が見えづらいです。
ここにはRice Paper Butterfly(オオゴマダラ)がいましたよ!
ここのチョウは、ホントに警戒心がゼロですね……。
Central Bearded Dragon(フトアゴヒゲトカゲ)もいました。
ちなみに、先に行くには、こんなビニールハウスみたいなところを通って行かなければなりません。
この中には細いクモがいますが、クモの巣を作って離れた所にいるので、苦手な人はさっさと通りましょう。
再び洞窟に
再び洞窟の中を通ります。
エントピアには洞窟が多いですね。
じつはここ、さ先ほどのWater Monitor Lizard(ミズオオトカゲ)の水槽の下を通っています。
そのため、こんなところから顔を出して、ミズオオトカゲを下から見られます。
覗いてみましょう。
ミズオオトカゲがちょうど良い場所にいて、近くで見ることができましたよ。
Aroma Trail(アロマ・トレイル)
そして、お花のいっぱいある「Aroma Trail(アロマ・トレイル)」に続きます。
こんな道を通って行きますよ。
なんか探検に行っているようなワクワク感がありますよね。上にある木とかすごくいい感じ。
アロマトレイルに着きました。
ベンチもあるカーブの道です。すでに座っている人がいますね!
木々を見てみると、普通にトカゲが木にいましたよ。
野生のトカゲ? いや、エントピアは外部の動物は入れないから、放し飼いにしているトカゲということか。
きっとエントピアの中で食物連鎖も起こっているんでしょうね。
こんな植物もありました。
David's Garden(デイビッズ・ガーデン)に続く道
Aroma Trail(アロマ・トレイル)から次の場所は「David's Garden(デイビッズ・ガーデン)」という庭園です。
そこに向かう道の途中がすごいんです。
この下の画像のように、ピンクの花が咲き乱れていました。
ここにはとにかくチョウがいっぱいいます! ちょっと写真を一気にお見せしますね。
お花も、ハイビスカスがありました。
お花の上にはキリギリスのような昆虫もいましたよ。
ほかにもいろんな昆虫がいそうですねー。
このあたりを上から見下ろすとこんな感じです。
こうやって見ると、きれいな小道ですね。
カモがいる
奥のほうにはこんなコーナーが。
何か動物がいるみたいですね。
近づいてみると、カモがいました。
顔の白いカモは「White-Faced Whistling Duck(シロガオリュウキュウガモ)」です。
奥側のはMandarin Duck(オシドリ)だそうです。
「A pair of mandarin ducks is a symbol of perfect marriage and everlasting love(2羽のオシドリは、完璧な結婚と永遠の愛のシンボル)」って書いていました。
こんな青くてきれいなチョウもいました!
David's Garden(デイビッズ・ガーデン)
チョウのエリアの最終地点「David's Garden(デイビッズ・ガーデン)」に着きました。
こんな感じで、「Garden」という名のとおり、緑がいっぱいのすてきな空間です。
奥には緑のトンネルもありますね。
池もあります。
この池にはなんと! 錦鯉ですよ!
コイを見ていると、ここがマレーシアということを忘れてしまいそうです。
緑がいっぱいということは、もちろんチョウもいっぱいです。
こんなきれいなお花もあります。
さらにはお花の「花」の部分だけをエサとして並べているところには、チョウがいっぱい集まっていましたよ。
レストランもあります
このガーデンには「TAPESTREE」というレストランもありました。
ここでは軽食を取れるようです。
レストランの外にもテーブルがありましたよ。
ちなみに、このレストランの近くには授乳室やお祈りする部屋(たぶんイスラム教の?)もありました。
昆虫館「Cocoon(コクーン)」の館内
さて、このエントピアですが、チョウだけではありません。
チョウを見終わったところで、ここから「Cocoon(コクーン)」という昆虫館に続きます。
ここがちょうど中間地点です。
先ほどのDavid's Gardenから「Cocoon」という昆虫館に入ります。
こんな入口になっていますよ。
エスカレーターで上へ
「Cocoon」に入ったら、まず最初はエスカレーターで上に向かいます。
この標識をちゃん見ずに、わたしはまっすぐ行ってしまいました。
この標識の右手側にはこんなエスカレーターがあるので、ここを登りましょう。
チョウの生態系を学べる
ここではチョウの生態系を学べるようになっています。
チョウの模型が当たり一面に貼られていて、なんとも幻想的な雰囲気ですね。
こんなトンネルがあって、次のコーナーへと移動しました。
いろんなイモムシ(チョウの幼虫)がどんな葉っぱを食べるのかとか、そういうことも学べます。
下の画像は、成虫のチョウがどんなものを飲んでいるのかを見られるコーナーです。
このオブジェもすごいですね。
ぜんぶ、作り物のチョウでできています。
こちらはイモムシの大きな模型。
本物の蛹もありました。
というか、金色のサナギですね!!
この金色のサナギはどうやら「オオゴマダラ」のサナギのようです。
これは美しい!
サナギのところにこんな大きな蛾が!
これ、図鑑でみたことがありますよ。「ヨナグニサン」という世界最大の蛾ですね。
エスカレーターを下って右手へ
チョウの生態系を見たあとは、先ほど登ってきたエスカレーターを下ります。
下った後、そのまま右手に行けば正規ルートです。
こんなブラックライトで照らされた道を行きましょう。
壁にはいろいろと文字や絵が描かれていますよ。
しばらく行くと、こんな広い所に出ます。
ここではいろんなコーナーがあって、昆虫もときどきいます。
たとえば、どう見ても葉っぱにしか見えないナナフシ「コノハムシ」とか。
なんかよくわかりませんが、こういうコーナーもありました。
虫の運営するカフェですかね(笑)。
ちなみに、ここの目玉はこちらかもしれません。
そうなんです、蚕から糸を取る作業を体験できるんです。
わたしはやらずに、やっているのを見ていただけですが、結構たいへんそうです。
Underground Mysteries(アンダーグラウンド・ミステリーズ)
そして、最後のコーナーが「Underground Mysteries(アンダーグラウンド・ミステリーズ)」です。
アンダーグラウンド、つまり地下の世界ですね。
見てください。こちらはカブトムシかなにかの幼虫……の大きな模型ですね。
かなり大きいサイズで作っていて、自分がアリなどになったかのような体験ができます。
こちらはミミズ……の模型(笑)。
そして、ドクロマークのある通路がありました。
「勇気があるのなら入ってみてね」と書いていたので、何かと思えば、この通路(膝をついて行く高さ)の先にはゴキブリの水槽があるんです。
ゴキブリとは言っても、日本の家にいる羽のあるやつではなく、森の中に生息する羽がなく動きの遅いやつです。
ちなみに、わたしはゴキブリ駆除の記事を書くほどゴキブリが大嫌いです。
クワガタなどの甲虫も
クワガタなどの甲虫のコーナーも少しですがありました。
こちらはキラキラできれいな甲虫。
クリスマスのベルもいっしょに飾ってありますね。
こちらはヒラタクワガタの仲間です。
ああ、やっぱりクワガタはカッコいいですね!
お土産物屋さんへ出る
さて、クワガタなどのコーナーをすぎると、出口に着きます。
自動改札口みたいになっていて、ここでは、手首の入場券をピッとやることで出られますよ。
ここは出口と同時に、お土産物屋さんの中になっています。
こんな本物のチョウを額縁に入れているお土産もあります。
あ、エントピアのキャラクターを使った折り紙もありますね。アルファベットで「ORIGAMI」って書いています。
こちらは定番のマグネットになっているやつ。
マレーシアの国蝶「Trogonoptera Brookiana(アカエリトリバネアゲハ)」と、「Entopia」の名前も入っているので人気ありそうですね。
さて今回はマレーシアのペナンにある「Entopia(エントピア)」に行ってきました。
前半のチョウのコーナーだけでも見所満点なのですが、後半の昆虫館もボリューム満点で、わたしの場合は出るまでに3時間半ぐらいかかりました。
小さいお子さんの場合は、途中で疲れてしまうかもしれません。
その場合は、昆虫館「Cocoon」には入らずに帰ってもいいと思います。チョウを見られるだけで十分元を取れますので。