こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
現在、わたしはカナダに子連れでホームステイをしています。
けっこうお金がかかりましたが、子どもたちが小学生のうちにどうしてもホームステイを体験させたかったんです。今回はその理由について紹介します。
海外は怖い?
うちの子どもたちに「この夏はカナダに行こうと思ってるんだけど……」と話を初めてしたときに返ってきた答えはこうでした。
いやや! 行きたくない!
その理由はなにかというと「怖い」でした。
うちでは毎朝、TVのニュースをかけているんですけど、海外のニュースと言えばテロとか銃撃とかぶっそうなものばかり。
そういうニュースばかりが流れてくるので、海外=一緒くたに「危ない」というイメージになっていたようです。
世界にはいろんな国があることを伝えて説得し、なんとか楽しみにしてもらえるようになりました(笑)。
世界にはいろんな文化があることを知ってほしい
まず最初に子どもたちに知ってほしいのが、世界にはさまざまな文化があること。
たとえば、あいさつするときに握手をする、家族でハグしたりキスしたり、靴のまま家の中に入ったり……。
海外で生活すると、今まで思っていた「常識」が全部非常識になり、今までの「非常識」が常識になります。
べつにどっちの文化がいいとかダメとかではなく、いろんな文化があるということを知ってほしいんです。
わたしの場合、20歳のときにカナダ人がすっごくフレンドリーなこと(フレンドリーな人が多かったこと)に衝撃を受けました。
知らない人なのに目が会ったときににっこりしてくれる人なんて、日本ではめったにいないでしょう。
知らない人に夕方の散歩ですれ違ったときに挨拶をされることなんて日本にいるときには考えたこともありませんでした。
そういう体験を子どもたちにはいっぱいしてほしい!
日本で今までに見てきたもの、知らずに身につけてきた文化というのは世界にたくさんある文化の中のたった1つにすぎないことを体感してほしいんですね。
人間はみんな同じということ
上で、世界の文化が違うと言いましたが、もう1つ知ってほしいことが人間はみんな同じであることです。
矛盾するように見えますが、国籍や文化が違えど、人間って同じなんです。
言葉が違うので、英語をまともに知らない子どもたちはコミュニケーションで苦戦するでしょう。
でも、言葉がわからなくても分かることも多いということを経験するはずです。
だって、同じ人間だもの。
こちらは、バンクーバー空港で飛行機を待っているうちの子どもたちを撮影したものです。
ええ。ゲームに夢中です(笑)。この画像の背景をよく見てください。
向こう側ではカナダ人の子どもたち(←たぶん)が、一生懸命ゲームをしています。
大人になると「こうしなければならない」という束縛が文化で顕著にあらわれてくるのですが、子どものころってあんまり気にしないため、どこの国の子どもも同じなんですよねー(笑)。
ショッピングモールの床がタイルみたいになっていたら、「線を踏んだらアウトやで!」みたいなのって、すべての子どもがやるでしょう?(笑)
たぶん、全世界の子どもたちが同じようなことをやっているでしょう。
ホームステイは人生を変える
……といろいろ書いていますが、理屈っぽく言わなくても異文化体験って楽しくて、刺激的なんです。
わたしも20歳のときにカナダでホームステイを体験しましたが、人生を変えるほどの刺激がありました。
わたしの場合は、異文化交流が楽しすぎて、日本語教師の免許を取って日本語を外国人に教えていたほどですよ。
更にいうと、英語に興味も持って、英語びよりというブログまで運営しています(←つまり仕事につながっている)。
もちろん、親のお金を使って、保護されまくりの異文化体験ですが、それでも十分すぎるほどのものがあります。
そのときに同じホームステイプログラムに参加した友達は小学生のお子さんといっしょに参加しました。
そのお子さんはホームステイが影響したんだと思いますが、今は海外の大学も卒業しそれは立派な大人になっています。
(まぁ、ホームステイを体験しなくとも立派な方はいくらでもいますが)
とりあえず、うちの子どもたちの人生に大きな影響は与えると思うので、どんな種がまけているのか楽しみですねー。
最後まで書いて思ったけど、「英語」の習得自体は二の次です。
というわけで、子どものうちに海外でホームステイをすることはオススメだよ!というお話でした。
わたしは香川県のシナジー英会話のプログラムに参加しました。香川県の方はぜひオススメ!