お箸の練習を左手でして左利きになるコツは? 矯正箸がトレーニングに最適

自分の右手を手本にする

左手でお箸の練習をするときの1つ目のコツは、自分の右手をお手本にすることです。

次の写真のように、両手でお箸を左右対称にして持ちましょう。

そして右手の持ちかたを見て、まったく同じ動作を左手でもやるようにします。

慣れないうちは、右手では動かさない部分を動かしてしまったり、動かすべき筋肉を使っていなかったりします。

右手での動かし方を観察し、それを左手で真似するのです。

正しい箸の持ち方を意識する

左手でお箸の練習をするときの2つ目のコツは、「正しい箸の持ち方」を意識することです。

なぜなら、正しい持ちかたは一番効率がよく持ちやすいから。

お箸で「三角形」を作ることと、下側の箸は動かさずに固定することを意識すると上達は早いです。

効率のいい持ちかたで練習すれば、変な持ちかたよりもラクに持てるので、上達も早くなりますよ。

この機会に、右手もいっしょに正しい持ちかたにしてしまいましょう。

練習を忘れない「仕組み」を考える

左手でお箸の練習をするときの3つ目のコツは、練習を忘れない「仕組み」を考えることです。

「左手で箸を持つトレーニングをするぞ！」と決心しても、ほとんどの人が練習することを忘れてしまうという現実があります。

左手で箸の練習をするのはそこまで難しくないのに、忘れてしまうから上達しないわけです。

たとえば、お箸入れにこちらのような「張り紙」をするのも1つの方法ですね。

「左手で食べる！」と書いたポストイットですね（笑）。

たったこれだけで、食べる前に「あ！　左手で練習するんだった！」と思い出せます。

いっしょにご飯を食べる人（友人、家族、恋人）に「左手で食べるのを忘れていたら教えて！」と言っておくのも効果的ですよ。

「矯正箸」を使って練習する

左手でお箸の練習をするときの4つ目のコツは、矯正箸を使って練習することです。

矯正箸というのは、こちらの写真のようなお箸。

本来なら右利きの人が右手で箸をきれいに持つため、もしくは左利きの人が左手で箸をきれいに持つために使います。

こちらはうちの末っ子が4歳のときに買った矯正箸です。

子どもが箸を持つ練習をするために購入しました。……というか、これが本来の使いかた（笑）。

それを活用して、あえて利き手ではないほうの矯正箸を使って箸を持つ練習をするというわけです。

こちらは大人用（左利き用）の矯正箸です。

子ども用と同じで、指を置くべき場所にリングがついています。

こちらで購入できます！

やることは「エジソンの箸」を持ち、毎日ご飯を食べるだけ！

これだけで、左手でお箸を持つ動作は完全にマスターできます。

わたしは30年前だったのでエジソンのお箸がない時代に自力でマスターしましたが。

エジソンのお箸

まず紹介するオススメの矯正箸は、上でも紹介している「エジソンのお箸」です。

ポイントなのは、指を置くべき場所にリングがついていること。

リングに指を通して箸を持つので、絶対に正しい持ちかたになります（笑）。

「エジソンのお箸」は子ども用の矯正箸として有名ですが、大人用も販売していますよ。

小学生～成人用（手の小さい人向け）

成人用（手の大きい人向け）

イシダ 三点支持箸

次に紹介するオススメの矯正箸はイシダ社の三点支持箸です。

特徴は木製でふつうのお箸に見えること！

さきほどの「エジソンのお箸」は効果的ですが、いかにも矯正箸というデザインなんですよね。

なので、もしふつうのお箸っぽいのがいい場合はこちらをどうぞ。