[出雲大社]正しい参拝方法をまとめました!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

前々から行きたかった島根県にある出雲大社に行ってきました。本当にすてきなところで1日で500枚ほど写真を撮ってきました。

ということで、今回は出雲大社の正しい参拝方法についてまとめました。

出雲大社の正しい参拝の仕方

では出雲大社の正しい参拝の仕方の紹介です。

簡単な流れとしては、出雲大社にある4つの鳥居を全部くぐりつつ、合間にある参拝ポイントを逃さなければオッケーです!

「第一鳥居」に一礼して端っこをくぐる

まずは4つある鳥居のうちの「第一鳥居」をくぐりましょう。石(厳密には「鉄筋コンクリート」)で出来た非常に大きな鳥居です。

実はこの宇迦橋の大鳥居ですが、電車で行くと華麗にスルーしてしまうんですよね……。それは悲しいのでバスで行くのをオススメします!

石の大鳥居がみえます
石の大鳥居がみえます!

バスで行って「吉兆(きっちょう)館前」で降りる!

バスで行った場合も、降りるバス停を間違えるとスルーしてしまいます。

降りるバス停は「吉兆館前」ですよー!

間違えるとわたしみたいにムダに歩くはめになりますのでお気をつけください。

なお、鳥居は神様に一礼して端っこの方を歩いてくぐりましょう。真ん中は神様の通る道だそうです。

個人的にはそのさらに前にある重要文化財「旧JR大社駅」で降りて、ちょっと見学して歩いていくのがオススメです!


「第二鳥居」に一礼して端っこをくぐる

第一鳥居からひたすらまっすぐに行くと、第二鳥居「勢溜の正面鳥居」があります。

木製の美しい鳥居です。

木製の勢溜の正面鳥居
木製の勢溜の正面鳥居

駅伝でもおなじみの場所ですよね。

ここでも一礼してから鳥居の端っこを歩いてくぐりましょう。

祓社を参拝

第一の鳥居を抜けたあとすぐにあるのが祓社
(
はらえのやしろ
)

です。下り参道に入ってすぐ右手側にあります。

祓社で心身を清めてから出雲大社へ
祓社で心身を清めてから出雲大社へ

人が多いときはこの写真のように列が出来ているので「ん?なんだろ??」と気づけます。もし人が少ないときはスルーしないようにお気をつけを!!

ここでは二拝四拍手一拝です。

  1. 2回おじぎをする
  2. 4回手を叩く
  3. 1回おじぎをする

……という手順です。4回手を叩くのが出雲大社の一番の特徴ですね!

「第三鳥居」に一礼して参道を通る

そして4つある鳥居のうちの3つめ「松の参道の鳥居」です。

この鳥居は鉄製ですね。

第三の鉄製の鳥居「松の参道の鳥居」

元々はくぐっていたのですが、今は松の保護のため、中をくぐることは禁止されています。

両側にある参道を通リます。一礼をお忘れなく。

手水舎で手と口を清める

お次は第四鳥居が目的なのですが、その前に手水舎で手と口を清めましょう

出雲大社の手水舎
出雲大社の手水舎

第四鳥居の真ん前にあるので問題なくわかるかと!

身の清め方

身の清め方は特別なことは書いてありませんでした。

ほかの神社と同じようなやり方でオッケーです。

  1. 手水鉢の前に心静かに立つ
  2. 右手で柄杓(ひしゃく)
    を持ち、清水をくむ
  3. くんだ清水を左手にかける
  4. 左手に柄杓を持ち替え、清水をくむ
  5. くんだ清水を右手にかける
  6. 右手に柄杓を持ち直し、清水をくむ
  7. 左手の手のひらを器にして水を入れる
  8. 手のひらの清水を口に含んですすぐ
  9. 柄杓を立てて、その柄に水を流す
  10. 柄杓を元の位置に戻す
手水舎の横にこんな簡易的な「手水舎」が!
手水舎の横にこんな簡易的な「手水舎」が!

こんな簡易な「手水舎」もあるので、こっちで清めてもオッケー。


第四鳥居に一礼して端っこをくぐる

そしていよいよ第四の鳥居「銅鳥居」をくぐりましょう。一礼をして端っこを。

銅の鳥居と巫女さん
銅の鳥居

ちなみにこの銅鳥居ですが、触ると金運がアップすると言われているそうです。

拝殿を参拝

さて、第四鳥居をくぐると目の前にドーンと見えるのが拝殿です。

この拝殿は、「御仮殿」と呼ばれます。出雲大社の遷宮期間中にはここに「
大国主大神
(
おおくにぬしのおおかみ
)

が祀られていたんだそうです。

まずはここから参拝しましょう! もちろん二拝四拍手一拝です!

出雲大社の拝殿
出雲大社の拝殿

【注意】「あの」しめ縄じゃない!

ここには大きなしめ縄があります。

拝殿のしめ縄

これ、よく勘違いされると思うのですが、「あの」有名な大注連縄(おおしめなわ)ではありません!

わたしも勘違いしていました!

ガイドブックとかでよく見るのは「神楽殿」という建物にあります。この拝殿に向かってもっと左手に歩いていったところにある大きな建物です! こちらが大注連縄です。

神楽殿の大注連縄
神楽殿の大注連縄

ね? 「神楽殿」のものはさらに大きいのがわかるでしょ?

なので間違って「さて、大注連縄も見られたことだし帰ろ帰ろ!」とならないでくださいね!

拝殿の美しい装飾

せっかくなので拝殿の建物自体の美しさも堪能しましょう。

拝殿の建物の美しさを堪能
拝殿の建物の美しさを堪能


八足門(やつあしもん)

そしていよいよ「八足(やつあし)
門です。この門の向こう側に本殿があります。

出雲大社の八足門
出雲大社の八足門

ふだんの日はこの中には入れないそうです。なのでここでお参りすることになります。

二拝四拍手一拝で参拝しましょう。

本殿には特別な日しか中に入れない

正月三が日など特別な日しかこの八足門の中には入れないんだそうですね。

わたしは1月4日に行きましたが入れました。こういう事情を知らずに行きましたがラッキー(笑)。

なので八足門をくぐり、本殿を参拝できました!

八足門の向こうには特別な日にしか入れない
八足門の向こうには特別な日にしか入れない

八足門の向こうは本殿なので、警備も厳しいです。

門の前にある階段に一歩入るとカメラは禁止

階段に一歩足を踏み入れるとカメラは禁止になっています。ここは聖域なので、撮ろうとすれば厳しく注意されます。

ですので、門の階段前から頑張って望遠レンズで撮ってみましたが……。

人が多いし、門があるので全然見えない
人が多いし、門があるので全然見えない

門のスキマから必死に撮るよりも、周りから屋根を撮る方がスマートですね(笑)。

本殿の屋根を周りから撮影
本殿の屋根を周りから撮影

中は目で見ないとダメというのもいいですね。心のシャッターを押してきました

元々 本殿があった場所の柱あと

そういえば、八足門の前の地面にあるピンクの丸いデザインがなにか知っていますか?

八足門前にあるピンクの丸いデザイン
八足門前にあるピンクの丸いデザイン

けっこう知らない人が多いと思いますが、これは太古に神殿があったときの柱跡だそうです!

ここでは、地面にあるピンク色の3つの丸い跡に注目してみてください。出雲大社は、昔高さ48mの場所に神殿が作られていました。その時の柱の痕跡がこちら。大きな神殿が実在していた証なんですよ。

出雲大社は縁結びの最強スポット!参拝に役立つ5つの秘訣 | 島根県 | トラベルjp<たびねす>より引用しました。

信じられないことに高さが48メートルもあったんだそうです! すごい技術で建てられていたんですね。


本殿の「本当の」正面から参拝

わたしは実は、本殿を参拝して「ふぅ、参拝ができてよかった!」と大満足したのですが、実はもう1つ参拝する場所があったんです。

なんだと!?

わたしは知らなかったのでスルーしちゃいましたよ! きぃぃ! 写真も撮ってないし!

出雲大社の本殿の建物は南に向いているのですが、中に祀られている御神座はなんと! 西向きになっているんだそうです。

なので、本殿の西側にある小さな祠で二拝四拍手一拝をすることで、御神座と対面できるということ!!

こ……これは知らなかったよぉ。だから何人かがあそこでお参りしていたのか……。


参考: 出雲大社の正しい参拝方法と作法と所要時間を紹介
参考: 出雲大社の正しい参拝の仕方と方法(参拝の手順・ルール)

【補足】参拝で最も大切なこと

さて、今回の記事を作成するにあたって、本当に正しい参拝方法を知りたいと思いました。

間違った情報を書きたくないので、出雲大社に問い合わせたんですよ。

そしたら、こんな本質的なことを教えていただきました

諸説ありますが、
大神様に失礼にならないよう自分なりに心をこめて丁寧にお参りする事が最も大切だと思います。

ええ。まさにです。

こういう順番とかルールも大事ですが、一番はやっぱり心を込めることですよね。順番やルールばかりにとらわれていたら、スタンプラリーになってしまいます

大注連縄の前で
大注連縄の前で

わたしも最終的に御神座の正面で参拝できませんでしたが、できなかったからダメとかそういうことではないんですね。

……ということで順番とか守ってなくてもまったく問題ないですよー。気持ちがこもっていれば。

さて、今回は前々から行きたかった出雲大社についてでした。


こんぴらさん
伊勢神宮と行ってきたのでいつかは行きたいなーと思ってたんですよね。

わたしはパワーとかわからない人ですが、出雲大社にはきっとエネルギーが満ちあふれているはずです。

縁結びのご利益を求めてぜひ行ってみてくださいね。

住所
島根県出雲市大社町杵築東195
電話
0853533100
お問い合わせ時間
8:30 ~ 17:00
公式ページ
izumooyashiro.or.jp

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