[高知]はたやま憩の家に宿泊!「土佐ジロー(鶏の品種)」の美味さは常識を変える!?

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

今回は高知の山奥にある「はたやま憩の家」に一泊してきました!!

ここがめちゃくちゃステキな場所で、しかもここでしか食べられない「土佐ジロー」のお肉が思い出してもヨダレが……

鶏はトサカまでもうまい!!

え?「この写真はどこの部位だ?」って質問しました? その答えは後ほど……。フッフッフ。

はたやま憩の家とは?

今回宿泊した「はたやま憩の家」は、高知の山奥にあるレストラン&宿泊施設です(要予約)。3部屋あります。

ヨス

宿泊については公式サイトの「はたやま憩の家: 宿泊についてのページ」をご覧ください。

ここの目玉と言えば、何と言っても「土佐ジロー」。ここでしか食べられない土佐ジローという鶏の品種を食べられるお店です。

土佐ジローのお肉

あとで書いていますが、もう
激ウマすぎてやばい!

たどり着くまでの道が楽しい

これは人によって感想が違うかもしれませんが、「はたやま夢楽」にたどり着くまでの道のりが超楽しかったです。

はたやま夢楽への道のり

道中に動画(2倍速)を録ったので、ご覧ください。こっちの方がわかりやすいですね。

ヨス

いやめっちゃ道路せまいやんッ!

というお声も多いかと思います。クレームもあることがあるそうです(←完全にとばっちりですね……)。

だってそれもそのはず……

こんな超山奥にありますからねー。この画像の上の方にある赤い印の場所にあります。

そんなものだから景色がやばいくらい綺麗なんですよ! こんな綺麗な川がずっと続いています

吊橋もいい感じ!

この写真から想像できると思いますが、揺れるのでご注意を(笑)。

木々を抜け……

美しい滝を抜け……

大きな滝

けっこう滝は大小合わせるといろんなところで見られるんですよー。

こちらは「じょうでんの滝」。

大小たくさんの滝がある

美しい!

滝の上段に、昔、大蛇が住んでいたという伝説のある釜があるそうです。

こういう看板が見えてきたら、その看板に沿っていきましょう! もうすぐです。

はたやま夢楽

はたやま憩の家の外観

はたやま憩の家に到着しました。

ヨス

山の景色が美しすぎて何度も立ち止まって写真を撮っていたので何時間かかっただろう(笑)。

見てください。このバックにある広大な山。

はたやま憩の家

「バックにある広大な山」って書きましたが、正面も山なんですけどね(笑)。

はたやま憩の家の正面にある山

そう。山と山に囲まれた土地なんです。

「はたやま憩の家」は谷間にあるよ!

ヨス

こうやって航空写真で見るとやばいですね(笑)。すごいところまで来てしまった!

お店の前には超美しい昆虫の「ハンミョウ」がいました。ハンミョウが見られるなんて!……ともはや入る前からテンション激高です。

店の前にはハンミョウも!

建物の隣には印象的な一本の樹があります。

ということでお店に入ります。

はたやま憩の家の入り口

看板には「日帰り入浴はありません」と。

そら日帰り入浴とかできませんよ。真っ暗になったら危険すぎるレベルの山奥ですから(笑)。

「はたやま憩の家」の内観

お店の中はアットホームな雰囲気満載の古い旅館という感じです。

「はたやま憩の家」の内観

壁にはたくさんの芸能人が来たという写真が!!

芸能人もたくさん来ている

芸能人にくわしくないので名前がわかりませんが、こんなTVを見ないわたしでも顔を見たことがあるレベルの方ばかり!

はたやま憩の家の入り口をみたところ

宿泊するところは一度外に出て「渡り廊下」を越えたところです。

渡り廊下

喫煙所はここになっています。室内は完全禁煙です。

「はたやま憩の家」のお部屋

わたしは「藤の間」というお部屋でした。

お部屋は「藤の間」

お部屋はこんな感じ。

きれいな「はたやま憩の家」のお部屋

綺麗です。すごく居心地がよかったですよー。

スリッパはお部屋の入り口のところで脱ぐ仕様。

スリッパは脱ぐ

お部屋にはこんなスペースも。

お部屋にはこんなスペースも。洗面台もあります

写真に撮り忘れましたが、お部屋には洗面台もあります

もちろんエアコンも完備です。

お部屋のライト

宿泊できるのは3家族だけなので、お風呂は順番に家族ごとに貸し切りにしてくれました。ふだんは女湯、男湯にわけているそうです。

貸し切りのお風呂

お風呂も綺麗です。風呂に浮かんでいるのは浮き輪。

これがまた、うちの子達のテンションをマックスにしてくれました。完全にプール状態(笑)。

ちなみにシャンプーなどもいろいろありました。

お待ちかね! 土佐ジローを食べるよ!

というわけで、今回楽しみにしていた「土佐ジロー」の時間です。

はたやま憩の家の箸置きが可愛い

箸置きが鶏デザインで可愛いですね。

そうそう。ちょっとさかのぼりますが、はたやま憩の家に着く前に「土佐ジローの鶏舎」に寄って写真を撮らせてもらいました。

土佐ジローの鶏舎

鶏舎の中には「土佐ジロー」というニワトリたちがいっぱい。

土佐ジロー

この土佐ジローの雄鶏がこちら。

土佐ジローの雄鶏

この雄鶏のお肉を最高においしく食べれるのが「はたやま憩の家」だけなんですね。テンション上がってきますねー。

まずはタタキから……。

土佐ジローのタタキ

うほほー!!

土佐ジローのタタキが感動的

しょっぱなから美味しすぎる!! うちの娘が「おいしい!」と大興奮していました。小学生も絶賛して違いがわかるレベルです。

違うのはひと味どころの騒ぎじゃない! これが土佐ジローだ

そして、来ましたよー。肉肉肉!!

土佐ジローの肉ですよ!!

土佐ジローのお肉

こんなに鶏肉の色って豊富なのか!?と衝撃を受けました。

なんというか生肉を見て……

ヨス

美しい……

……と思う自分がいることに気づきました。

そして、この下の写真の真ん中の白っぽいのは何だと思いますか?

なんと白子まで

これ、白子だそうです。精巣ですね。

そして衝撃を受けてください……。

土佐ジローのトサカ

土佐ジローのトサカですよ! トサカって食べられるんです!

冒頭でクイズっぽく紹介した写真の答えは「トサカ」だったんですねー。

室内でバーベキュー! しかも……

そして、またしても衝撃です。

ここで食べるときには目の前で七輪で土佐ジローを焼いてくれます。

小松靖一さん自らが焼いてくれる!

なんと! 店主の小松靖一さんが直に焼いてくれました。

焼き方が超大事

なんで、わざわざ焼いてくれるのかというと、土佐ジローを最大限に楽しむには「焼き方」が超重要だからです。

わたしのような素人が焼いてしまうと焼きすぎて焦げたり、煙が出たりと大変なことになります。

それよりも美味しい「食べどき」がわからないので素材の味を殺してしまいます

ちなみに小松靖一さんは土佐ジローの雄鶏をおいしく食べられるようにしたパイオニアです。そのすごさはこのエピソードが存分に語ってくれることでしょう。

なんと! あの超有名グルメ漫画『美味しんぼ』に小松さんが登場しているんですよ!!

小松さんが『美味しんぼ』に出ている!
ヨス

まじか!! 漫画に出演された方に初めて会った!! しかも超有名漫画!!

ではその鶏肉のお味を……

土佐ジローを焼いたもの

なんじゃこりゃー!
超美味しい!!

なにもつけなくても、鶏肉自体に旨味があるんですよ。いや、ほんとにこれなんなの!? 鶏肉の地味ってこんなに美味しいの!?

そして「安芸虎 入河内」というお酒。

安芸虎 入河内

これは日本酒でも最高レベルです。いえ、そんなに知らないんですけど、今まで飲んだもののどれよりも美味しいのはわかりました。

鶏肉はそのまま食べて美味しいのですが、こんなものも出してくれます。

柚子胡椒

自家製の柚子胡椒です。これが激美味い! そのまま柚子胡椒と「安芸虎 入河内」だけでもいけそう(笑)。

あと、柚子の絞り汁もあって、いろんな味を楽しめるのもわたし的にうれしかったです!

鶏はトサカまでもうまい!!

それにしても、トサカがこんなに美味しいなんて……。

常識を覆す「土佐ジローの鍋」

七輪焼きは最高に美味しかったのですが、わたしの中の常識が覆されたのが鍋です。

土佐ジローの鍋

わたし、鶏肉の鍋って嫌いだったんですね。だって鶏のにおいがくさいもの。ところがね、この鍋、そのくさみが全くゼロなんです!

信じられない!! 靖一さんに「なぜ!?」と聞きましたが、土が原因だろうということです。

靖一さんは鶏を飼う土にまでこだわっているんですね。

土佐ジロー

靖一さんは、もう信じられないほどのこだわりで、エサ、鶏の飼う場所、土、鶏の健康状態、体つきなど……その情熱には感服しました。

これが「土佐ジローと言えばこの方」と呼ばれる方なんだな……と納得!

この辺はじっくりと実際に足を運んでから直接お話を伺った方がおもしろいです。超アツい話を聞きに行ってください。

最後の「親子丼」が最強すぎた!

鍋まで出てきてお腹いっぱいになりつつあったので、このあとに「親子丼」が出てきたときは、正直……

ヨス

え?! このタイミングで?! 食べられるかなぁ……

……と思いました。

土佐ジローの親子丼

ところが、ペロリです!!

食べることとはこんなに快楽なのか?!と自分の口を疑うほどの美味しさです。お腹いっぱいだったはずなのに、身体が受け付けるんです。

身体がこの親子丼を求めるんですよ!!

あーだこーだと書いていますが、簡単にいうと「超うまい!!」の一言です。

ここまで美味しい親子丼なので、この一杯を食べるだけのためにこの山奥に来る価値があるレベル

翌朝の朝食もシンプルだけど絶品

そして、翌朝の朝食。こんなシンプルな内容です。

はたやま憩の家の朝食

まず、中心にあるのは卵かけごはん用の卵。もちろん土佐ジローの卵です。

土佐ジローの卵

ふつうにスーパーで売っているサイズでいうと小さめですね。卵かけごはんにします。

はたやま憩の家の卵かけごはん

うちの娘が卵アレルギー(生卵だけムリ)なのを伝えると、目玉焼きにしてくれました! これはうれしい。

そして「アメゴ」の開き。

アメゴの開き

これ、驚くことに、頭から丸ごと食べられます。骨も柔らかく、余裕で食べられる! しかも美味しい!!

美味しくて、ついついご飯をお代わりしてしまいました。朝からお腹いっぱいやでー!

というわけで、最後に小松ご夫妻+お子さん2人といっしょに!

小松ご夫妻といっしょに

今回は高知のプロブロガーイケダハヤトさんと、ブロガーというかもはや作家・芸能人のはあちゅうさんとご一緒でした。

ブロガーの中でもトップ中のトップのお二人といっしょに過ごせるなんて、エキサイティングすぎる!

ただ、夜空が綺麗と聞いていたのですが、話に夢中で外に行くのを忘れてました。これは次来たときのお楽しみですね。新月の夜空が暗いからすごいらしいですよー。

さて、今回のプチ旅行ですが、行くまでの道中から存分に楽しめました。

空気も美味しいし、景色もきれいだし、料理もおいしいし、最高の体験ができます。

田舎在住のわたしでも感動するので、都会の方だとその感動はすさまじいんじゃないかなと思います。

ただ、完全に予約制なので公式ページから予約してから行ってくださいね!

宿泊予約

ランチ予約

       

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