こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はクリスマスソング特集として私が好きな「クリスマスに聴きたい曲」を5曲選びました。もちろん、ほぼ洋楽女性ボーカルしか聴かない私が選んでいますから偏っていますよー(笑)! でもその分新鮮かも?
目次
クリスマスにオススメしたい洋楽女性ボーカル5選
クリスマスに聴きたくなる曲って、個人的にはやっぱりクリスマス的な雰囲気の曲ですね。以前「クリスマスに聴きたい洋楽アルバム」って記事を書きましたが、今回は「曲」です。
洋楽女性ボーカルしか聴かない私が厳選した5曲ですのでちょいマニアックですが、いい曲ばかりですので要チェック!
Jaci Velasquez『It Came Upon A Midnight Clear』
メキシコ系アメリカ人シンガーのJaci Velasquez(ジャシー・ベラスケス)の『It Came Upon A Midnight Clear(天なる神には)』です。
この曲って、伝統的なクリスマスキャロル(讃美歌21)なんですが、このアレンジがリズムカルでめっちゃ好きです。軽やかに演奏されるピアノの音がクリスマスを盛り上げてくれますよね。原曲を知っていたらびっくりするぐらアップテンポですが、じゃんじゃかうるさすぎないし、私好みのアレンジです。
Jaci Velasquesの音楽はカテゴリとしてはCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)に分類されます。日本ではあまり馴染みのないジャンルですが。
コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(「現代的キリスト教音楽」の意味、CCMまたは、inspirational musicとも言われる。)はキリスト教信仰に関係した事柄に歌詞に重点を置いたポピュラー音楽の分野である。
コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック - Wikipediaより引用しました。
私の感覚では歌詞にキリスト教的なものが出てくるぐらいで普通のポップ・ミュージックと同じです。歌詞が分からなければ気づかないし。
Jewel『Hark! The Herald Angels Sing』
私の最も敬愛するアラスカ出身のシンガーJewel(ジュエル)です。この『Hark! The Herald Angels Sing(天には栄え)』という曲は、1999年に出た3rdアルバムとなる『Joy: A Holiday Collection(ジョイ: ア・ホリデー・コレクション)』というクリスマス・アルバムに入っています。
私は声を聴くだけでゾクゾクっとしてしまうほどJewelの声に惚れています。ゾクゾクしすぎて、涙が出るほどw。
この曲が入っているアルバムは「クリスマスに聞きたい洋楽アルバム」という記事でも猛プッシュしているぐらい全曲が大好きです。で、このアルバムにはオリジナルの曲も入っていますがどうしてもこの賛美歌には敵わないんですね。むちゃくちゃいい。
この曲自体は有名な伝統的なクリスマスキャロル(賛美歌98番)ですので、聞いたことがある方も多いと思います。この曲も大人しめではありますが、原曲と比べるとかなりポップになっていますよね。
特に好きな部分は、途中から盛り上がり始めて、さらにギターが加わってもっと盛り上がるところ。コーラスが入るとぐっとクリスマス・ソングらしさが増しますねー。ほんといい曲です。
KT Tunstall『Mele Kalikimaka』
KT Tunstall(ケイティ・タンストール)の『Mele Kalikimaka (メレカリキマカ: Christmas In Hawaii)』です。『Have Yourself a Very KT Christmas』というアルバムに入っています。
このタイトルは有名なクリスマス・ソング『Have Yourself A Merry Little Christmas(ハブ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス)』をもじっています。
ハワイアンミュージックだけど、ちゃんとクリスマスな雰囲気になっているのがいいですね。最初から入っているマリンバの音がいい味出しています(KTのオリジナル曲ではないです)。
KT Tunstallは私と同世代で、しかも遅咲きだったこともあって、すっごく応援しています。音楽も90年代シンガーソングライターを2000年代にそのまま再現したような人で私のストライクゾーンのど真ん中です。めっちゃカッコイイ。
この曲のタイトル「メレカリキマカ」ですが、ハワイ語で「メリークリスマス」の意味だそうです。英語の「Merry Christmas」がハワイ語で言いやすい発音に変化したものですね。カタカナ英語の「メリークリスマス」と同じです。
Hawaiian does not have the /r/ or /s/ of English
Mele Kalikimaka - Wikipedia, the free encyclopediaより引用しました。
Wikipediaで見たのですが、ハワイ語には「 R 」と「 S 」の音がないんですね。だから、「Merry」が「Mele」という風に「 R 」から「 L 」への置き換えがなされています。すべての「 L 」の発音を「 R 」に置き換える日本語とは逆ですね。面白い! ……いかんいかん、このペースで書くと音声学の話に飛んで、マニアックな話が止まらなくなってしまうので(……ウズウズ)、この辺にしておきます。
Basia『Angels Blush』
ポーランド出身のシンガーBasia(バーシア)の『Angels Blush(天使たちのクリスマス)』です。これ、1996年の曲なんですね。もうそんなに経つのか!
バーシア独特の浮遊感のあるメロディーラインがいいですねー。この曲は上で今まで紹介したようなクリスマスキャロルではなくオリジナルナンバーです。
この曲で効果的に使われている鈴の音ってワクワクしますよね。普通のポップミュージックではほぼ使われないですし、……てか鈴を鳴らされるとどんな曲もクリスマスになってしまうから使われないのかな(笑)。
バーシアの曲はサンバのリズムの曲が多く、15年前からよく聴いていました。その当時はサンバのリズムが自分の最高の好みだってことを知りませんでしたが。
バーシアはMatt Bianco(マット・ビアンコ)に在籍していた時の曲『Half A Minute(30秒の奇跡)』を聴いて好きならきっとハマると思います。私のように。
Stina Nordenstam『Soon After Christmas』
最後はStina Nordenstam(スティーナ・ノルデンスタム)の『Soon After Christmas(スーン・アフター・クリスマス)』です。今までに紹介した曲とはかなり違いますね。楽しいクリスマスとはかけ離れた雰囲気のスティーナのオリジナル曲です(笑)。
スティーナはスウェーデンのシンガーソングライターで、独特なのはそのロリータ・ヴォイス。かわいい声やわ。
私の好物のピアノだけの弾き語りです。6分を超える長い曲なんですが、雪の降っている物語が目に浮かびませんか?
この人は、ほぼ全ての曲のプロディースを自分で行っている人で、スウェーデンのビョークって言われてたとか。ロリータヴォイス+セルフプロデュースだからビョークと重ねたくなるのもわかりますけど、全然違いますよw。
この人の一番有名な曲は『ロミオ+ジュリエット』のサウンドトラックに収録されている『Little Star(リトル・スター)』だと思います。こちらもアコースティックでオシャレな名曲です。
いやー、『ロミオ+ジュリエット』のサントラはヤバかったですよー。あのDes'reeの名曲『Kissing You』とThe Cardigansを世界的に有名にした『Lovefool』が入っていましたから。
今だったら、この曲だけダウンロードとかすると思うんですが、当時は2曲も好きな曲が入っていたら「アルバム買い」でしたよw。それにしても、映画の方のクレア・デインズ激可愛かったなぁ……。
※ やはり日本のiTunesでは買えませんでした。ったくよー。
メジャーなあの曲も紹介
私が選ぶとこんな感じでマニアックになりますが、もしかすると期待されているかもしれないあの曲も紹介しておきます。
Mariah Carey『All I Want For Christmas Is You』
Mariah Carey(マライア・キャリー)の『All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)』 です。
もはや説明不要で、もう「邦楽」って呼んでよいぐらい、日本のクリスマスシーンに染み渡っている曲ですよね。
「洋楽」で「女性」で「クリスマス」っていうと、この曲がまず思い浮かぶのではないでしょうか? ってかこの曲しか浮かばないかも(笑)。
なんでこの曲が日本で大・大ヒットしたかと言うとドラマの影響です。『29歳のクリスマス』というドラマの主題歌で使われていたんですね。
洋楽シングルとしてはオリコンチャート史上2例目、ダニエル・ブーンの『ビューティフル・サンデー』以来、19年ぶりにミリオンセラーを達成した (1995/1/16付け達成)。ソニー発表で130万枚を売り上げている。
恋人たちのクリスマス - Wikipediaより引用しました。
まじか! 日本だけで130万枚を売り上げたんですね。今でいうとありえないです。こんなに売れたものだから、マライアのベストアルバム『One's(ワンズ)』にも日本版ボーナストラックで入っています。
日本で最も売れた洋楽アルバムとなったマライアのファースト・ベストアルバムであるザ・ワンズに日本版ボーナストラックとして収録されている。 クリスマスの季節になると毎年のようにチャートの上位に戻ってきており、クリスマス・ソングの定番のひとつとしても世界中で親しまれている。
恋人たちのクリスマス - Wikipediaより引用しました。
個人的には、この邦題の「恋人たちのクリスマス」ってタイトルが嫌いです。だって「All I Want For Christmas Is You」ですよ。「クリスマスにほしいのはあなただけ!」っていう強い気持ちが客観的な「恋人」っていう表現で死にきっていますよ。
そんなことはさておき、この曲は名曲には変わりないです。プロモーションビデオでは若いころの可愛らしいマライアが堪能できます。
さて、たぶんマニアックな選曲になっていると思いますが、いかがでしたか?
個人的にはやっぱりJewelのアルバムをゴリ押ししています。
こちらのクリスマスにオススメ洋楽アルバムの記事もどうぞ!
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