こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
わたしは、若いころからよく友達に相談されていました。
そのなかでも多い相談が「仕事辞めたいと思っているんだけど……」という内容です。
はたして「仕事を辞めたい」という相談をされたときにどういうふうに返事をしたらいいのでしょうか?
目次
わたしが「仕事を辞めたい」という相談をよく受ける理由
20代のころに友人から受けた相談で一番多かった内容が「今の仕事を辞めたい」です。
まぁ、半分は愚痴かな?
よく考えると、アルバイトのわたしに正社員やっている友達が相談にくるんですよ(笑)。どういうことや……。
でも、わたしは友人がなぜわたしに相談してくるのかを知っています。
それはわたしが否定をしないから。
わたしと友人とのやりとりは次のような感じですね。
仕事辞めたいんや……。
うん。
辞めたほうがいいと思う!
「仕事を辞めたいと思っている」……と言われると必ず「そっか。それやったら仕事辞めたらええと思うで」と言っていました。
だれも「一般論」を求めていない
そうです。
わたしに相談してくる時点で、友人は皆「一般論」を求めていなかったのです。
でも、なかには「本当は辞める気もなく、『辞めるな』と止めてほしい人」もいますよね?
いや、早まるなよ! 家族がいるだろう? もう少しがんばれよ!
……のように。
でも、そんな返事を求めている人はわたしには相談に来ません。
きっとべつの友達に相談しているはず。
だれしもが「どうすればいいか?」なんてなんとなくわかっているのです。
つまり、「辞めたらいいよ」という最後のひと押しがほしいだけ。
「仕事辞めれば?」というアドバイスは無責任?
「仕事を辞めたらいい」とアドバイスするわたしに対して、次のように思う人もいるかもしれません。
軽々しく辞めたらいいだなんて無責任だ!
でも、それは間違っています。
「仕事を辞めればいい」が無責任なら「仕事を辞めるな! もう少しがんばれ!」と言うのも無責任だからです。
その相手が「辞めたい」と思うのには深い理由があるかもしれないのです。
もし、そのまま続けていると体調を壊したり、精神的にまいってしまうかもしれませんよね?
そんな相手に「あと1年はがんばれよ!」だなんて無責任にもほどがあります。
ちなみに、「男ならがんばれ!」が自殺する男性を量産しているという現状もあります。
仕事ごときを辞めても死なない
そもそも、日本人は「仕事を辞めること」に対して大げさに考えすぎなのです。
仕事を辞めることが「死」に直結しているわけではありませんよね?
その気になれば、日本にはいくらでも仕事があります。アルバイトだって無数にあります(選ばなければ)。
もし、やりたい仕事に必要なスキルが自分に足りない場合は?
「スキルがないので1か月は無報酬で働かせてくれ!」とお願いするのはどうでしょうか?
よほど無能でない限り雇ってくれるはず。
その1か月で能力を磨ければ、引き続き雇ってもらえるかもしれません。
ほかの会社に行くときに「アピールできるスキル」を身につけられるかもしれない。
仕事を見つける手段なんて、頭をひねればいくらでもあります。
本気で辞める気がない相手の場合は?
でもなかには「本気で仕事を辞める気がない人」もいるかもしれません。
そんな人に「仕事を辞めたい」と言っても大丈夫なのでしょうか?
大丈夫です! たぶん、こんなふうに思うだけですよ。
(わお! なんだコイツ、愚痴りたいだけだったのに「辞めたらいい」って言われたよw)
たぶんこういう人だったら、次からはほかの友人に相談するようになるでしょう。
ほかにも、次のように思う人もいるかもしれません。
(え!? 止められると思ってたのに「辞めたらいい」って言われた?! どうしよう……。
こういう人の場合は、もう少し人生について考えるきっかけになるかもしれません。
人生は自分で切り開かなければならないので、真剣に「今の仕事を続けるべきか?」を考えるのは大切ですから。
ということで、もし「仕事を辞めたい」と相談されたときは、堂々と「辞めたらいいと思う!」と助言してあげてください。
本記事では「仕事を辞めたい」という相談を受けたときにどう助言すればいいかについてまとめました。
実際に仕事を辞めて「新しい仕事を見つけた人たち」は、以前より「自分に合った仕事」を見つけていることが多いです(わたしの周りでは)。
繰り返しになりますが「仕事を辞めること」に対して大げさに考えるのはやめましょう。
来年の今頃も「仕事辞めたいな……」とウジウジ言いたい人にはなにも言いませんが……。
個人的には、そう思う時点で今の仕事は辞めたほうが幸せになると思っています。
上司に言いにくくて会社が辞められないという方は、退職代行サービスもあるので、さっさと辞めましょう!!