こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
以前、うちの子どものお箸の持ち方がめちゃくちゃなことに気づき、箸の持ち方を教えていたときに自分の高校時代のある体験を思い出しました。
実はわたし、高校のときまでひどい持ち方だったんですよ。
今回は、わたしが高校のときに1日で持ち方を直した体験からお箸の持ち方について説明したいと思います!
正しいお箸の持ち方の手順まとめ
この記事は正しいお箸の持ち方についてガッツリと紹介していますが、長くなっています。
最初に簡単に正しいお箸の持ち方をまとめましたので、急いでいる場合はこちらをご覧ください♪
- 「親指と人差し指の間の谷間」でがっしり固定
- 薬指の爪の横(内側)あたりをお箸に当てるようにします
- 薬指と親指でこの箸が動かないように完全固定
- 鉛筆を持つように3本の指で支える
- 2本のお箸で三角形を作る
- 動かすのは上の箸だけ! 下のお箸は微動だにしない
下ではさらに詳しく紹介しているので、そちらもご参考に!
正しいお箸の持ち方とは
冒頭でも書きましたが、わたしは高校のときまで、箸の持ち方がひどかったんです。
恥ずかしながら、この写真のような感じでした。
ええ。ひどいですね。今思うと、こんなのでよく食べられたなと思うほどです。
……あ、どっちでもいいんですけど、上の写真のお箸は、お弁当屋さん「ほっともっと」のお箸です。結構好きで、いつも捨てずに持っています(笑)。
話を戻して……高校のときに友達と一緒にうどん屋に行ったときのこと。
その友達がわたしが箸を持っている姿を見てこう言いました。
うわー! ヨス、箸の持ち方ひどいな!
……と。今思うと、よくぞ言ってくれました。
で、目の前で「こうやったらええんやで」と実演して見せてくれたんですよ。
それを見て今まで持ち方を勘違いしていたことに気付き、
なんと1日で直りました!!
論理的に理解したら、大人にとっての箸の矯正は実は余裕なんです。
その日から箸の持ち方が直って、ご飯がめっちゃ食べやすくなりました。
お箸の持ち方(固定する方の箸)
という訳で、わかりやすいようにイラストをまじえながらお箸の持ち方を説明します。
まずは、1本ずつお箸を持つところから説明しますね!
「親指と人差し指の間の谷間」でがっしり固定
まずは1本目のお箸のおしりの方を、「親指と人差し指の間の谷間」にはさみます。
そして、がっしり固定します。
薬指の爪の横(内側)あたりをお箸に当てるように
そして、お次は薬指の爪の横あたりをお箸に当てるようにします。
上のような爪の付け根あたりですね。この図で見ると内側です。
薬指と親指で箸が動かないように完全固定
「親指と人差し指の間の谷間」と「薬指の爪の横側」で固定します。がっしりと。
ちょうどピースサイン(← これがポイント!)で箸を固定している感じになります。
イメージとしては、薬指はお箸と接しているところに力を入れ、こちら側に向かって押すような感じ。
親指は向こう側に向かって力を入れる感じで、2つの逆向きのパワーで固定する感じです。説明が難しいな(笑)。
このお箸は完全に固定させます。完全というのは微動だにしないほどの強烈な固定です。2本のお箸を持ってもこちらの箸は動かしません。
お箸の持ち方(もう1本のお箸)
お次にもう1本のお箸を追加で持ちましょう。
3本の指で鉛筆を持つように
もう1本のお箸は、鉛筆を持つようにして持ってみてください。
上のイラストではわかりやすくするために、あえて1本の箸しか描いていません。
人差し指と中指、そして親指で持ちますが、ここでのポイントは親指の位置です。
親指はこの絵のように人差し指の第一関節辺りに持ってきましょう! これ、すごく大事です。なぜかというのは後でわかりますよ♪
2本の箸のお尻はくっつけずに三角形を作る
では2本のお箸を持たせたイラストです。これが基本のポジションになります。
ここで重要な点は、2本のお箸で三角形を作ること。つまり2本のお箸のお尻同士はくっつけません。
あと、親指も曲げません(多少曲がってもいいと思うけど)。
箸の持ち方(動かしてみる)
では2本の箸を持って、動かしてみましょう。下のアニメーション画像のようになります。
おわかりでしょうか? 動いているのはほんの一部ですよね!? これが肝心なんです。
「親指の先の方がお箸に当たっているところ」を支点にして人差し指と中指の第二関節あたりがちょいと動くのみです!
そして、さっきも書きましたが、下側のお箸は微動だにしません。
わたしが勘違いしていた点
実は、わたしは高校のときに友達に教えてもらうまで、勘違いしていました。
というのも、母にお箸の持ち方を教わるときに聞いていた説明を勘違いして理解していたんです。
母はいつも、わたしに箸の持ち方を見せながらこう言っていました。
ここを挟むんや!
(↑人差し指と中指で「お箸を」挟むという意味で)
わたしはそれを聞いて、箸と箸の間に「中指を」挟むと間違って解釈していました。
ええ。箸と箸の間に指を挟んだら箸を閉じられません。なのでいつも逆ギレして、「そんなんしたらお箸が閉じれんやん!」と怒っていました(笑)。
でも母には、その勘違いを気づいてもらえず、結局そのまま諦められたんやと思います。
で、高校の時に友達が「人差し指と中指で箸を挟むんやで」と教えてくれたんです! まさに目から鱗(笑)。ずっと勘違いをしていたことに気づいたんですねー。
「矯正箸」で解決します
さて、お箸の持ち方とかわたしの誤解とかいろいろ書きましたが、実は今の時代にはお箸の持ち方を矯正するステキなアイテムがあるんですよ。
エジソンの箸
まずは、子ども向けの矯正箸として有名な「エジソンのお箸」です。
これは「お箸の持ち方矯正お箸(ややこしい日本語やな!)」です。
ベビー用や小学生だけでなく、大人用もちゃんとあります。やっぱり自分の箸の持ち方って気になりますからねぇ。
さらには、右利き用から左利き用までバッチリ揃っていますよー。
こちらは左利き用です。
カッコイイ矯正箸も
エジソンの箸は有用なのですが、ちょっと外では恥ずかしなぁという方(→大人なら全員だよなぁ)はカッコイイ矯正箸もあります。
さて、今回はわたしの箸の持ち方がひどかった時代の話と、それが1日で直ったという体験をお話しました。
ずっと理解できなかった経験を活かして、わたしの言葉でわかりやすく書いたつもりですが、こういうのって言語で説明するのが難しいですねー。
ご自分がお箸の持ち方を直したいとき、お子さんに箸の持ち方を説明するときにもお役に立てば嬉しいです。