こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回はわたしが6年以上もの間、超愛用しているカメラのレンズ「単焦点レンズ」についてです。Canon(キヤノン)の単焦点レンズがマジいいよ!って内容です。
目次
単焦点レンズ(50mm)の特徴
お知らせ
※ 上記の商品はわたしが持っているレンズ「EF50mm F1.8 II」のあとに出た最新モデル「EF50mm F1.8 STM」です。わたしのモデルは古い上に現在は値段も高くなっているのでオススメしません。
わたしのカメラはキヤノンなんですが、大好きなレンズがあります。それが50mmの単焦点レンズ。もう大好きでたまりません。
今回は7年以上愛用しているこのレンズの良さを知ってほしく、このレンズについて紹介します!
50mmだからちょうど見えている大きさ
このCanonの単焦点レンズ「EF50mm F1.8」は50mmのレンズです。
この50mmってなんぞな?!と言うと、ちょうど人間の見えている大きさに見えるんですね(カメラがフルサイズの場合)。
例えばカメラのファインダーを右目でのぞいたとします。で、左目で普通に見ている大きさと、右目でファインダー越しに見ている大きさが同じぐらいってことです。
なので撮りやすいんですね。
両目を開いたまま写真を撮る練習にもなりますよー。
ズームは自分の足で♪
これは「単焦点レンズ」の大きな特徴なのですが、ズームが一切できません。焦点が1つだから「単焦点(英語では『single forcus』)」っていうんですね。
ズームができないってことは、被写体を撮るときに拡大(望遠で近くに寄る)したりできないということです。
じゃあもっと被写体を大きく撮影したいときにどうするかというと、自分が被写体に寄るわけです。なのでこのレンズを使っていると自分があれこれ考えながら動き回るので構図の勉強になって写真が上手くなると言われています。
ちなみに上のトンボの写真ですが、単焦点で撮っています。これ、加工もトリミング(切り取り)も全くしていません!
さっき書きましたが50mmって肉眼で見えるのと同じぐらいです。
つまり、肉眼でトンボがこの大きさで見えるってことはマジか?!っていうぐらいトンボの近くに寄っているってことです。
暗いところでも撮れる
ズームという難しい機能がない分、単焦点レンズには素晴らしい機能が備わっています。
キヤノンの単焦点レンズ「EF50mm F1.8」だとF値を1.8まで開放できます。
つまり、暗い場所でも明るく撮れるのでぶれにくいんですね。
わたしが特に単焦点があってよかったーって思った時はこんなときです。
- 誕生ケーキのろうそくを消すとき
- 盆踊りのとき
- お遊戯会のような室内行事
全部子どもが被写体のシチュエーションですけどね。
ただ、先ほど書いたようにズーム機能はないため、自分がかなり寄らないといけませんよー。
一脚があれば、さらにブレずに撮れるので絶対にオススメです。
めっちゃ背景がボケる
単焦点レンズの特性がかなり開放できるってことでした。ってことは、背景をすごくボケさせることができるってことです。
動画で「F値」を変更するとどのぐらい背景がボケるかをアニメーションで作ってみました。
F20 → F10 → F5.0 → F3.2 → F1.8と少なくなっています。
Canonの単焦点レンズ「EF50mm F1.8」の最大しぼり値「F1.8」だとすっごく背景がボカせるのがわかると思います。
ほーら、F値を小さくするだけでどんな素人でも良い感じの写真が撮れる気がしません!?(笑)
小さいので持ち運びに良い
単焦点レンズ(50mm)ってめっちゃ鼻が低いんですよ。
いえ。鼻っていうのかわからないんですけど、ほら、短いでしょ??
なので持ち運びしやすいんです。わたしはバッグの中にボハッっと入れ込んだり、割と乱暴な持ち運びをしています(笑)。
手頃な価格!
なんかガジェットのことを書いているとわたし、いっつもコレを書いている気がしますが、単焦点レンズって安いんですよ。
特にこのキヤノンの50mmのやつって1万円ちょいなんです。ステキ過ぎじゃないですか?!
ズーム機能って複雑でマシーン的なことを盛り込んでいるため、その分高価になるんですが、その機能を排除したのが単焦点レンズ。
その機能の代わりに撮る人が足で働く分、安いってことです。
2015年9月27日追記: 新しい単焦点レンズ「EF50mm F1.8 STM」が登場!
5月21日にわたしの持っている50mm単焦点レンズの新しいバージョンが25年ぶりに販売されました。
なんと、最短撮影距離は45cmから35cmになるというすごいパワーアップです。
どう違うかというと、わたしの中で一番大きいのがこの記事で紹介したレンズより被写体に10cmも近づけるようになったこと。
この単焦点レンズって、最高に使いやすいんですけど、食べ物の写真を撮るときなんかにちょっと距離を置かないといけなかったんです。
それが45cmの壁です。それが35cmまで寄れるようになったんです。そのパワーアップしたところをまとめると……
- STM(ステッピングモーター)機構搭載され、オートフォーカス時に静かになってピント合わせが早くなった
- ボカせたときの光が丸くなった(今までは五角形だった)
- 被写体とレンズの距離が10cm短くなった
こんな感じだそうです。わたしの持っているものはすでに値段が高くなっていて、性能も劣るので、新単焦点レンズ(EF50mm F1.8 STM)をオススメします(この下のやつ!)。
参考: EF50mm F1.8 STMがついに登場!最強の撒き餌レンズが四半世紀ぶりにリニューアル! | あめたまびより
もっと広角で撮りたい方は「EF-S24mm F2.8 STM」を!
もう少し広角で撮りたい方にはもっと薄い24mmの単焦点レンズがオススメです。
ほら、こんな感じで同じ場所から撮っても断然広く撮影できます!
F1.8までしぼりを開放できる50mm(← わたしの持っているやつ)と違い、F2.8までです。暗いところではF1.8の方が活躍します。
部屋の中で記念撮影をすることが多い場合は断然こちらの方が活躍しますので、用途によってはこちらをご検討ください。
保護フィルターはこちら! お忘れなく。
参考: キヤノンEF-S24mmF2.8STM!ブロガーにオススメの単焦点レンズはこれだ! | へんもぶろぐ
実はこのレンズ、気をつけてほしいことがあります。なんと!
高いところから地面に叩きつけられると、こともあろうに壊れるんですよ!! ガシャン!!って。
……あ、すみません。当たり前ですよね(笑)。一度、単焦点レンズをぶっ壊してしまいました。
まぁ、何が言いたいかというと、1回壊してしまっても、もう一度買い直ししたくなるほど魅力的なレンズってことです。
レンズの保護フィルターもお忘れなく。
こちらは上の「追記」で紹介した新型のタイプです。値段は高くなりますが結構値段も下がっていますし、本気でカメラをやるなら絶対にコッチ。
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私の持っているやつよりさらに被写体に寄れるスゴイやつ。欲しい~!!!
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— ヨス Yosuke Yano (@yossense) November 4, 2015