お知らせ
※今回紹介する商品はメーカーのMadSpace Japanさんからサンプルとしていただきました。
こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
週に2回のゴミ収集の日まで、生ごみのニオイを我慢……という生活をしていませんか?
もちろん、わたしはしていました。
そして「生ごみがクサイのは当たり前」と開き直り、諦めていました。
生ごみ処理機があればかんたんに解決することも知らずに……。
今回はスタイリッシュな生ごみ処理機「NAGUALEP」を紹介します。
実際に1か月間、みっちりと使ったレビューです!
目次
生ごみ処理機「ナグアレップ」とは?
最初に、生ごみ処理機「ナグアレップ」がどういうものかをざっくりと紹介しましょう。
「ナグアレップ」は、次のような機械です。
「生ごみ処理機」と聞いたとき、「あまりオシャレじゃないイメージ」を持っていたので、このスタイリッシュさには驚きました。
処理をするときは、この本体の中に入っている専用のバケツの中に生ごみを溜め込んで……
本体の中に、生ごみの詰まったバケツをセットして……
スイッチを押すと……?!
2〜4時間後にはこのとおり!!
生ごみを、パリッパリに乾燥してくれます。
これが生ごみ処理機「ナグアレップ」です!
「ナグアレップ」で生ごみを乾燥させてどうなるの?
これだけの説明だと、次のように思うかもしれませんね。
いやいや……乾燥してどうすんの??
そこで、ナグアレップで生ごみを乾燥させるとどういう効果があるのかを紹介します。
悪臭がなくなる
まずは、悪臭がなくなります。
生ごみと言えば、クサイ。クサイと言えば、生ごみですよね。
では、なぜ生ごみはクサイのかというと、雑菌が生ごみを栄養として繁殖し、悪臭を放つからです。
生ごみは「食べ物の残りもの」なので栄養が満点。
さらに雑菌が増殖するためには「水分」が必要不可欠ですが、それも生ごみには豊富にあります。
つまり、雑菌を繁殖させないためには乾燥させることが有効なのです。
そして、生ごみ処理機でパリッパリに乾燥し、雑菌が増えなければ悪臭はしなくなります。
ゴミの日まで我慢していた「悪臭」ともおさらばですよ!!
ゴミが軽くなる
先述した「乾燥した生ごみ」ですが、これをゴミ袋に入れることで革命が起きます。
とにかく、
ゴミの量が減るんです!
水分が吹き飛ぶことでゴミの容量が減り、ゴミ袋が明らかに軽くなりますよ。
実際に「生ごみ処理をする前」と「処理をした後」での生ごみの重さを記録したのでご確認ください。
乾燥前 | 乾燥後 | |
---|---|---|
1回目 | 601g | 134g |
2回目 | 204g | 47g |
合計 | 805g | 181g |
この2回分を見ても、重さが4分の1以下になっていることがわかります。
本来は805gだったものが181gになると聞くと、そのすごさがわかるのではないでしょうか?!
栄養満点の「肥料」になる
生ごみ処理機で乾燥した生ごみは、そのまま捨てる以外に使いみちがあります。
それが、植物の肥料です。
実はコレ、ずっと前からやってみたかったんですよね。最高にエコじゃないですか?
ただ、うちの場合はマンション暮らしなのでベランダにプランターが少しある程度……。
すでにどのプランターも肥料だらけなので、処理後の生ごみは実家に持っていっています。
もはや「生ごみをそのまま捨てるのがもったいない」という新しい価値観に変革していることに今気づきました(笑)。
生ごみ処理機「ナグアレップ」の構造
ではこの記事で紹介する主役のマシン「ナグアレップ」の構造を紹介します。
本体はこんなに洗練されたデザインなので、オシャレな部屋でも景観を損なうことなく置けます。
「ナグアレップ」はコンセント式
生ごみ処理機「ナグアレップ」は、コンセント式です。
これを差し込むと電気で動くので電化製品に分類されますね。
コンセントを拡大してみると……
「7A(アンペア)」と書いてあるので、日本で使う場合は700W(ワット)ということになります。
日本のコンセントは2つの穴で1セット。両方で1500ワットまでなので、800ワットの電化製品とならいっしょにコンセントにさせますね(台所のコンセントの場合)。
コンセントだけで使えるということは、設置するための工事などは一切不要という意味ですね!
コンセントを差し込んで、ボタン(1つしかない)を押すだけで使えるという手軽さです。
次の画像のように、フタの持ち手を持って移動もかんたんです。
機械オンチの人でも絶対に悩みません!!
「ナグアレップ」のフタ
ナグアレップの上面は「フタ」になっています。
フタをガチャっと回すと開閉できますよ。
次の画像のように、フタの部分に「カギが閉まっているマーク」と「カギが開いているマーク」が描かれています。
機械が動いているとき、少しでもフタを回すと自動で機械がストップします。
ちなみに、フタが閉まらないときの対処法も後述しています。
ナグアレップの内部
アグアレップのフタを開くと次の画像のようになっています。
内部は円柱状の穴になっていて、バケツが設置されています。
そのバケツを取り出してみましょう。
このバケツの中に生ごみを入れるわけですね!
上の画像のように、バケツの内側にあるラインを越えないぐらいに生ごみを入れましょう。
うちの場合はキッチンにこのバケツを置いて、軽く水気を切った生ごみを直接バケツに入れていっていますよ。
バケツの底には歯車が付いています。
この歯車がなにかというと、バケツの中の装置を動かす役目です。
バケツをナグアレップに設置するときに、バケツの底の歯車と、ナグアレップの内部の歯車が合わさるというわけですね。
ここにバケツを設置すると次のとおり。
バケツの中のプロペラのようなものが動いて、生ごみを潰してくれるわけです。
フタが少しでも開くと停止になるので、本当は上の画像のようには見られませんが。
ちなみに、このプロペラのような部分は「刃」にはなっていません。手に当たっても切れないため、洗うときも安心ですよ。
裏面には「活性炭」
ナグアレップの裏面にはフタがあり、開けると「活性炭フィルター」の容器が2つ入っています。
こちらの「酸素ボンベ」みたいな円柱の物体がそれです。
なんのために活性炭が入っているのかと言うと、脱臭ですね!
この活性炭フィルターは、メーカーによると半年ぐらいで交換することが推奨されているようです。
ちなみに裏面には、滑り止めがあります(自分で差し込む)。
ナグアレップが動いているときの様子
ナグアレップ本体にあるスイッチは、たった1つです。
コンセントを差し込んでいれば、フタをしてスイッチを押すだけで作動されます。
作動しはじめたら、あとは完全オートというのもすばらしいです。
公式ページには次のように書かれています。
さらに、温湿度判定システムを内蔵しており、厳密なデータ計算とシステム判定により、処理容器内の水分状態を分析し、処理に必要な時間を自動計算します。処理完了後は自動停止するため、無駄な電力を一切使用しません。
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動いているかどうかは音と光、そしてにおいでわかりますよ!
では、ナグアレップが動いているときはどのような様子なのでしょうか?
ナグアレップが動いているときの外観
ナグアレップが動いているときは、下部のあたりが青紫色に光ります。
これがなかなかいい感じで、しばらくボーッと見てしまいます(笑)。
ナグアレップが動いているときの音
ナグアレップを作動させるときも、処理が終わったときも「ピーピー」といった電子音はしません。
そのため、動いているかどうかは前項で紹介した「光」か「ウィーン……」という音で判断します。
ぜんぜんうるさくない音です。金属のこすれるような不快な音は一切しません。
寝ているときでも大丈夫なレベルの静かさですよ。
中のプロペラがゆっくり回って生ごみを砕くため、中に入っている物によっては「バリバリ!」とか「ミシミシ!」いう音がします。
ナグアレップが動いているときのにおい
ナグアレップが動いているときは、中に入っているものが加熱されたにおいがします。
本体の下部に2つの穴があり、そこが通気孔になっていますよ。
ここからニオイが外に出てきますが、先述した「活性炭」のおかげで不快なニオイはしないようです。
公式ページには次のように書かれています。
NAGUALEPはガスマスク級の超強力活性炭40,000個分を使用した脱臭フィルターを搭載。生ゴミや高温乾燥時に発生した不快なクサイを効率的に吸着してキレイな空気を排出します。
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ガスマスク級の超強力な脱臭フィルターだということですが、すごいですね(笑)。
確かに、作動中は嫌なニオイはしません。逆にエビの殻を処理しているときは「えびせん」の美味しそうなにおいがしていたレベル。
ほんとに、となりの家で料理を作っているにおいかと勘違いしました。
ナグアレップの安全性は?
では、気になるナグアレップの安全性を見てみましょう。
フタを開けると自動停止
作動中のナグアレップの中では、プロペラのようなものが回っています。
「開けてしまったときに危険なのでは?」と思いそうですが、大丈夫です。
このフタの部分がほんの少しでも緩んでしまえば自動的に止まります。
ちなみに、先ほどの「ぐるぐる回っている画像」は特別に作られたものです。
本来なら動いている姿は見られませんから(笑)。
プロペラ部分に「刃」はない
バケツの中のプロペラのようなものには「刃」は付いていません。
手に当たっても切れないため、洗うときも安心ですよ。
もちろん、その気になればケガすることは可能ですが、そんなバカなことはしないでくださいね。
【注意】フタには熱くなる部分がある
ナグアレップが動いているときは、フタには注意が必要です。
「取っ手」の下にある丸い金属部分が高熱になります(次の画像を参照)。
取っ手自体は触っても大丈夫ですが、注意しましょう。
生ごみ処理後について
ナグアレップを使っての、生ごみの処理後について紹介しましょう。
実際にナグアレップで処理した感想
ではナグアレップを実際に使って処理した感想を紹介します。
こちらが処理前の生ごみです。2日分ためました。
お好み焼きを作ったので、キャベツと卵の殻が多めです。
ナグアレップを使って処理をした生ごみの姿がこちらですよ。
粉末になるようなイメージでしたが、粉末にはなりませんでした。
拡大して見てみましょう。
こんな感じで、ドライベジタブルみたいですね。
お茶碗にもよそってみましょう(← なんでや!)。
生ごみのニオイは完全になくなり、物を焼いたようなニオイになります。
繊維質の野菜を処理
続いて、繊維質が多めの日の生ごみです。
残っている繊維は長ネギやえのきでしょうか?「繊維」が割と残りますね。
チキンの骨を処理
チキンの骨を処理してみます。
チキンの骨は跡形もなく粉砕されますよ!
ちなみに、牛や豚の骨は機械が壊れる可能性があるのでNGです。
ドリップパックを処理
メーカーに問い合わせると、コーヒーの「ドリックパック」や「ティッシュ」「ティーパック」なども処理できるとのこと。
さっそく試してみました。
こちらは処理前のドリップパックです。
こんなに固い紙でも大丈夫かなと思いながらやってみると、こうなりました。
ドリップパックの紙は完全に消滅し、袋の繊維だけ残る感じですね。
テッシュもこんなふうになります。
乾燥して固まるというイメージですね。
ナグアレップで処理できる生ごみは、あくまで生ごみで「硬すぎないもの」です。
こちらのものは禁止となっています。
処理できないもの
基本的に「土で分解されない物」はアウトですね。
ちなみに、わたしの場合は「梅干しの種」は怖いので処理していません。
ナグアレップの処理後のお手入れ
ナグアレップを使った後は、どのように処理、お手入れをすればいいのでしょうか?
基本的には、フタとバケツを洗うようにするといいです。
フタのお手入れ
フタの内側は少し汚れるので、わたしの場合は食器用のスポンジで軽く洗っています。
ひどく汚れていない日は水洗いですませています。
内側のバケツのお手入れ
バケツ内に残った粉末をゴミ箱に捨てた後は、バケツを洗うようにしましょう。
特に、ネジが内側についているところには処理後の粉末がこびりつきます。
しばらく水にひたしてからスポンジなどでゴシゴシするときれいに取れますよ。
そのまま使うと、この部分がコゲる可能性があるので、しっかり落としましょう。
処理後のお手入れは、正直に言うとめんどうです。
でもきれいに使ったほうが気持ちいいので、ぜひやりましょう。
フタが閉まらないときの対処法
ナグアレップを使うとき、バケツを機械本体に入れます。
その後、フタを閉めるのですが、閉まらないことがあります。
なにかが引っかかって、バケツがちゃんと奥まで入らない感じです。
そんなときの対処法を紹介しますね。
対処方法
- 一度、バケツを外に出す
- バケツが入っていない状態でフタをする
- 電源スイッチを入れる
- 数秒でフタを開け、バケツを設置
おそらく、本体とバケツの底の「歯車」が噛み合わず、バケツが奥まで入らないことがフタのできない原因です。
バケツ無しでスイッチを押し、電源を入れることで歯車が少し動きます。
すると、バケツを奥まで入れることができるようになるので、バッチリとフタができますよ。
それでもバケツが奥まで入らないときは、同じことを繰り返してくださいね。
【参考】生ゴミ処理機購入の補助金制度
最後に確認してほしいことがあります。
お住まいの地域によっては、
生ゴミ処理機購入の補助金制度がご利用いただけます。
わたしの住む香川県丸亀市なら20,000円の補助がもらえます。
これは知っているのと知らないのでは大違いなので、ぜひ「町の名前 生ごみ処理 補助金」などで検索してみてくださいね。
オトクに購入しましょう!
今回紹介した「ナグアレップ」を1か月間、2日に1回使い続けましたが、控えめに言っても最高です。
デザインも優れていてカッコいいので、オシャレなお部屋にも問題なく置けます。
エコ好きな人や、生ごみの処理に苦労している人はぜひチェックしてみてくださいね。