【 MouseGestureL.ahkの使い方: 3 】操作性UP

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

私が愛用しているマウスジェスチャーの「MouseGestureL.ahk」ですが、そのままだと操作性がイマイチです。今回はそれを改善するために私がやっている設定を紹介します。

MouseGestureL.ahkの操作性をUPさせる!

では、MouseGestureL.ahkの操作性を向上させるための設定を紹介します。

最初にお断りしておきますが、あくまで私がやってみて「操作性がよい」と感じているものを紹介しています。この設定が微妙だと感じる場合は、微調整してくださいね!

マウスジェスチャーの設定編集ウィンドウを出す

まずは登録するための「設定編集ウィンドウ」を表示させましょう。

MouseGestureL.ahkの設定ウィンドウ
[「タスクバー」のこんなアイコンを右クリック ] → [「ジェスチャー設定」を選択 ]

このアイコンがタスクバーに出ていない場合は、上の画像の左端にある「△マーク」をクリックしてみてください。隠れているアイコンが見えます(画像はWindows 10)。

2015年4月29日追記: 上の画像とはアイコンマークが現在変わっています。それと「設定編集」が「ジェスチャー編集」という表記に変更になっています。

認識設定

まずは「認識設定」のタブです。こちらでは、マウスジェスチャーをするときに、マウスをどの程度(距離とか時間)動かしたら反応するようにするかとか、何秒立てばキャンセルされるかなどの設定をします。

MouseGestureL.ahkの「認識設定」
MouseGestureL.ahkの「認識設定」

タブを選択

まずは、「認識設定」のタブを選択します。

ジェスチャー認識処理の間隔(ms)

「ジェスチャー認識処理の間隔(ms)」の数値が大きいと、長い時間、マウスで動かさないとマウスジェスチャーが反応してくれません。

私がマウスジェスチャーをするときは、マウスをシャシャっとコンパクトに動かすので、この値は「 12 」にしています。

画像では「ストローク認識間隔(ms)」となっていますが、現在は「ジェスチャー認識処理の間隔(ms)」に変更になっています。「ms」とは「milliseconds」の略で、1,000分の1秒の意味だそうです

通常ストローク

この「通常ストローク」の数値が大きいと、「ストローク認識間隔(ms)」と同じように、長くマウスを動かさないとジェスチャーが反応しなくなります。

なので、この値も私は「 12 」にしています

ジェスチャーのタイムアウト判定を開始するカーソル移動量

「ジェスチャーのタイムアウト判定を開始するカーソル移動量」の項目です。これも上の項目と同じで、値が大きいとマウスの移動距離が長く求められるようになります。

私はここは「 30 」にしています

上画像では「タイムアウトの判定を開始するカーソル移動量」という表記ですが、現在は「ジェスチャーのタイムアウト判定を開始するカーソル移動量」という表記に変更になっています。

ボタンを押している間に認識が打ち切られるまでの時間(ms)

「ボタンを押している間に認識が打ち切られるまでの時間(ms)」の項目です。ここでは、マウスジェスチャーをやろうとして「あ! やっぱジェスチャーすんのやーめたー!」と心変わりしたときに、マウスジェスチャーをキャンセルするまでの時間を変えます。

この数値が大きいと、長い時間が経たないと、矢印が消えてくれません(つまりジェスチャーがキャンセルにならない)。私はキャンセルしたくなることがよくあるので、この値は「400」にしています

画像では「認識が打ち切られるまでの待ち時間(ms)」という表記ですが、現在はこちらも「ボタンを押している間に認識が打ち切られるまでの時間(ms)」という表記になっています。

OK

あとはOKを押すだけ!

ナビ

ここでは、マウスジェスチャーを起動させたときに出てくる「矢印」のグラフィックを変更できます。

MouseGestureL.ahkの「ナビ」
MouseGestureL.ahkのナビ

タブを選択

まずは、「ナビ」のタブを選択します。

ナビの種類

「ナビの種類」を変更できます。私は「矢印ナビ1」が好きです。これは好みなので、いろいろ変えてみてください。

この表示は消すこともできます。やり方は[ タスクバーにあるMouseGestureL.ahkのアイコンを右クリック ] → [「ナビ表示」のチェックをはずす ]

OK

あとはOKを押すのみ!

軌跡・ログ

マウスジェスチャーの軌跡

最後に「軌跡・ログ」のタブです。このタブでは、マウスを動かしたときに出るラインのグラフィックをいじれます。具体的には、色を変えたり、太さを変えたりできます。

あ、ラインっていうのは、この画像の黄緑のやつ。

MouseGestureL.ahkの「軌跡・ログ」
MouseGestureL.ahkの「軌跡・ログ」

タブを選択

まずは、「軌跡・ログ」のタブを選択します。

軌跡の色(RRGGBB)

「軌跡の色(RRGGBB)」のところで色を変更できます。

色は「16進」というコードでを表しています。ほかの色に変えたいときは
こちらのページ(ウィキペディア)で「16進」の列からコードをコピペして下さい。

以前はこの指定をしていましたが、現在は使っておりません。

OK

最後にOKを押すのをお忘れなく!

今回、MouseGestureL.ahkの私がやっている設定を公開しました。

ぶっちゃけですが、ここで紹介した項目以外はそこまで検証していません(笑)。この設定は、私が昔愛用していたマウスジェスチャーかざぐるマウス」の使い心地(← むちゃくちゃ使いやすかった!)に近づけるのが目的でやりましたので(※ 現在かざぐるマウスは公開停止になっています)。

でも、普通にマウスジェスチャーとして使うだけなら、こんだけやってたらええやろ!って思っています。

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