こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は出雲大社の4つの鳥居について紹介します!
これを知ったとき、すごくテンションが上がりましたよ!
目次
出雲大社の4つの鳥居について
出雲大社には4つの鳥居があるのをご存知ですか?
わたしもネットで調べていたから事前に知りましたが、調べてなかったら気づかなかったと思う。
参考: 出雲大社は縁結びの最強スポット!参拝に役立つ5つの秘訣 | 島根県 | トラベルjp<たびねす>
こちらの4種類の別々の「材質」でできた鳥居があるんですよ!
- 石(鉄筋コンクリート)
- 木
- 鉄
- 銅
この4つを意識してくぐるのと、あとで「え?そんなのあったの?!」と思うのって全然違いますよね。
ぜひくぐるときには一礼してからくぐりましょう!
第一の鳥居 - 石(宇迦橋の大鳥居)
まず第一の神門大通りにある石の鳥居に向かいます。正式には「大鳥居」と呼ぶそうです。
ほとんどの方が経由するであろうJR出雲市駅からの行き方から紹介していきますね!
JR出雲市駅からのアクセス
見てくださいよ! こちらがJR出雲市駅なんですけど。
出雲大社を形どったデザインで、もはや出雲大社に行かずして神々しい!
お土産屋さんもいっぱいあるので楽しめますよー。
この出雲市駅から出雲大社への行き方は2種類あります。1つはバスで、もう1つは電車です。
【行き方その1】バス→「吉兆館前」で降りる!!
まずオススメしたいのがバスでの行き方。
JR出雲市駅を出てすぐのところにあるバス停から乗れます。
一番左の「1番乗り場」からいけますよー。ただ、
降りるバス停に注意です!!
たぶん、何も考えないで降りると、「正門前」、もしくは「電鉄大社駅」で降りてしまうんですが、これだと
第一鳥居をバスで通り過ぎてしまうんですよ!!
ええ。わたしもやってしまいました。
「正門前」の1個手前の「電鉄大社駅」でもダメなんですねー。
じゃあ、第一鳥居をちゃんとくぐりたい、写真を撮りたいって方はどこで降りればいいかというと「
吉兆
館前」というバス停です。
個人的にはそのさらに前にある重要文化財「旧JR大社駅」で降りて、ちょっと見学して歩いていくのがオススメです!
【行き方その2】電車 → 第一鳥居は過ぎてしまう…
そしてもう一つの移動手段が一畑電鉄の電車です。
ただ、こちらは「出雲大社前駅」で降りることになるのですが、この駅で降りるとすでに第一鳥居は過ぎています。
これはどうしようもないので、個人的には「行き」はバスをオススメします。
電車も1時間に1本しかないレベルなので不便ですし。
この出雲大社前駅の駅内はなかなかいい感じです。
ステンドグラスが美しいですねー。
電車も見てみましょう。
これぞ地方のローカルトレイン!というにおいのする一畑電鉄です。帰りにはぜひ乗ってください。
だって、電車の中の車掌さんがマイクを持ってガイドの役目もしているんですよ!
出雲市駅と出雲大社前駅の間には「出雲ドーム」があるのですが、これを建築する際に、出雲大社の高さ48メートルを超えないように作られた……とかいろんな豆情報を教えていただけます。
石でできた「宇迦橋の大鳥居」
バス停「旧JR大社駅」か「吉兆館前」で降りてそのままバスの進行方向を見るとほら!
真っ白で、思っていたよりもかなり新しい感じですね。大鳥居の前の橋は「宇迦橋」です。
この大鳥居は大正4年(1915年)に九州小倉の篤志家 小林徳一郎氏によって、松並木の松280本とともに寄進されたそうです。
「石」とは言っても、厳密には「鉄筋コンクリート製」です。
ちなみに出雲大社の本殿よりも1メートル低く作られています。
第二の鳥居 - 木(勢溜の正面鳥居)
次に目指すのは第二の「木製」の鳥居です。
石畳で風情のある松の並木道を登る
第一鳥居を一礼とともにくぐり、しばらくは石畳の道を登っていきます。
「登っていきます」と書きましたが、そんなに坂ではないです。坂なのは最後の方だけ。
珍しい松の並木道でいいですねー。
車に注意!
この道は表参道・神門通りという名前です。
いろんなお土産屋さんやレストランがあります。
非常に楽しい道なのですが、注意が必要です。実は、車の運転が怪しい人が多いんです!
どういうことかというと、観光で初めてこの道を通る人が多いからか脇見運転をしている車がむちゃくちゃ多かったです。
これにはびっくり! 道路の真ん中あたりを進んでいて対向車からクラクションを鳴らされている車も見かけましたが、その運転手は地図を見ていましたからね……。怖すぎる。
しかも、景観のためだと思いますが、車と歩行者の間の境目がラインのみ!
歩行者は本当に気をつけてください。ひかれますよ!
……とまぁ、色気のない話になっていますが、上の写真でも第二の鳥居が見えていますね!
第二の鳥居「勢溜の正面鳥居」
第二の鳥居ですが、正式には「
勢溜の
正面鳥居」と呼ぶそうです。
この風景、テレビで見たことがある方も多いと思いますが「出雲全日本大学選抜駅伝競走」のスタート地点なんです。
「勢溜」というのはこのあたりの広場の名前なんだそうです。
で、こちらが第二の鳥居ですが、木製で風情がありますねー!
そしてその横には……
「出雲大社にきたぞー」と叫びたい気分。
ちなみにこの鳥居の近くにはオススメの蕎麦屋さん「田中屋」があります。
第三の鳥居 - 鉄(松の参道の鳥居)
お次は第三の鳥居(鉄製)を目指します。
全国でも珍しい「下り参道」
第二の鳥居を越え、ちょっと歩いていくと珍しい風景に突き当たります。こちらを見てください。
ほら! 参道が下り坂になっているんです! これは珍しい。
わたしが行ったのが1月のはじめだったからかわかりませんが、出店が何店舗か出ていました。
祓社で心身を清めましょう!
そして、この参道を歩くときは右側に注意を払って歩いてください。
しばらく行くと「祓社」という祠があるんですよ。
まずはここで心身を清めてから出雲大社に向かいましょう! これが正しい参拝方法だそうですので。
その祓社の裏側にはこんな池があります。
「浄の池」と呼ばれる池ですが、いいネーミングですね。
散歩によさそうなきれいな景色です。子どもがいたのでゆっくりできませんでしたが。
第三の鳥居までの道のり
祓社から少し歩く必要がありますが、その道の両側には灯籠とか提灯が飾られています。
しばらく行くと橋を渡ります。
この橋は「祓橋」という名前だそうですが、これまたいいネーミング。
祓橋から川を見ると……。
素鵞
川という川ですね。地図で見ると、この川は出雲大社の西側を流れているようです。
ちなみにこの川をさかのぼるともう一方に分かれていて、そちらは出雲大社の東側を流れています。そちらは吉野川という川だそうです。
鉄製の「松の参道の鳥居」
「祓橋」を越えるともう第三の鳥居です!
この「松の参道」は樹齢400年を越えるほどの古い木なんだとか!
いやー、美しい風景です。松の木の緑と鉄の錆びた赤茶色のコントラストが見事ですね。
松の参道は3つの通りがあります。真ん中を通りたいところですが松の保護のために今は通行禁止になっています。
……うう。ものすごく通りたかったのに。
いやー、すごい迫力。でもくぐれなくて残念……。
おや?!
よく見ると、松の木の切り株に松の木の芽が!!
第四の鳥居 - 銅(拝殿前の銅鳥居)
そして最後の第四の鳥居を目指しましょう!
松の参道は右側を通る
第三の鳥居の両脇にあった松の木を見ながら歩いていきます。
この参道は、右手側が参拝に行く人用、左手側が帰る人用になっていますのでお間違えなく。
ちょっと行くと……
第四の鳥居が見えてきましたよー!!
まずは「手水舎」で清める
興奮して鳥居にダッシュしたいところですが、ちょっとお待ちを!
ものごとには順番がありますので(笑)。まずは手水舎に向かいます。
そうです。出雲大社の手水舎です。
柄杓を使って手と口を清めましょう。もちろん柄杓に口をつけるのはNGですよ!
手水舎の横にはこんな「簡易な」手水舎があります。
ずっと水が流れていて、すぐに清められます! これは人で混雑するから作られたんでしょうか?
いいですね。
第四の鳥居「銅鳥居」
身を清めたらいよいよ第四の鳥居「銅鳥居」をくぐります!
上の写真ではたまたま巫女さんが写っていますね! いいタイミングでシャッターを切りました(笑)。
銅が錆びて青くなっているのがいいですね。まぁ、あたりまえなんですけど。
この銅鳥居ですが、触ると金運が上がると言われているご利益スポットだそうで、めっちゃこすれて色がきれいになっていました。
ちなみに銅の鳥居ですが、わたしの住む香川県にあるこんぴらさんにも銅の鳥居があります。
神牛と神馬の銅像
この銅鳥居を過ぎて左手にすぐあるのが神牛と神馬の銅像です。
この「神牛」は頭をなでると勉強運がアップすると言われています。
もう片方の「神馬」の方は子宝運がアップするんだとか。もうめちゃくちゃ触られててテカテカになっていますね。
4つの鳥居について語ってきましたが、つづきはまた別記事にまとめます! 鳥居だけでえらい長くなったわ(笑)。
さて、今回は出雲大社にある4つの鳥居についてまとめました。
出雲大社より、個人的には4つの材質の違う鳥居があるというところがそそりました。ドラクエ好きなので(笑)。
というわけで、出雲大社にお参りに行くときには鳥居のことも覚えておいてくださいね!