こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
ずっと気になっていたEyefi(アイファイ)。こんなに早く買っておけば良かった……と過去の自分を愚かだと思ったのは久々です。1万円の価値がありすぎました。
Eyefiとは「デジカメの写真 → スマホ」に送れるSDカード
Eyefi MobiというのはSDカードです。こんなオレンジのカード。
これをデジカメのSDカードを差し込むところに入れて、スマホにも専用アプリ(無料)をダウンロードしてチョイチョイとするだけで、デジカメの写真データがスマホに転送できるんですね。
やっぱりデジカメには敵わない
もう言うまでもないんですけど、やっぱりスマホのカメラとデジカメを比べると全然違います(写真によっては大差がなかったりしますが)。
スマホの写真ってこんな感じですよね。
トリミングして色を少しいじって、背景をぼかす処理をしていますが。
これに対して、デジカメ(一眼レフ)で撮った写真をEyefiでスマホに送るとこうなります。
単焦点レンズを使っているのですが、背景のボケとか特に違いがよくわかりますね。
やっぱりデジカメはいい!!
デジカメを使っていたときの問題点
さて、そんなステキなデジカメなのですが、わたしは持っているにも関わらずブログの写真には使わなくなっていました。
使うのは子どもの写真を撮るときだけ! もったいない……。
感動はすぐに記事にしないと冷めてしまう
なぜかというと、たとえばレストランに行ったときのこと。
美味しいときって興奮 & 感動しているので、写真を撮って、ブログやSNSに投稿したいですよね? でも即座に記事にしなければならないんですよ!
わたしの場合、家に帰ってる道中に「美味しかった感動」がどんどん薄れていくからです。
で、家に着いたころにはグルメ記事は書く気がなくなるんですよ。
そうなんです。グルメ記事のようなものは「おいしー!」と思ってすぐ、つまり即スマホでブログを書かないと興奮と感動が冷めてしまうんです。
帰ってデジカメの写真をPCに取り込む → 遅すぎ!!
そうなると、デジカメで撮った写真を家のパソコンに取り込んで、その写真をブログに使っていたのでは間に合いません。
せっかくレストランで食べた美味しかった料理も、ブログ記事として陽の目を見ることがなくなるんです。
興奮が冷めて記事を書かなくなるぐらいなら、写真の質を下げたほうがマシやわ!
そうなると、こんな結論になりますよねー。
ということで、ブログの写真はほぼスマホになってました。そこそこ加工でなんとかなりますしね。
Eyefi Mobi(アイファイ・モビ)で解決
ところがですよ!
「Eyefi Mobi」というSDカードがあれば解決するんです。
こいつのすごいところはズバリ!一眼レフカメラ(デジカメ)で撮ったデータをその場でスマホに飛ばせること!!
「飛ばせる」という表現で書いた通り、Wi-Fiを使って、無線でデータをスマホの中にワープさせられるんですね。
しかも、わたしはWi-Fiがすでに繋がっているところでのみ使えるんだと思ってたのですが、このカード自体がWi-Fiを発するようになっているんですよ!
ということで、ポケットWi-Fiがなくてもスマホ(iPod touch も含む)にデータを送れます!(もちろんSDカードが入って、対応している機種に限ります)
こいつはすごすぎる!!
これでレストランで一眼レフで撮ったものをすぐにスマホに飛ばして、ブログやSNSに使える!
最近のデジカメなら最初からEyefiがなくてもデータを飛ばせる機能が付いてるものもあるそうです。
でも、わたしが愛用してるCanonの「EOS X7」というカメラにはこの機能がありません。
そんなカメラの強い味方がEyefiなんですねー。
Eyefiの設定方法
ではお次は簡単にできるEyefi Mobiの設定の仕方を紹介します。
パッケージを破る
まず、Eyefi Mobiを購入して一番最初で最大の難関があります。
それがパッケージを破ること!これのためにこの記事を書いてるレベルです(笑)。
まぁ、こんなパッケージなんですけどね、紙が固いし、開けるのが難しいんですよ!
まず注意したいのが、裏面になぜか「ハサミマーク」がありますが、絶対にここにハサミを入れないように!
実は、この直下にカードが入ってるんです。わたしこのマークを見て……
ここからハサミで切るんやな!
と、素直に思いました。でも手元にハサミがなく、この部分を破ろうとしてましたが破れない!
よく見ると内側に硬いものが入ってることに気づきました。
あとで使いますが、こんな硬いカードが入ってます。
なんでハサミマークを載せてたのかが謎すぎます。なんで??
わたしはこんな感じでやぶりました。
ほかにスマートな破き方があれば教えてほしいです(←いや、ええけど)。
Eyefi Mobiをカメラに挿入
Eyefi Mobiは、こんな感じで一見、普通のSDカードです。
なので、普通にカメラに差し込みます。こんな小さな中にすごい技術が詰まってるんやなー。
こんな感じでカメラのSDカードを入れるところに挿入しましょう。
スマホにアプリをダウンロード
現在はサービス終了になっています
お次はスマホにアプリをダウンロードします。アプリ版の「Eyefi Mobi」はこんなアイコンです。
追記: アプリがサービス終了
今は残念ながらアプリのサービスが終了しています。
Eyefi Mobiをスマホで設定
先ほど、スマホにダウンロードしたアプリを開きます。
「設定してみましょう」をタップ
「設定してみましょう」をタップして設定に行きます
Mobiカードを設定
「Mobiカードを設定」をタップします。
「アクティベーションコード」を入力
お次は「アクティベーションコード」を入力しましょう……
……って、こういうカタカナ語嫌いなんですよねー。普通の人、こんな言葉わかんないですよ。
Eyefiを使用開始するために暗証番号がいるんですね。それを入れるわけです。
その暗証番号は……
はい!さっき、わたしがハサミで切ってしまいそうだったカードに書いてます。
「Eyefi Card 6f098a」をインストール
そのまま「Eyefi Card 6f098a」というプロファイルをインストールしろと言われるのでやっときましょう。
え? プロファイルが何かって?
わたしもよくわかりませんが(笑)、インストールしないと使えないと思うのでやっときましょう。
「未署名」と言っていますが気にしないで。これでEyefiの設定は完了です。
Eyefiの使い方
ではEyefiの使い方です。これが超簡単です。
カメラを「Eyefi設定」に
とりあえず、写真をカメラで普通に撮っておいてください。
対応しているカメラにはカメラの設定で「Eyefi設定」というものがあります。
その「Eyefi設定」を「する」にしましょう!
スマホのWi-Fiを「Eyefi Card 6f098a」に選択
今度はスマホを出してください。
「設定」のWi-Fiの電波を選ぶところで、Wi-Fiの中から「Eyefi Card 6f098a」を選択します。これがEyefiから出ている電波ですね。
Eyefiのアプリを開く
そして、Eyefiのアプリを開けばオッケー!あとは自動的にカメラからスマホに送られます!
これが思ってたよりスムーズなんですよ! ただ、カメラの元データのサイズに左右されます。
今までなにも考えずに最も美しい画質で写真を撮ってたのですが、ネットでしか使わないものは画質を落とした方がいいですね。
わたしの使っているキヤノンのカメラでは「S1」という画質に落とすことにしました。
わたしは気にしてないですが、このEyefi Mobiでは「送りたい写真を選んで送る」ことはできません。全部が送られます。
Eyefiのスゴイところ
このEyefiですが、使ってみて一瞬で素晴らしさがわかりました。
ではそのステキなところをまとめてみます。
ネット環境がなくても使える
先ほどもチラッと書きましたが、このEyefi自体がWi-Fiを発します。
わたしはiPod touch(電話機能がなく、これ単体ではネットもできないスマホ)とポケットWi-Fiを使っています。
買う前には、ポケットWi-Fiでネットにつながる環境を作らないとダメなんだと思ってました。
なので、外でカメラからデータを送るとデータ容量を使うから、家のWi-Fiじゃないと使えないな……と思ってたんですね。わたしのポケットWi-Fiは7GBまでという制限がありますから。
ところが、このEyefiというSDカード自体からWi-Fiを発するので、Wi-Fi環境が不要なんですよ!
外でもガンガンに使えるのでステキ(カメラ自体のバッテリーには注意)。
以前送ったデータは送られない
カメラからスマホに送ったデータですが、一度送ったものは二度目は送られません。
起動するたびに全部の写真を送り直す……つまりダブって送ることはないってことですね。
Eyefiのデータがいっぱいになっても…
Eyefiの中に保存できる写真データがいっぱいになったとします。
そんなときでも、Eyefiの中のデータをスマホに送ってしまえば、Eyefi内のデータは消しても大丈夫です。
スマホをデータを貯める場所として使えるということですね! 画質によっては重宝する技です。
というわけで、本当に早く買うべきだったEyefi Mobiですが、毎日使いまくっています。
最近のカメラはEyefiがなくても転送できるものがありますが、古いカメラを持っている方にはゴリ押ししておきます。
ただし、SDカードかどうか、Eyefiに対応しているかどうかはご確認を。
容量が少なくても安い方がいい!って方はこちらをどうぞ!
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