しゃべると写真が撮れるアプリ「声シャッター」での掛け声を検証してみた

とらんといてな

まず最初に検証したのは「撮らんといてな」です。共通語で言うと「撮らないでね」です。撮影の禁止を呼びかける掛け声なので、この辺をちゃんと汲み取ってくれるのか確かめてみました。

するとなんと……「声シャッター」のヤツ、撮りやがりました! 撮るなと言っても撮ってしまう常識のないヤツみたいですｗ。

あ! 今気づきましたが、もしかすると関西弁だからダメだったのかもしれません。なのでたぶん「撮らないでね」だったらちゃんと言うことを聞いて撮らなかったかもしれませんね!

きゃりーぱみゅぱみゅ

Jポップのミュージシャンで最も発音の難しい人と言えば「きゃりーぱみゅぱみゅ」です。「声シャッター」で言ってみても、もちろん言いにくいですが、ちゃんとシャッターが切れました! 思ったより成功率が高かったので、なんか嬉しかったです。

スリジャヤワルダナプラコッテ

皆が一生に一度は声にするという秘密の呪文……それが「スリジャヤワルダナプラコッテ」です。ほんとは、スリランカの首都です。

これ、長ったらしいので難しいと思いましたが、意外といけました。でも、失敗率は「きゃりーぱみゅぱみゅ」よりも、文字数が長い分、高かったです。なので長い文字はお勧めできません。

ぶるんるぶるんるぶるんるはるちるがるとるぶるおるいるけるのるまるわるりるにるおるはるなるがるさるいるたるよるぶるんるぶるんるぶるんるはるちるがるとるぶる

子どもの時に一度はやったと思われる、童謡『ぶんぶんぶん』のすべての歌詞の間に「る」を挟む替え歌です。

ぶるんるぶるんるぶるんるはるちるがるとるぶるおるいるけるのるまるわるりるにるおるはるなるがるさるいるたるよるぶるんるぶるんるぶるんるはるちるがるとるぶる

長すぎるのは「スリジャヤワルダナプラコッテ」で向いていないということを検証したところなのにすみません。どうしてもやってみたくなったので……。表示的にも長すぎてアプリ画面に全文が表示されず「……」になりました。ふざけやがって!（←イヤ、おまえがや!）

これ、私は子どもの頃に練習してスムーズに言えるようになりました。当時と比べると、今は劣っていますが、それでもスムーズに言える自信がありました。ですが、なぜかシャッターを切ってくれません。ウンともスンとも言ってくれません。全くダメでした。なので極端に長い文章はダメみたいです。

ほったいもいじるな

「ほったいもいじるな」は、英語の「What time is it now?（今何時?）」に聞こえると言われている魔法の言葉です。

私は英語の発音は得意なので、英語の発音で言ってみました。

全くだめでした!「ほったいもいじるな」と「What time is it now?」は違う音声と認識するみたいです! でもたぶん海外で「ほったいもいじるな」と言うと「What time is it now?」で認識してくれると思いますよ! やったことないけど。まぁ、人間と機械は違うと言うことが「声シャッター」の検証で浮き彫りになってしまいました。

ブヒ

恥ずかしいぐらいフザケ気味に「ブヒ～」と言ってみましたが、ちゃんと言葉として聞こえる時は反応してくれました。

コツは「ブ」の発音（母音の「ウ」）をちゃんと曖昧にせずに言うことです。……ということで掛け声は「ブヒ」をオススメしますよっ!

この掛け声のスゴイところは「ヒ」の発音で終わるので、口元がニッコリになることです!「チーズ」よりも今後は「ブヒ」がエネルギー消費的にも少ないし、きっと流行るでしょうね。