こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
先日ゲームで脚光を浴びた「ニッカリ青江」という私の住む丸亀市に伝わる名刀について書きました。今回はサブカルチャーが地域に与える光明についてです。
目次
地元民の私が全く知らなかった「ニッカリ青江」
私の住む香川県丸亀市には「ニッカリ青江」という名品があります。
「あります」と書くと、まるでずっと知っていたかのように見えますが、正直に言うと最近知りました。
「ニッカリ青江」というのは、こんなに美しい美術的価値のある名刀です。丸亀城の敷地内にある丸亀市立資料館にあるのに、そこにずっと住んでいる私が全然聞いたこともなかったんです。
それも知ったきっかけが、オンラインゲーム『刀剣乱舞』のブームに乗って丸亀市がコラボ企画をしたことですよ。
「擬人化された」丸亀市の名品
どういうことかと簡単に説明すると、この名刀「ニッカリ青江」が、『刀剣乱舞』というゲームの中に登場しているんです。
しかも擬人化されて、こんなイケメンになって!
そのお陰で、それまで市民すら知らなかったこの刀が知られるようになったんです。
ゲームの、特に女性への支持があってのことですが、すさまじくないですか? 鼻息が荒くなりませんか?
「擬人化」って実はアニメ/漫画ではよくある
ここでのポイントは擬人化による興味の増大です。ただの刀だったら刀マニアしか興味を持ちません。
『刀剣乱舞』のようなイケメンキャラ(萌えキャラ)として擬人化したからこそ、ここまでの人気になったんですよ。間違いなく。
で、ちょっと考えてみると、漫画の中では擬人化ってよくありました。
子どもに絶大な人気の『アンパンマン』なんか、食べ物の擬人化の宝庫です。確かキャラクター数の多さでギネスに載りましたよね。
『Let's天才てれびくん』に出てくる「どちゃもん」なんか地域の擬人化ですよ。あ、「ゆるキャラ」もすべて地域を擬人化していますよね。
「四国八十八箇所」の擬人化も?!
せっかくなので四国の話題にしますが、四国八十八箇所を擬人化している試みもあります。
だって、88箇所のお寺に合った88人のキャラクターを作っていっているんですよ!? まだ全キャラは出ていませんが、すごい気合です。
しかもこのキャラクターを使ってストーリーのある漫画まで作っていっています。
さらにはアプリまであります。お遍路するときに次の札所までの距離とか消費カロリーがわかる、お遍路のためのアプリです。ただAndroid用しかないのは残念ですね。
「擬人化」は地域活性の光明かも?!
このプロジェクト「おまいりんぐ」は、四国八十八箇所霊場という一見古くさそうなものを若い人にとっつきやすくしようとしているんですね。その意気込みをびしびしと感じます。
まだそこまで盛り上がっていませんが、めっちゃ応援しています。
最初に紹介した刀剣を擬人化した『刀剣乱舞』自体は地域活性化の意図があったかどうかは分かりません。でも結果として、こうやって地域に興味を持つきっかけになっています。
ゲームがなければ来なかった人たち。興味を持たなかった人たちに興味を持たせた功績は大きいですよ。
ゲームに興味を持った人が実物の刀剣を見るために丸亀城に足を運ぶ。ゲーム制作会社としても宣伝になる。地域もゲーム制作会社も恩恵を受けるし、ゲームのプレイヤーも楽しい。完全にWin-Winの関係ですね。
「擬人化」って、現代の日本での地域活性化を成功させる光明かもしれません。市や県として、こういう試みにはガンガン足をつっこんでほしいものです。
さて今回は擬人化されたキャラクターが地域活性のカギを握っていることについて書きました。
こういうのはキャラクター文化の定着している日本ならではの戦略かもしれません。地方在住のブロガーとしてこういう試みは応援していきたいです。