カブトムシ採集のためにワナを仕掛けてきた結果…?!

昆虫嫌いの方はご注意ください! カブトムシの写真がありますので、苦手な方はお気をつけを!

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

うちの子どもたちは私の影響もあって、昆虫が大好きです。なので、カブトムシを獲りたい獲りたいといつも言っていました。毎年うまく捕まえられないので、今年はトラップ(罠)を仕掛けて捕まえることにしました。

ワナを仕掛けてカブトムシを捕まえるぞ!

さて今回、ワナを仕掛けてカブトムシを捕るために参考にさせていただいた記事はこちらです。

参考: カブトムシ クワガタ バナナトラップの作り方と仕掛け方 ( 昆虫 ) - 壬生狼一家 ~子供と一緒にカブトムシ・クワガタ捕りに行こう ~ - Yahoo!ブログ(現在は記事が削除されています)

素晴らしい情報をありがとうございます。

ワナ用の材料を用意

ではカブトムシのワナ用の材料を買いに行きます。

  • バナナ
  • 焼酎
  • ドライイースト
  • 砂糖

私はバナナ9本を買いました。

カブトムシのエサの作り方

では材料も揃ったので、ワナ用のエサを作りましょう。

バナナを適当にちぎる

まずはバナナを適当に手でちぎっていきます。

バナナが今回の主役
バナナが今回の主役

焼酎をぶっかける

焼酎をバナナにまわしかけます。これも適当。

焼酎をかけます
焼酎をかけます

あまり多く入れると水っぽくなりすぎますので、ご注意を。私は失敗して水っぽくなりました。水気が多いと、木に塗りにくいので。

砂糖をぶっかける

そしてあまーい砂糖です。適当にぶっかけます。んもう、「適当」ばっかし(笑)。

砂糖をぶっかける
砂糖をぶっかける

私はバナナ3本に大さじ3~4杯ぐらいかけました。適当やけど。

ドライイーストを混ぜる

そしてドライイーストを混ぜます。これも適当ですが、バナナ3本に大さじ1杯分ぐらい入れました。

ドライイーストを入れる
ドライイーストを入れる

これも多すぎると発酵が進みすぎてよくないかもしれません。

手で混ぜる

そして手でぐじゅぐじゅに混ぜました。人間が食べるものじゃないので手も洗わずにやりました。ちょびっとだけ罪悪感を感じる私はきれい好きってことですかね。

そもそも「手で」混ぜる自体がきれい好きじゃないわ(笑)。

手で混ぜる
手で混ぜる

うん。やはり少し水っぽすぎだと思います。

袋の中に入れ発酵

ビニール袋に入れ、ゴムで縛りました。バナナの皮も一緒に入れます。ジップロックがあれば便利だと思いますがなかったので。

それを太陽の当たる暑い場所で発酵させましょう。これがポイントですね。

私は夏の暑~い車の中に入れ、放置です。

ビニール袋に入れたものを車の中に入れ、放置
ビニール袋に入れたものを車の中に入れ、放置

ただ、車の中が臭くなります。焼酎の臭いと発酵臭がすごいです。

パンパンになってたら空気を抜く

真夏の車の中の暑さときたら異常です。2時間ぐらい放置しているとビニール袋がパンパンに膨れました。

袋がパンパンになってる
袋がパンパンになってる

なので空気を抜きました。ほら、破裂とかしたら嫌じゃないですか。

半日ぐらい放置

半日以上、しっかりと発酵させます。

私の場合、始めたのが4時前だったので、3時間ちょっとでやめました。本当はもっとじっくりと発酵させて、バナナの色が黒ずむぐらいがいいんだそうですね。

これでエサが完成です。

エサをしかける

というわけで、エサを仕掛けに行きましょう。私は子どもの頃によくカブトムシを取りに行っていた林、森の4箇所に行きました。

選んだ木は簡単に行けるところです。森の中とか、子連れで夜中に行くの無理ですよ。蚊も多いだろうし、何より怖い(笑)。

何の木でもいいと思う
何の木でもいいと思う

何の木にエサを付けてもいいと思いますが、本物の樹液が出ている木は避けたほうがいいそうです。理由は本物の魅力にはかなわないから! しょせん偽物の樹液ですからね。

手でグワッシャッ!と塗りたくりました
手でグワッシャッ!と塗りたくりました

私の場合は、もう素手で塗りたくりました。本当はもっと賢い方法があるのかもしれませんが、しっかりと木に塗れます。バナナの皮も一緒にくっつけます。あ、1箇所にたっぷりと広範囲に塗るのが良いらしいです。においを強くするために。

でも手がベチョベチョになるので、濡れタオルをしっかりと数枚用意しておきましょうね。

うわー、においも色も本物の樹液っぽいですね。これはカブトムシ来るやろー!!

3時間後に見に来た

木にエサをしかけた後、3時間ほどして見に来てみました。すると……

カブトムシのオスを発見!
カブトムシのオスを発見!

おったー!!

バナナの皮を食べていますね! 捨てなくてよかった!

カブトムシのオスがもう一匹!
カブトムシのオスがもう一匹!

しかも、同じ木にもう1匹いましたよ!!

別のポイントにもメスが1匹いて、この夜は3匹の捕獲でした。思ったより捕れなかったのですが、ワナをしかけて捕まえたのは生まれて初めてです。

ちなみにほかの写真を撮っていないのは、カブトムシのほかに集まってきていた虫たちが、ムカデ、ダンゴムシ、ゴミムシ、ガなど、絵的にアレだったからです。ひどいところではゴキも来ていました。ぶっちゃけ、ちょっと引きましたけど……。

翌日早朝にも行ってみた

翌朝5時に起きて、もう一度ワナを仕掛けたところに行ってみました。

カブトムシのメスが!
カブトムシのメスが!

そしたら1匹ですがカブトムシのメスがいました。しかも木にはいなくて、下に落ちたバナナに寄ってきていました!! バナナの皮バンザイ!!

このワナですが、ワナとは言っても最大の弱点があるんです。それは食い逃げをガンガンされること(笑)。ほら、『トムとジェリー』の「バチン!」ってなる罠と違って、何も捕まえる仕掛けがないんですよね。

なので、食い逃げをなるべくさせないために、2時間に1度ぐらい、頻度多めに見に来るのがいいと思います。私は子どもと一緒だし、しんどかったので、夜の10時と朝の5時の2回だけでしたが。

行っていない時間帯にエサだけ食べて飛んでいったカブトムシ(もしかしたらクワガタ)もいっぱいいたんだろうな……と思います。うん。そういうことにしておこう……。

合計: オス2匹とメス2匹
合計: オス2匹とメス2匹

というわけで、今回のカブトムシ捕獲大作戦ではオス2匹とメス2匹をゲットしました。

本当のところ、親としては捕まえたことで大満足で、もう逃してやりたいのですが、子どもたちは飼いたいと言って譲ってくれません。なので飼うことになりました。

さて、今回は材料を買いに行ったのが午後2時で、エサを作る(発酵させる)時間が十分に取れなかったのも悔いが残ります。たぶん発酵がもっと進むと、においもさらにキツくなっていたと思います。

においがキツくなると、遠くのカブトムシにも届いて、いっぱい寄ってくる確率が上がると思いますので。あと焼酎とドライイーストを入れすぎた気がします。次回はうまくエサを作ってもっといっぱい寄ってくればなぁと思います。