こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
友達が初めて香川県に来たときにいつも話すネタにこんなネタがあります。

香川の川には水が無いで!
今回は香川県の川に水がないという事実についてお話します。
香川県の川には水がない?
わたしが18歳のとき、初めて香川県外に住んでビックリしたことがあります。
それは、川に水がいっぱいあること(笑)。

いや、川に水があるのは当たり前だろっ!
……というツッコミ、わかりますよ。でも、香川県の川には水がないのがスタンダードなんです。
では、お見せしましょう。これが香川県にある川です。

いやー、石ばっかりですよね。これ、土器川という一級河川なんですよ。
ちなみに、この見えている景色は、本来、川が流れているところです。
部分的にはこんなふうにチョロチョロと水が流れているところもありました。

こんな感じで、もはや水たまりですよね。

水は石の下を流れている?
水がないなんて大丈夫? って思われますよね。
でも、この石の下はちゃんと水が通っているようです。
なので、水は地下を通っているんですよ。
そして、台風などで水がいっぱい流れたときには大きな川(他県から見れば普通の川)が姿を表すということです。
なぜ香川県は水不足なの?
香川県といえば、水不足で有名です。なぜ香川県は水不足なんでしょうか?
これは今に始まったわけではなく、昔から水不足に悩まされてきたんです。
元々、香川県は瀬戸内海式気候で、雨が少ないんですね。聞こえの良い表現だと地中海性気候みたいな感じ。
もちろん雨も降るのですが、川が短く急こう配のため、すぐに海に流れ込んでしまうそうですね。
だからこそ、香川にはため池が全国でも多いんです。日本一狭い面積にも関わらず!
兵庫県 | 47,596 |
---|---|
広島県 | 20,910 |
香川県 | 15,990 |
そして、香川県にある満濃池という溜池は日本一大きな溜池です。
水がないから「香川」という名前?
現在は、ほかの四国の県の水によって成り立っています。
早明浦ダム、吉野川、そして香川用水がなければ香川県の水不足は21世紀でも解決していなかったでしょう。
そんな「香川県」の県名に「川」という漢字がありますよね。
確認していませんが、「川が香る風景にあこがれて」付いたのではないかと思います。
というわけで、香川県の川には水がないというお話をしました。
川と言えば、わたしは橋が大好きです。もっと言うと、「橋がかかった川」が大好きなんです。
もっと大きいくくりで言うと、「この向こう側にもう一つの世界がひろがっていそう……」的な空間が好きです。その1つが「橋の下」という空間ですね。
橋の上って、人間が通るところです。
だって橋は人間が川を渡って向こう側に行くために建設されているんですから。
なので、私は思うんですよ。橋の下って見過ごしがちな空間だなぁって。
そこにはきっと普通の視点では見えない世界が広がっているハズなんです。