こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。
今回は、私の住む丸亀市の市活性化関係のお話を。丸亀駅周辺の活性化のために活動されている「ヒトコマ」のリーダー 立石英登さんにインタビューしてきました。
「ヒトコマ」って何?
「ヒトコマ」というのは「人・コネクト・丸亀(ヒトコネクトマルガメ)」の略です。つまり、「人を繋げて丸亀を良くする」というコンセプトで、「人(ヒト)」の手で町の「一(ヒト)コマ」を作るという意味合いも込められています。
丸亀市が「駅周辺活性化」というテーマで職員の中から興味のある人を募集したそうです。職員と言っても、1つだけ条件がありました。それは40歳未満の若手職員という条件です。
この募集で11人が立候補し、2013年11月にメンバーが決まりまりました。そのリーダーが立石英登さんという方です。
立石 英登さんについて
というわけで「ヒトコマ」のリーダーである立石さんにインタビューしてきました!

普段は建築課で勤務されている立石さん。建築士で、元々いろんな意味で「町づくり」に興味があったそうです。
趣味を聞いてみると、カメラ、カフェ&パン屋巡り、バイクだそうです。これ、実はどれも繋がっているんですね。
本当に好きなことが「空間を見に行って空間を体感すること」とおっしゃっていました。いやー、この表現自体が立石さんを表しています。いかにも建築士っぽいですよねー。私には絶対に「空間」なんて言葉が出てきません(笑)。
丸亀の活性化を率先して実行している立石さんですが、丸亀にまだ住んだことがないそうで、よくツッコまれるんだとか(笑)。
丸亀の理想像

まずは立石さんの丸亀の理想像について質問しました。
丸亀って歴史のある城下町じゃないですか? そういう歴史のある建物なんかを活用して、若い人がふらっと来て楽しめる町になってほしいなと思っています。
そうなんです。丸亀市街地って、日本一の石垣で有名な丸亀城を中心とした城下町なんです。そういうこともあり、古い建物とかいっぱいあるんです。
今までの丸亀というのは「丸亀市」が率先して、市の政策として町づくりをしてきたと思うんです。でもそれに危機感を感じています。例えば、行政が縮小したときに行政が手を施せなくなると衰退してしまいますよね? みんなの丸亀市なのに、そこに住む人が中心にならないと! 衰退しない町づくりのために私達の活動がきっかけになれるようにがんばっています!
丸亀駅周辺の活性化への課題
丸亀駅周辺と言っていますが、立石さんが力を入れているのが、駅のすぐそばにある商店街(アーケード街)です。
元々、丸亀港が栄えていた頃に多くの人で賑わい発展したそうですが、現在の香川県は車社会です。1人1台というレベルの完全な車社会です。
そこへスーパーマーケットがたくさんでき、近年では大型ショッピングモールが立て続けにでき、人々は当然ながら便利なそちらへ流れます。私も完全にその中の1人ですし。
商店街が物販だけでは魅力がなくなってしまったんです。ショッピングモールがなくとも、インターネットで自由に買い物ができる時代ですし。
ほかにも商店街を担う方々の高齢化も大きな問題だそうです。普通に考えて、人の来ない商店街を継ぐより企業に勤めるとかの方を若い人は選びますよね、確かに。
そもそも廃れることは悪いことなの?
私はぶっちゃけで気になっていることを聞いてみました。
そもそも、商店街が廃れることは悪いことなんですか?と。
衰退によって町の活力や治安が低下するのは心配です。でも実際のところわからない……というのが答えです。日本国内を見ても商店街が廃れていくのは珍しいことではありませんし、廃れることが一方的な悪とは考えていません。
意地悪な質問をしてすみません(笑)。
私は魅力のあるところには人は必ず行くと思っています。香川でもそんなモデルになるものがいっぱいあります。例えば山奥のめっちゃへんぴなところにあるうどん屋さん。
そんなうどん屋さんでも人は行列を作るものなんです。なぜなら価値があるからです。
谷川米穀店なんか、「山の中のへんぴなところにある」「たどり着いても行列に並ぶ」というデメリットですら、メリットに変換させてしまうほどの価値を提供できているのではないかと。
今回は「ヒトコマ」のリーダー 立石さんにインタビューしたことをまとめました。当日に突然メールで「今日ってお会いできますか?」ってご連絡したにも関わらず、快く応じてくださりありがとうございました。
今後も丸亀の情報も積極的にこのブログで紹介していこうと思っていますが、個人的には丸亀に、香川に、もっと精力的なブロガーが増えてほしいです。濃度の濃い情報がいっぱい発信されるようになると嬉しいなぁ。

この記事、おもしろかったわ。ほかに似た記事ないん?

「インタビューのカテゴリ」にあるきん、そっち見てや。