2015年5月9日

タバコって「マナー」の問題? 禁煙化に向けた条例・罰則って必要?

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こんにちは! 体質的にタバコの煙に弱いヨス(@yossense)です。

2020年開催の東京五輪に向けて、いろいろと話題になっている屋内での受動喫煙対策条例。禁煙対策に関しては後進国と言われている日本ですが、タバコのマナーについてちょっと考えてみました。

最初に質問

こちらの2つのイラストを見てください。ええ。私が適当に描いたもんですが(笑)。

左: 喫煙所でタバコを吸っている・右: 禁煙エリアでタバコを吸っている
左: 喫煙所でタバコを吸っている・右: 禁煙エリアでタバコを吸っている

左右のどちらもタバコを吸っている人を描いていますが、この2つのうち、どちらの方が問題でしょうか?

左側のイラスト
喫煙所でちゃんとタバコを吸っています。でも、何かの行列があって、タバコの煙から避けられない場所に人がいます。しかも子どもも。
右側のイラスト
禁煙すべき場所でルールを破ってタバコを吸っている人がいます。でも誰も周りにはいません。このイラストでは見えませんが、半径1kmに誰一人いない設定(笑)。

一見、「左 = ルールを守っている人」、「右 = ルールを破っている人」という構図ではありますが、どうなんでしょうね。

マナーって何?

さて、私の意見ですが、ちゃんと喫煙所でタバコを吸っている左側の方が問題だと思います。

左: 喫煙所でタバコを吸っている・右: 禁煙エリアでタバコを吸っている
左: 喫煙所でタバコを吸っている・右: 禁煙エリアでタバコを吸っている

右側のイラストでは、確かに禁煙すべきところで喫煙するのはダメですが、周り(半径1km)に誰一人いませんからね。別に吸ってもいいでしょ? あ、もちろん屋内とか整備された場所の場合は臭いが残ったり、灰が落ちたりといった違う問題が生じるのでアウトですが。

対して左側は喫煙することが許されているとはいえ、近くに人がいますからね。しかも子どもです。喫煙許可のある場所でも吸うべきじゃないと思うんです。

「イヤイヤ、そもそも喫煙所に来るのが悪いやん!」という意見もめっちゃわかるんですが、社会生活って想定していなかったことが度々起こりますよね?

このイラストで何が言いたいかというと、ルールよりもマナーの方が大切ってことです。

喫煙ってマナーの問題?

喫煙マナーの本質が何かというと「自分以外の人に煙が行かないようにすること」ですよね? ちゃんとこれがすべての人に浸透していればルールなんて要らないんです。ルールがあってもマナーがなければ、さっきの左側のイラストのような事態になりますから。

よく言われるじゃないですか?「タバコは法律で規制とかじゃなくて、吸う人のマナーを向上させるべきだ!」的なやつ。現在の日本で、さっきのシチュエーションで果たして何人の人がタバコを控えられるんでしょうね? もう1回画像を出します。

左: 喫煙所でタバコを吸っている・右: 禁煙エリアでタバコを吸っている
左: 喫煙所でタバコを吸っている・右: 禁煙エリアでタバコを吸っている

私はマナーって自分が権利を持っていても、他人のためにそれを放棄できることだと解釈しています。

ほら、電車で先に座っていても、あとから乗車してきたお年寄りを見て、座席に座っていられる権利を放棄して譲る……とか、まさにそうですよね。

現実にはマナーに委ねるのは難しい

私も「喫煙者のマナーに委ねる」のが理想だと思います。やっぱり法律とかそういう上からの圧力っぽいのって少ない方がいいですよね。

そんなことよりもタバコを吸う人のマナーが向上して、タバコの煙を吸いたくない人たちの権利が守られれば何一つ言うことないです。まさに、お互いが住みやすい社会になります。

でもそれって理想ではあるんですけど、できていないのが現状です。じゃあ何を優先するべきかと言うと、タバコの煙を吸いたくない人からタバコの煙を遠ざけることです。

「みんなでマナーを向上させるんだぞっ!」とか長い時間をかけてちょっとずつ皆の意識を高めていくのでは遅すぎるんですよね。もっと即効性がほしい。

そうなるとやっぱり法律とか条例とか罰則が必要なんじゃないかと思います。

飲酒運転ってめっちゃ減りましたよね

そういえば、飲酒運転の罰則が厳しくなってから一気に飲酒運転が減りました

これはあからさまに減ったと思います。だって「酒酔い運転 → 5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」、「酒気帯び運転 → 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金」ですから。

「テへ♪ 警察に見つかっちった!」ごとではないんですね。これも「マナー」っていう聞こえの良い言葉で片付けられれば良かったんですが、なにせ飲酒運転では大惨事になりますから。そりゃ罰則の強化は当たり前です。

タバコの罰則化が日本で甘いのは、タバコの煙を吸わされても一瞬で死なないからでしょうね。

残念だけど条例とか罰則は必須

タバコの煙は人体に害がありますが、その威力は交通事故と比べると圧倒的に弱いです。だから「マナー向上! マナー向上!」だけを言い続けているんです。

じゃあ、タバコより危険な飲酒運転の罰則って、なんで強化したんでしょう?

そりゃあ「マナー向上!」とか言ってても事態がよくならないからですよ。結局そんなもんです。罰則がないと怖くないじゃないですか?

残念なんですが、私はまず罰則を強化しないと社会はよくならないのかなと諦めの気持ちを持っています。

でも、さっきも言いましたがマナーのないルールは、片方の車輪しかない車と同じです。やっぱり同時進行でマナー向上を促進させていかないと本当にタバコの煙で被害を受ける人の住みやすい社会にはならないのかなと思います。

さて、結論としては「罰則」も「マナー向上」も両方大事だよ!ということでした。

ルールだけガチガチに作ってもダメです。ルールを守ることが目的になると、さっきのイラストの人たちはちゃんとルールを守っていますから。大切なのは「守るべき人を守る」こと。

日本でも、ここがちゃんと認識され広まっていけば皆が過ごしやすくなるのになと思いますが、現状は悲惨なものです。完全禁煙と言いつつお店の入口に灰皿を置くお店が多いのも、全く本質が伝わっていないからかなと思います。

ただ私の周りに関してはですが、みんな本当にマナーが良い人が多いです。なんでかなーと思うと、私が「本当に煙で体調を壊す人」で、そういう人が存在することへのリアリティーがあるからかなと(笑)。

タバコの煙が深刻な問題な人はやっぱり声を挙げていくことも大事ですね。声が少ないと真剣に対応してもらえませんから。

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