洋楽しか聴かない私がハマった! 極上の日本人歌手5人(女性シンガーソングライター)

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

私は今ではほぼ洋楽しか聴きません。でも邦楽でもむちゃくちゃハマったのもいっぱいあります。今回は、その中でも私に衝撃を与えた5名の日本人ミュージシャンを紹介します!

洋楽しか聴かない人にもオススメしたい! 私が夢中になった日本人歌手5人

いつもは洋楽ばっかり紹介していますが、今回はJ-POPです。

今までに夢中になった日本人シンガーソングライターを5人(全部女性です)紹介します。どの人も有名どころばっかりでアレですが、良いモンは良いんです!

橘いずみ(榊いずみ)

まずは、この人の曲に出合えなければここまで音楽にハマらなかったかもしれないレベルに影響を受けたシンガーソングライターの橘いずみです。現在は榊いずみという名前で活動しています。

いやー、衝撃でしたよ。1993年にこの人を一躍有名にした曲『失格』は。そして彼女の中で一番のヒット曲となった『永遠のパズル』。同世代の方ならたぶん知っているかな。

Youtubeでの動画

私が高校生のときは邦楽しか聴いてなかったのですが、橘いずみは、マジで今までに聴いたことのないような曲を歌っていました。その次元違いの衝撃は、頭にタライが50個ぐらい落ちてきたレベルです(← よくわからん)!

まるでしゃべっているような独特の歌い方、そして社会を斜めから見下ろしたような歌詞、小さい身体でギターを持って歌うスタイル。荒んでいた青春時代に聴いていてスカッとしていましたよー。

いい加減にしなさい のぼせてないで
目を覚ましなさい わきまえなさい
頭を冷やしなさい
なんて何回言われてもわからない
ふざけんじゃない バカヤロウ

これは『バニラ』の歌詞で、途中で叫ぶあたりなんですが、めっちゃ自分を代弁してくれていると感じてました。私は基本的に歌詞はどうでもいいと思う人なんですが、橘いずみを聴いて初めて「歌詞の力ってすごいな!」と思いました。

ハーモニカとかアコースティックギターを弾きながら歌うスタイルは後に私がハマる90年代の洋楽女性ボーカルの特徴の1つでもあります。やっぱめっちゃ影響受けてたんだなーと今になっても思います。

好きな曲を書き出すとキリがないのですが、『WINDOW』『失格』『バニラ』『サルの歌』『永遠のパズル』『上海バンドネオン』のようなシングル曲だけでなく、『平成』『シャンク・バンク・ジャパン』『ピストル』『太陽』みたいにシングルになっていない曲もめっちゃ好きです。一番好きな曲を決めるのは困難ですが、『太陽』が一番好きかなぁ。コレ聞くとジッとしていられなくなる。

アルバムは、ここで紹介している5thアルバム『十字架とコイン』が私の中でナンバー1ですが、3rdの『太陽が見てるから』、4thの『こぼれおちるもの』も甲乙をつけがたいクオリティです。パンチ力で言うと『太陽が見てるから』が最強です。

とにかくこの人は、私を音楽バカにしたミュージシャンの1人に間違いないです。

Cocco(こっこ)

そして私を夢中にさせた日本人シンガーソングライターの2人目はCocco(こっこ)です。元々は焼け野が原』という曲をミュージックステーションでたまたま見たことがきっかけでした。

実はこのときのパフォーマンスがちょうどCoccoが活動停止する前の最後のTV出演でした。そうとは知らずに「なんやこの曲!! むちゃくちゃカッコイイ!!」って思ってその翌日にアルバムとシングルを全て買ってきました。

Youtubeでの動画

おそらく一番有名なのが『強く儚い者たち』と『Raining』を収録している2ndアルバムの『クムイウタ』だと思いますが、3rdの『ラプンツェル』も4thの『サングローズ』もとてつもなく良いアルバムでした。

特に『ラプンツェル』のクオリティの高さときたら、すさまじいの一言です。Coccoの中での最高傑作です。でも一番好きな曲は4thアルバムに入っている『焼け野が原』かな。カッコ良すぎる。

全曲を通しての流れ、バランス、もう完璧です。本当に素晴らしいアルバムって、人気の曲を寄せ集めたベストアルバムでは絶対に勝てないんですけど、まさにそれです。

先ほど紹介した橘いずみも歌詞が強烈ですが、この人の歌詞もなかなか衝撃を受けましたよ。

だけど 飛魚のアーチをくぐって
宝島に着いた頃
あなたのお姫様は
誰かと腰を振ってるわ

これは『強く儚い者たち』の歌詞ですが。曲調は明るくてポップなのに、すごい(笑)。

髪がなくて今度は
腕を切ってみた
切れるだけ切った
温かさを感じた
血にまみれた腕で
踊っていたんだ

これは『Raining』の歌詞ですが、生々しすぎます……。でも曲はアコースティックギターの良い感じの曲です。

歌詞に衝撃を受けたというか、明るい曲調なのに重い歌詞……というギャップにシビレたんですね。

椎名林檎

そして一時期、気が狂うほど聴いていた人が椎名林檎です。この人との出会いはFMラジオです。

当時アルバイトをしていた職場(大阪)で常に「FM802」がかかっていたんです。で、椎名林檎の『ギブス』を聴いてカッコイイー!って思ったのが最初です。

Youtubeでの動画

今聴いても寒気がするほどのカッコよさです。歌詞の「Don't you think? I wanna be with you」を「don't U θink? i 罠 B wiθ U」と表記するとか、歌以外のところでもセンス良すぎです。アルバムのジャケットとか中身とかも。

とにかくこの『ギブス』がべらぼうに気に入って、すかさず全アルバム&シングルを購入しました(いつものごとく)。

そしたらシングルのB面曲が死ぬほどカッコイイのにビビりました。『眩暈』とか『リモートコントローラー』とか『あおぞら』とか。ヤバすぎるわ。

オリジナル曲以外でも、B面でカバー曲をよく歌っているのですが、原曲を超えることがこの人にとっては日常茶飯事なんですよ(そもそも原曲を超えられないカバー曲は存在価値がありませんが)。マジで良すぎる。

特に好きなのがシンディー・ローパーのカバー曲『Unconditional Love(アンコンディショナル・ラブ)』とユーミンのカバー『翳りゆく部屋』です。フランキー・ヴァリのカバー
君ノ瞳ニ恋シテル』とかもう完全に別の曲かなぁ。比較レベルじゃないよな。

もちろんアルバムの完成度も高すぎます。特に2ndアルバム『勝訴ストリップ』のスキのなさ。計算しつくされた曲順。心地よすぎて、何回聴いたかわかりません。『病床パブリック』とかあれどうしたん?! カッコ良すぎで警察に捕まるやろ!? ラストの『依存症』もヤバすぎる。

鬼束ちひろ

そして鬼束ちひろです。この流れを見ていると、やっぱり出てきたーと言われそうですが、大好きでした。

この人は、デビューしたときからいいなとは思っていたのですが、激ハマったのは『Castle・imitation』でした。で、最初に聴いた感想が……何やこの歌詞!? 意味がわからん!でした。

Youtubeでの動画

ほら、これですよ。『Castle・imitation』の歌詞。

小さな腫瘍は脈を速め
荒々しい愛の指揮が私の旋律を辱める
焼け野原には選択のカードが散らばる
それでも貴方の脳はケースの中に?

もう素晴らしすぎる歌詞です。全く意味がわからん! でもカッコイイ。サビの「生きて生きて生きて生きて……」と繰り返すところとかたまりません。

そう。で、この曲にハマって、お約束のアルバムとシングルの全買いです(笑)。そしたらまたこの人もどのアルバムもどのシングルも良すぎるじゃないですか?!

基本的にピアノの曲が多いので、ピアノの音大好きな私にとってはめっちゃ相性が良いんです。で、ハマったあとで知ったのですが、鬼束ちひろは、私の最も敬愛するシンガーソングライターJewel(ジュエル)に一番影響を受けているそうなんですよ。

高校2年生の時にジュエルのアルバム『心のかけら』によってその音楽と存在に衝撃を受け(後に自身はライブやテレビでジュエルの楽曲「Foolish Games」「You Were Meant For Me」をカバーしている)、その瞬間からシンガーソングライターを志す。

鬼束ちひろ - Wikipediaより引用しました。

そりゃ音楽の好みが私と合うハズやわー。

鬼束ちひろのアルバムの中で最も好きなのは3rdアルバムの『Sugar High』です。1stや2ndの方が聴きやすくて一般受けはしそうなんですが、この3rdアルバム全般を通して聴ける、激しく感情的なピアノの旋律がたまらないです。本当に全曲素晴らしい。それと、前から思っていたけど『砂の盾』がJewelの『Hands』にめっちゃ似ている。

ちなみに鬼束ちひろで一番好きな曲は、シングルバージョンの『Little Beat Rifle 』です。カッコ良すぎる。

アンジェラ・アキ

そして最後の1人は、以前に記事でもガッツリと紹介したアンジェラ・アキです。

ここ最近で一番ハマった日本人シンガーソングライターです。この人もある曲がキッカケでした。それは『This Love』という曲。もちろんこの曲を知った翌日には、それまでに出ていたアルバムとシングルの全買いをしましたよ(笑)。

Youtubeでの動画

この人の魅力と言えばもちろん、ピアノの弾き語りスタイルでしょう。そして楽曲の良さと、巧みな言葉選びから織りなす歌詞と抜群の歌唱力。個人的には私と同い年で、しかも四国で生まれたということ、28歳でデビューという遅咲きだったことも共感して、ものすごく大好きです。

アンジェラが音楽を目指したのは私も大好きなSarah McLachlan(サラ・マクラクラン)に影響を受けてからというのも「おおー!」です。

どのアルバムも魅力的ですが、1stアルバム『Home』の衝撃が一番です。でも本当にどの曲も個性的で感情がこもっています。あとこの人もシングルB面曲が抜群に良かったです。アルバムに入っている曲のアレンジバージョンとか、カバー曲が極上なんですよ。

さて今回は非常に珍しく邦楽の紹介でしたが、いかがでしたか? まとめてみると……

  • 橘いずみ
  • Cocco
  • 椎名林檎
  • 鬼束ちひろ
  • アンジェラ・アキ

……の5人です。ちょっと洋楽寄りの曲を歌う人ばかりかも。

「洋楽しか聴かねーよ!」って方もぜひ聴いてみてください。あと、全部好き!って方がいたら、その方は洋楽にもハマる可能性が高いですよ~!

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