2015年11月29日

サルコウとは? 安藤美姫の四回転で有名になったジャンプ

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こんにちは! フィギュアスケート大好きなヨス(@yossense)です。

今回は6種類あるジャンプの中でも一番ひょうきんな名前の「サルコウ」の紹介です!

サルコウジャンプってなに?

友達とフィギュアスケートを見てた時に、やたらこの「サルコウ」という名前に反応していました。たぶん「サル」って音声が気になるんでしょうね(笑)。

猿とは関係ない
サルコウと猿は関係ない

ジャンプの難易度で言うと、サルコウは6種類あるジャンプの中でも2番目にやさしいと言われるジャンプです。

  1. トウループジャンプ
  2. サルコウジャンプ
  3. ループジャンプ
  4. フリップジャンプ
  5. ルッツジャンプ
  6. アクセルジャンプ

このジャンプの名前ですが1909年にスウェーデンのウルリッヒ・サルコウ選手が初めて跳んだからです。当時は1回転でしたけど。

で、四回転サルコウは1998年、アメリカのティモシー・ゲーブル選手が男子でが初めて成功し、2002年には安藤美姫選手が14歳のときに女子で初めて成功させました。

安藤選手の場合は四回転ジャンプ自体が女子では初だったのでさらにすごいんですけどね。というか安藤選手以外に公式試合で四回転を決めた女子は未だに現れていません。

まずは「アクセル」を見て!

サルコウジャンプを見る前にアクセルジャンプを見てみましょう。ええ。トリプルアクセルの「アクセル」です。

アクセルジャンプのアニメ―ション
アクセルジャンプ(出典: MonkeySee

アクセルの特徴は6種類のジャンプの中で唯一、前向きにジャンプする跳び方です。あ、前向きって言っても心持ちとかそういうのじゃなくて、現実に前を向いて跳ぶって意味です(笑)。

アクセルの場合、上の画像を見ての通りですが、右足を振り上げて普通に左足で地面(リンク)を蹴ってジャンプしています。ほら、トウループみたいにつま先で地面を蹴るのじゃなく、陸上でジャンプするのと近いノリですね。

アクセルとサルコウの違い

で、今度はサルコウジャンプを見ます。

サルコウジャンプのアニメ―ション
サルコウジャンプ(出典: MonkeySee

私の解釈ですが、サルコウは「後ろ向きに跳ぶアクセルジャンプ」です。足は右足を振り上げ、左足で踏み切っていますよね。しかも、つま先じゃなくエッジを使って。

フィギュアスケートのジャンプの違い: アクセルとサルコウ
種類 滑走時の足 踏み切る足 ジャンプする向き
アクセル 左足 左足
サルコウ 左足 左足 後ろ
ループ 右足 右足 後ろ
トウループ 右足 左足 後ろ
フリップ 左足 右足 後ろ
ルッツ 左足 右足 後ろ

この表を見てもサルコウとアクセルが似ているのがわかりますね。

足を逆にすると「ループジャンプ」

そして、今度はジャンプするときの足を逆にしてみましょう。

ループジャンプのアニメ―ション
ループジャンプ(出典: MonkeySee
フィギュアスケートのジャンプの違い: アクセルとサルコウ
種類 滑走時の足 踏み切る足 ジャンプする向き
サルコウ 左足 左足 後ろ
ループ 右足 右足 後ろ

左足で滑走して左足で踏み切るのがサルコウなんですが、逆に右足で滑走して右足で踏み切ると「ループジャンプ」になるんですね。全然違うので慣れると見まちがうことはないです。

サルコウジャンプの見分け方

サルコウジャンプは、ジャンプする前に足がハの字型(内股)になるのが特徴と言われています。なのでハの字が見えたらサルコウ!みたいな。

でも、最近はハの字型にしない選手が増えた気がします。特に見事な四回転サルコウを決める羽生結弦選手とか。

いやー、羽生結弦選手の四回転サルコウは見事です。322.40点とかありえない高得点だし。

さっきも書きましたが、サルコウはアクセルジャンプを後ろ向きから跳んだジャンプです。足の使い方では。

で、ジャンプに入る前の滑走の動きとジャンプの回転が同じ方向で、助走の力を思いっきり利用できるため、難易度的には2番めに簡単なジャンプとされています。

四回転サルコウについて

4回転サルコウは、ときどき男子選手では跳ぶ選手がいますよね。その場合、ほとんどが4回転トウループも飛んで、もう一種類の違う4回転ジャンプとしてプログラムに入れる場合が多いです。

羽生選手の場合も、四回転ジャンプは「四回転トウループ」と「四回転サルコウ」の2つです。ほら、難易度の一番簡単な「トウループ」と難易度で2番めに簡単な「サルコウ」という構図です。

同じ4回転でも、違う種類のジャンプを飛び分けるのは非常に難しいし、評価されることですから。

女子の四回転サルコウ

一方、女子の四回転サルコウはと言うと、安藤美姫選手しか未だかつて成功させた人はいません。安藤選手は初めて四回転ジャンプを跳んだ女子選手なんですが、未だに公式試合で四回転ジャンプを跳んだ女子選手はほかにいません。

そういや、日本で「サルコウ」という名前の知名度が上がったのも安藤選手のおかげです。

たまたま安藤選手の得意なジャンプが「サルコウ」だったため、四回転サルコウを飛べました。でも安藤選手は、四回転トウループはできないんですね。

本来は四回転トウループの方が難易度が低いので、フランドのスルヤ・ボナリー選手のように四回転トウループを目指すのが普通です。

なので今後4回転を飛ぶ女子が現れても4回転トウループである可能性が高いですね。

それと、安藤美姫選手が4回転サルコウを認定されたのは、今の採点システムより以前でした。

当時は今よりジャンプの回転について厳しくなかったので、もしかすると今後4回転サルコウを認定される女子選手は何十年も現れないかも知れません。それほど4回転サルコウは難しいジャンプです!

さて、今回はフィギュアスケートで二番目にやさしいジャンプと言われるサルコウジャンプについて紹介しました。

私がフィギュア観戦初心者のときには「柔道の足技みたいなジャンプだな」と思っていました。右足で相手の足元を払うような感じに見えたので。というわけで、サルコウを見分けられるようになって試合を見ながら「サルコウ」「サルコウ!」と叫んでくださいね(笑)。

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