夫婦は名前で呼び合おう!「妻をママと呼ぶ・夫をパパと呼ぶ」ことに対する違和感

こんにちは! ヨス(プロフィールはこちら)です。

子どものいる家庭で、親がお互いに「パパ(お父さん)」とか「ママ(お母さん)」と呼ぶのを見かけるのですが、違和感を感じます。

今回は妻、夫を名前で呼ぶことについてまとめます。

日本独特の「ある文化」について

日本には家族間の呼称に独特の文化があります。

「家族のなかで一番若い人」を中心に、家族メンバーの呼び名が決まる……という文化ですね。

たとえば、子どもが生まれると、妻は夫のことを「パパ」と呼ぶようになります。夫は妻のことを「ママ」と呼ぶようになります。

2〜3年が経ち、その子に妹や弟ができると、その子はママやパパからも「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」と呼ばれるようになりますよね。

そして、さらに孫が生まれると、妻は夫のことを「おじいちゃん」と呼ぶようになるんですねー。

この文化はまだまだ根強いようです。

お互いを「パパ」「ママ」と呼ぶ違和感について

この文化ですが、子どもがいて「パパに聞いてみたら」のように、子どもに対して言うときは理解できます。

たとえばこんな感じですね。

末っ子

ママー、これ分からん。

ママ

うーん、わからん。パパに聞いてみて。

こんな感じの「パパに聞いてみて」という言いかたは、子ども視点で理解しやすくていいと思うんです。

でも、子どもが寝たあとでも、お互いに「パパ」「ママ」と呼ぶのっておかしくないですか?

たとえば、うちのパートナーに「ママー」なんて呼ぶとこんな返事が返ってきそうです。

ヨス

ママー!

パートナー

いや、私はあんたのママちゃうんやけど……。

あたりまえですよね。妻は「夫の母」ではないし、夫は「妻の父」ではないからです。

わたしのパートナーはわたしのことを「ヨス」と呼びますし、わたしもパートナーを名前で呼んでいます。

ヨス

パートナーはニックネームを作るのが好きなのでいろんな名前で呼ばれますが。

名前を呼び合わない夫婦?

名前を呼び合わない夫婦もいますよね。

「おい」としか妻のことを呼ばない夫は、「頑固な父」という描写でドラマで描かれることもあります。

(しかも、そんな姿をわりと肯定的に描いていることもおかしいのですが……)

逆に夫のことを「あなた」と呼ぶ描写を、いまだにドラマなどで見かけますよね。

これ、子どものころから「なんでドラマのなかでは『あなた』って呼ぶんだろ??」と疑問に思ってましたよ。

ヨス

「女言葉」もそうですが、「あなた」なんて呼ぶ人、現実に見たことなかったなぁ……。

名前を呼び合わない夫婦はちょっと理解できないのですが、時代とともに減ってはきているんでしょうね。

夫だけに「さん付け」という違和感

わたし、『サザエさん』で違和感をもつ表現がいっぱいあるのですが、そのなかでも気になるのがこちら。

マスオさんが妻を「サザエ」と呼び捨てにするのに、サザエさんは夫を「マスオさん」と呼ぶことです。

アンフェアなものを感じるので、何とかしてくれないかなぁ。

男性に対して呼び捨ては失礼……みたいな感覚がまだ残ってるんですかね?

日本の女性は「名前」を奪われる状況が多い

夫婦がお互いに「ママ」「パパ」と呼ばれることの問題は「名前の喪失感」でしょう。

とくに女性は「結婚したら女性が改姓しろ」という社会的圧力で姓も変える場合が多いです。

ヨス

法律ではどちらが変えてもいいのですが、9割以上のカップルは女性が姓を変えていますよね。

日本社会では下の名前よりも姓で呼ばれることが多いので、結婚して姓を失う女性には喪失感を感じる人もいるのです。

ほかの「ママ友」からは「〇〇ちゃんのママ」のように呼ばれるし、さらには夫から「ママ」だなんて呼ばれたらどうでしょうか?

名前を失った「喪失感」が尋常じゃないでしょう。

お互いが名前で呼ぶメリット

わたしは夫婦はお互いに名前(敬称なし)で呼ぶことを推奨します。

その理由はこちらです。

名前で呼び合うメリット

  • 名前の喪失感を感じない
  • 平等に見える

わたしにとっては、とくに「平等に見える」というが重要です。

片方が「マスオさん」のように「さんづけ」だと、上下関係が見えてしまうからです。

子どもたちもそういうのをちゃんと見ています。

男女差別は家のなかでも学ぶので、「性別に関係なく平等であること」を見せるのも親の役目でしょう。

さて前述しましたが、ウチではお互いが名前で呼んでいます。子どもが生まれたのを境に「パパー!」なんて呼ばれるのは絶対にイヤでしたし。

ぜひ、夫婦間ではお互いの名前で呼び合うようにしましょうね。

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