2014年11月13日

「女性専用車両」は男性差別? ってか境目がオカシイのがそもそも……

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こんにちは! ヨス(@yossense)です。

前々から思っていたのですが都会の電車にある「女性専用車両」って妙です。今回はこの変な電車についてちょっと考察してみようと思います。

女性専用車両(じょせいせんようしゃりょう)は、公共交通機関において、女性専用として提供されている車両である。 現在の日本の公共交通機関における「女性専用車両」について国土交通省では「鉄道事業者において、輸送サービスの一環として導入された女性等に配慮した鉄道車両」と定義しており[1]、「男性の乗車に対しては禁止する法的根拠はなく、男性利用者の協力のもとに成り立っているもの」としている[2]。

女性専用車両 - Wikipediaより引用しました。

目的は痴漢を防ぐ

世界的にどうなのか知りませんが、日本では電車の中で痴漢が出没します。主に加害者は男性で、嫌がる被害者(主に女性)の身体に触るという許しがたい行為です。

その痴漢から被害者を守ろうということで、どちらかというと苦肉の策として出来上がったのが「女性専用車両」というわけです。

電車の中に痴漢はなぜ出没するのでしょうね? たぶん電車って、人間が近くに寄ってくることが許容される特殊な空間だからでしょうね。性別に関係なく。

そもそも問題はラッシュ

で、痴漢が現れる大きな要因の1つが「通勤ラッシュ」ですよねー。私も大阪に10年ほど住んでいたので、通勤ラッシュの異常さは知っています。あんなギュウギュウのすし詰め状態だと、隣の人に触れたくなくても触れてしまいます。

今思い出してもイヤですねー。自分の身体がどうなっているのかわからなくなるほどですから。正直なところ、あんな状態で身体を触られても、逆に手が触れてしまっても、更に言うと財布を抜き取られてもバレませんよ。

つまりラッシュがなくなる方法が編み出されば、痴漢も減るため、女性専用車両も不要になるかもですね。でも解決方法が見つからないから女性専用車両が存続しているんです。

本来は「痴漢被害を防ぐための特別車両」

そう。目的はチカンという犯罪から被害に遭うのを未然に防ぐことです。なので、本来は「痴漢被害を防ぐための特別車両」みたいな名称が的確なんだろうと思います。

男性だって痴漢に遭う可能性がないわけじゃないし、きっと女性でも絶対に痴漢に遭わない人もいるはずです(線引きはできないですが)。

ほとんどの方が勘違いしてそうですが、この車両は「女性を守る」のが目的ではありません。「性別に関係なく痴漢被害を防ぐ」のが目的のハズですからね。なんかおかしくなっています。

まぁ、でも被害者がほとんど女性という実情から「女性専用車両」と呼ばれています。

男性を一緒くたにされる不快感

実際のところ、この女性専用車両というものは地方にはないので、私にとっては身近でも、現実感も全然ないです。でもこの「女性専用車両」の存在自体にすっごくイヤな感じがします

その理由はなんでやろー?って考えてみました。私の導いた答えはこちらです。

「男性=痴漢容疑者」というくくりで一緒くたにされてるやんっ!

この視点から見ると100%男性差別ですね。「男性客 = 痴漢をするから一部車両には乗せない」は、「女性社員 = 結婚退職するから役職をつけない」という構図と同じです。

痴漢加害者のほとんどが男性で、被害者はほとんどが女性というデータから導かれる「統計的差別」からくる性差別ですね(→ ややこしっ!)。

本来あるべき境目とズレているのが問題

たぶん、ちゃんと考えると分かることなんですが、痴漢なんて本当に一握りの人間がやることです。ほとんどの男性が一生に一度もやらないと思います。つまり絶対に痴漢をしない男性がほとんどです。

でも大雑把に性別という境目でラインを引くしか今のところできないから、こういうおかしいことになるんですね。

本来ラインを引くべき境目は「痴漢 / 非痴漢」であるべき

……のハズです。

左: 本来あるべき境目(チカン/非チカン)・右: 現実の間違った境目(男性/女性)
左: 本来あるべき境目(チカン/非チカン)・右: 現実の間違った境目(男性/女性)

つまり、そんなイカれた一部のゴミクズ達と染色体がXYという共通点があるだけで一緒くたにされるわけです。こんな屈辱ないですよ。

たとえばこんな車両

例えばですが、外国人が入れない「日本人専用車両」なんてあったとしたら、とんでもないことになると思うんですよ。

その理由が「外国人は犯罪を起こすから、日本人と一緒にしていると日本人の被害者が増える!」だとします。

「ウンウン。被害者を守るためには仕方ない! Go!」ってなるでしょうか?

言うまでもないと思いますが、「外国人=犯罪容疑者」というレッテルを貼るなんて、ジョークになりませんよねー。確実に国際問題に発展します。

で?「女性専用車両」って効果あったの?

さて「女性専用車両」に話を戻しますが、これ、導入することで痴漢が減ったんでしょうか? というのも、もし実際に女性専用車両で痴漢被害が減っているとすれば、仮に「男性差別」だとしても許容するべきだと思うからです。

ネットでいろいろと調べましたが、どうやらデータを公表していないんだそうですね。

これは私の憶測にすぎませんが、公表しないということは分かりやすい差が現れなかったか、逆に増えてしまった……ということではないのかと。

私、ネットショップの運営を7年ほどやってたのでよくわかるのですが、自分の会社が有利になるデータは率先して公表するはずなんですよね。「販売開始から10分で100セット完売!」とかw。それをしないってことは……。効果が微妙だったということは、ほぼ確定な気もしますね。

じゃあなんで続けているの?

これ、もし仮に「効果が出ていない」という現実があったとしたら、どうして続けているんでしょうね??

私が思うに「やってる感が醸し出るから」かなと思います。ほら、残業していたら「仕事がんばっています!」って雰囲気が出るのと同じですよ。

ただ、それでも続けていることによって多少の効果はあるとは思います。だって「女性専用車両」に乗った女性は、劇的に痴漢に遭う確率が減るわけですから。

なので、数値上の効果がほぼなくても、現実に助かっている方もいるのでは……と思います。そうなるとそれなりの存在価値もあるのかもしれない。

男性が間違って乗ったら地獄らしい

ただ1つ、すっごくひどい現実があるようです。それは、女性専用車両に間違って男性が乗ってしまったときに起こるようです。

参考: 【もはや戦場】これはひどい女性専用車両 - NAVER まとめ

「女性専用車両」に乗った善良な市民(← いや、わかんないけどw)が男性だというだけで、犯罪者のように扱う女性客がいるようなんです。ひどいですね。マジびっくり。

しかも、痴漢の発生しようのないような、ガラガラの状態に乗車しても犯罪者扱いらしいです。これって何なんでしょうね? めっちゃイケメンが間違えて乗っても同じ反応なんですかね? まぁ、違うと思いますけど。

こういう女性客は、誰がなんと言おうと間違いなく男性差別をしていますよね。どう見ても。

これは逆に男性差別なの?

で、結局のところ、総合的に見て「女性専用車両」って「男性差別」なんでしょうか?

何も考えずに、これが男性差別かそうじゃないかと問われると、即答でこう答えます。

どう考えても男性差別だろ!!

性差別というのは、「男性はこういうもの」という風に、その人の個性を無視して、その人の性別だけを判断材料にして、勝手にその人のことを決めつけることから始まっていますから。

ただこれは難しい問題です。さっきも書きましたが、差別であっても助かっている方がいるのだとすれば許容すべきだと思います。でもねー。そもそもラッシュが問題なんだったら、ソコを改善してほしいんですけどね。

もっと日本人の働き方に多様性を持たせることが大切だと思うよ。別に鉄道会社だけを責めてるのではなく、社会全体の問題として。

とりあえず、今回は「女性専用車両」のマークがピンク色ということは無視して書きましたが、これもすっごく嫌いです(男は青、女はピンクのような色分けの問題についても以前書きました)。

本当にこの問題は人権問題にも繋がるので難しいと思います。なので、究極の解決策を考えつきました。それは「痴漢専用車両」です。

「痴漢をしたことがある人」「痴漢をしたい人」が入る車両です。「あ! オレ痴漢やからここに入るわ」って痴漢がウジャウジャ入ってくれるわけですよ。

そしたら、その車両だけ途中で切り離して、警察署へ連行できて一石二鳥ですよね。ゴキブリホイホイ的なw。

……ってできたら本当に簡単なんやけど。

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