2016年12月11日

ルッツジャンプが難しい理由! フリップと何が違うの?

ルッツジャンプ

こんにちは! フィギュアスケート大好きなヨス(@yossense)です。

今回は6種類のジャンプの中で2番目に難しいジャンプと言われている「ルッツジャンプ」について紹介します。

ルッツは2番目に難しいジャンプ

ルッツジャンプの難易度は6種類のジャンプ中で2番目に難しいと言われています(1番難しいのはアクセル)。

難しいジャンプとして有名なんですね。

  1. トウループジャンプ
  2. サルコウジャンプ
  3. ループジャンプ
  4. フリップジャンプ
  5. ルッツジャンプ
  6. アクセルジャンプ

ちなみにこちらは四回転ジャンプの難易度表です。

4回転ジャンプの得点
【難易度1】4回転トウループ 10.3
【難易度2】4回転サルコウ 10.5
【難易度3】4回転ループ 12.0
【難易度4】4回転フリップ 12.3
【難易度5】4回転ルッツ 13.6
【難易度6】4回転アクセル 15.0

ジャンプの難易度や得点についての記事もご参考に。

ルッツジャンプってなに?

ルッツジャンプは、とにかく助走の長いジャンプとして有名です。

フィギュアスケートを見ていて、ジャンプに備えた助走が「なんか長すぎない??」と思うときってないですか?

実はあれ、ほとんどがルッツジャンプなんですよ。じゃあ、なんで助走が長いかというと難しいからです(笑)。

アニメーションで見るとこんなジャンプです。

ルッツジャンプのアニメ―ション
ルッツジャンプ(出典: MonkeySee
  • 左足で滑ってきて
  • 右足のつま先でリンクを蹴ってジャンプ
  • 空中で反時計回りに回る

このジャンプですが、飛ぶ難易度と、もう1つ難易度が高いことがあります。

それがフリップジャンプとの見分けです。

え? フリップとルッツって何が違うの?

実はルッツジャンプとフリップジャンプは素人が見ると全く同じジャンプに見えます

ええ。「ちょっと似てるなぁ」レベルではなく、完全に同じに見えるんですよ!

じゃあいきますよ。まずはルッツから。

ルッツジャンプのアニメ―ション
ルッツジャンプ(出典: MonkeySee

では次はフリップジャンプ。

フリップジャンプ(出典: MonkeySee

ね? 同じでしょ(笑)。

じゃあどこが違うんでしょうね?

フリップとの違いは軸足の角度にある

ちょっと説明が難しいのですが、ルッツジャンプはジャンプを飛ぶ前の軸足の角度が大幅に違うんです。

フリップジャンプとルッツジャンプの軸の角度

上の図のように、ルッツの方が、外側に倒れているのがおわかりでしょうか?

つまり、スケートシューズでいうと、アウトサイドの方向に傾いています

ルッツジャンプを飛ぶ前にはアウトサイトエッジで助走するんですね。逆にフリップはインサイトエッジで助走します。

ルッツは助走の力を活かせないから難しい

これだけではピンとこないと思いますので、6つのジャンプの違いを表で見てみます。

フィギュアスケートのジャンプの違い: 助走の力を活かせるか
種類 滑走→踏み切る足 滑走の力を活かせるか?
アクセル 左足→左足
サルコウ 左足→左足
ループ 右足→右足
トウループ 右足→左足
フリップ 左足→右足
ルッツ 左足→右足 ×

上の図で見ても、滑走する足、踏み切る足ともにフリップとルッツは同じです。でも、滑走の力を活かせるかというところが違いますね。

ルッツは6種類のジャンプの中で唯一、滑走の力を活かせないジャンプです。

今度はこちらの図を見てください。

フリップジャンプとルッツジャンプの大きな違いは助走の力を活かせるかどうか
フリップジャンプとルッツジャンプの大きな違いは助走の力を活かせるかどうか

フリップは滑走(助走)の方向とジャンプの回転する方向が一致していますが、ルッツはなんと! 滑走してきた方向とは逆の方向にジャンプするんです。

もう一度、軸の傾きの画像を持ってきます。

フリップジャンプとルッツジャンプの軸の角度

ほら! ルッツはアウトサイドに傾いていることが原因で、ジャンプの回転とは真逆の方向に力がいくんですよ!

だからフリップより難しいジャンプになっているんですね。

ちなみに、ルッツを飛んだつもりがインサイドエッジになっていると減点、その逆もまた減点になります。

4回転ルッツに成功した人はいるの?

そんな難しいルッツジャンプですが、4回転ルッツに成功した選手はいるのでしょうか?

はい。いるんですよ。まず2011年のNHK杯でアメリカのブランドン・ムロズ(Brandon Mroz)選手が試合で初めて成功させました。

難易度で言うと、ルッツよりも簡単なループとフリップをすっ飛ばしての成功です!

その後、中国の金 博洋(ボーヤン・ジン)選手も成功。さらに四回転ルッツ + 三回転トウループという最高に難しいコンビネーションにも成功しました。

これは現在では地球上で最も難しい技ですね。

そして、アメリカのネイサン・チェン選手も4回転ルッツに成功。

さらに、ネイサン・チェン選手は1つの試合で4回転フリップと4回転ルッツの両方も成功させました。

テレビで羽生結弦選手は、ネイサン・チェン選手を見て「自分はまだ簡単なことをやっていると思えた」と言っていましたが、とんでもない人が出てきたものです。

フィギュアスケートのルッツジャンプについてまとめましたが、フリップとの違いはわかりましたか?

慣れないうちは「助走が長いな……」と思ったらルッツと思っていればオッケーです。

わたしもまだ間違えることもありますが、この2つがわかるようになるとかなりの「フィギュア通」です!

6種類のジャンプの見分け方についてはこちらの記事を!

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