2014年8月23日

iPadで筆圧を操れるスタイラスペン「Jot Touch with Pixelpoint」レビュー

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※2016年3月20日追記: 現在はこのペンよりもApple Pencilの方が性能が良いため、こちらをオススメしています。iPad Proも必要になるため、値が張りますが、性能的にはるかに凌駕しています。

こんにちは! スタイラスペン大好きなヨス(@yossense)です。

私はお絵描きと言えば完全にiPadのみになっています。今回は筆圧感知のできるJot Touch with Pixelpoint(ジョットタッチ・ウィズ・ピクセルポイント)というスタイラスペンを紹介します。

開封の儀!

では届いた「Jot Touch with Pixelpoint」を開けてみます!!

このペンを買った理由は、たぶん誰しもが同じだと思いますが、筆圧を感知するという信じられない機能を搭載していることです。マジで夢にまで見た機能ですよ。

Jot Touch with Pixelpointのケース
Jot Touch with Pixelpointのケース

「Jot Touch with Pixelpoint」はこんなケースに入っています。高級感ありますねー。まぁ、こう見えて13,800円もしますからね!!

そして、説明書はこんなのです。

説明書
説明書

なんかいっぱい書いているように見えますが、いろんな言語で書いてあるだけで、かな~りアッサリした内容です。

下の段からは充電器
下の段からは充電器

このケースは2段になっていて、下側にはUSB充電器が入っています(あとで詳しく書いています)。

iPadには筆圧感知機能がない!

そう。iPad本体には筆圧感知機能が付いていません。そのため、スタイラスペンで書くときに、強い力で書いても、弱い力で書いても、全く同じ太さ&濃さの線しか書けません。

でもこのスタイラスペン「Jot Touch with Pixelpoint」を使うと、先程も書いたように筆圧を調整できるんですねー。いや、まじでコレはびっくり!! なんで!? なんで??

この動画では段々と筆圧を上げていっていますが凄くないですか!?

本当だったら、一回一回、太さを自分で変えて書かなければいけません。これはマジで、iPadで絵を描く人間は皆、喉から手が出るほど欲しかった機能ですよー!!

なんで筆圧を感知できるの?!

さて、筆圧を感知できないiPadで、筆圧を操れることができる理由は、このペン自体に筆圧を認識する機能が搭載されいるからです!

で、その情報をBluetoothでiPadに送っているんだそうです。めっちゃくちゃハイテクですね! 私のアタマがついていきませんよ(笑)。

しかも、2,048レベルの高性能な筆圧感知機能なんだとか!

……って書きましたが、正直な所、この数字にあんまりピンと来ていません(笑)。だって比較対象がないもの! でもすごそうな感じはビンビンと伝わってきます(← いいかげん)。

Jot Touch with Pixelpointを持った感じ

Jot Touch with Pixelpointを持った感じ
Jot Touch with Pixelpointを持った感じ

では「Jot Touch with Pixelpoint」を持ってみた私の感想をまとめてみました。

デザイン
めっちゃ高級感のあるデザインです。メーカーの「adonit」のロゴもカッコイイです。
重さは20g
20gぐらいなので普通の文房具よりは少し重さがあります。でも全然重いって感じはしません。だって、20gって、1円玉20個分ですもん(笑)。この軽さにハイテク技術が詰まっていると思うとビックリですね。
持ち心地
グリップ部分はゴムっぽい素材ですので滑らない感じで持ちやすいです。太さも全然問題ないです。私が持っているPC用のペンタブと比べても細いぐらい。
書き心地
私はiPadにはフィルムは付けてないので、ガラスのままです。「Jot Touch with Pixelpoint」の先っちょは柔らかいゴムのような素材ではなく、硬いので、書くときに「カチカチ!」と音がします。この辺は最初に違和感があっても1週間使えば慣れると思います!
耐久性
先の部分は耐摩耗性(ガラス上)が90km以上で、かなり耐久性があるようですね!

Jot Touch with Pixelpointのペン先

では、このスタイラスペンの技術の結晶だと思われるペン先に焦点を当ててみます。

ペン先はなんと3.18mm!
ペン先はなんと3.18mm!

これはビックリ! ペン先がなんと3.18mmです! これは細い! 今まで見たスタイラスの先っぽを想像していると衝撃を受けると思います。

普通のスタイラスだと、ペン先が細いタイプのやつって、透明の薄っぺらい円形の物体が先っちょに付いていませんか? もうねー、私、コレが大嫌いで、違うメーカーのやつでしたが、以前そんなタイプのスタイラスペンを買って、使いにくさに唖然とした経験がありました。

あとこのペンにはキャップが要らないし壊れにくいのが嬉しいですね。私は絶対にそういうのをなくする人なんで。

私の愛用アプリ「Procreate」に対応している!

今回、私が勢いで買ったときの「最後の背中のひと押し」になったのが、私が愛用しているiPad用お絵描きアプリ「Procreate」に対応したことです。なんと! ほんのちょっと前までは対応していなかったんだそうです! ラッキー!

というわけでProcreateでラクガキを描いてみました。

いつものごとく、試し描きはベジータです
いつものごとく、試し描きはベジータです

やっぱり字ではなく、絵を描くときに普通のスタイラスペンとの差がよくわかります。絵を描くときって、自然に筆圧を変えて描く癖がついているんですねー。どう考えても、子どもの頃から鉛筆とか画材を触ってきた期間が長いですからねー。その癖がiPad上でちゃんと表現されるなんて、まさかこんなことが可能になるなんて……。

こういう下絵とか、スケッチっぽい絵を描くときには、このペンの右に出るスタイラスペンはないんじゃないでしょうか?

何度も書きますが、マジでこの筆圧感知はスゴイ!!

ベジータがキモくなったけど
ベジータがキモくなったけど

何気に、「ベジー太さん」って書いた文字の「ん」の最後のハネがすごいと思います(字は汚いけど)。

あ! 大事なことを言っておかないと。この「Jot Touch with Pixelpoint」に対応しているアプリじゃないと全くこのペンの持ち味は出せませんのでご注意ください! Procreateがおすすめです。

Procreate
720円
(2015.11.24時点)
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ショートカットボタンの便利さが実は最強かも

感動のあまり何度も書いている「筆圧感知」だけではありません。このペンには最強の機能がもう一つ付いています。それが、こちら。

ショートカットボタン
ショートカットボタン

そうなんです。写真のように持つ部分にボタンが2つ付いてるんですねー。パソコンのペンタブレットを使っている人にはお馴染みだと思いますが、自分で割り当てを決められる人差し指で押すショートカットボタンですね。

んもう、これが便利すぎて発狂しそうです! 具体的にProcreateでショートカットボタンに割り当てられる設定はこんな感じです(アプリによって違います)。

  • 何もしない
  • 取り消し
  • やり直し
  • ブラシツール
  • ぼかしツール
  • 消しゴムツール
  • 選択ツール
  • 変形ツール
  • カラーパネルを開く
  • レイヤーパネルを開く
  • インターフェイスの切り替え

「消しゴム」と「ブラシ」の設定がオススメ

私は、ボタン1を「ブラシツール」に、ボタン2を「消しゴムツール」に設定してあるのですが、この便利さは凄まじいです。

Procreateで絵を描いていて、ずーっと思ってたことが、「ブラシから消しゴムに変えるのが面倒で面倒でたまらなかったこと」なんです。いちいち右上の「ブラシアイコン」と「消しゴムアイコン」をタップしていたのが、指元のボタンでできるようになるんですよ!

Jot Touch with Pixelpointの便利なボタン
超絶に便利なボタン(GIFアニメーションはGifzoで作った)

分かりにくいですが、「ブラシアイコン」と「消しゴムアイコン」が切り替わっている(色が青くなっている)のがお分かりでしょうか? もうね、変なこと言いますけど、筆圧うんぬんがなくて、この機能だけでも素晴らしいペンです(笑)。

パームリジェクション機能

このスタイラスペンには、さらにすっごい機能があります。それがパームリジェクション機能です。

簡単に言うと、タッチパネルに字とか絵を描くときに、通常だと画面に手をついて描くのはアウトです。だって、ついている手を指だとiPadが認識するからです。なので、手のひら+ペン先の2つが画面に触れることで、描くつもりが拡大になったりと、けっこうウザいんです。

そこでこのパームリジェクションの登場です。これはなんと、タッチパネルの上に手をついて絵を描いても、手の平を認識させなくする機能です。

私はいつもハンカチを置いてその上から手を置いて描いたりしています。ハンカチで回避できるのですが、それがなくても出来た方がそりゃー嬉しいですよ。

ただ残念ながら、私が使っているアプリ「Procreate」にはまだ搭載されていません。ですが、たぶん近いうちに搭載されると期待しています。

使っていないですが、完全正式対応している「Adobe Line」と「Adobe Sketch」なら対応しています。

充電が必要だけど簡単に!

このスタイラスペンは、普通のスタイラスと違って電池が入っています。なので、充電をこまめにしないと使えません。

でも充電をするのにすごくハードルの低い仕様になっています。……えっと、つまり簡単ってこと。

USBの充電器
USBの充電器

上の画像のように、USBの小さめの充電器で、ペンの背中の部分がペタン!と磁石でくっつきます。これだけ! くっつけておくだけで充電されます。1回充電しておけば、8時間は連続で使えるので、毎日充電していれば、出先で充電が切れて困る!!ってことはないと思います。

ただ、1つだけ注意点が。この磁力はけっこう強力なので、持ち運びをするときにはクレジットカードみたいに磁力に弱いもののそばに置いてはいけません。総合すると、この充電器は持ち運びに向いていないということです。家のPCに固定で付けておくって感じですね。

あと、簡単に充電が出来ると言っても、私が使っているほかのスタイラスペンは充電の必要がないので、どうしてもちょっと面倒臭いな……と思います。使おうと思って取り出すとバッテリー切れ……ってこともありますし、何より、充電したままにしていてペンを家に忘れることもあります。これは私の忘れん坊能力の高さが原因ですが、何とかならんかなー(笑)。

さて、iPadを使う絵描きが夢にまで見た「筆圧感知機能」を持つこの「Jot Touch with Pixelpoint」ですが、最初はちょっと手こずることもあります。それがズレです。

まぁ、これはスタイラスペン全般に言えることですが、ペン先がタッチパネルに接した部分が、感覚と実際がズレます。これも慣れと言えば慣れなのですが、紙に鉛筆で描くあのピンポイントで線を引ける感覚にはどうあがいても届かないのかもしれませんね。

でもデジタルイラストを描く利点とか、iPadでイラストを描く利点のような記事で書いたように、紙と鉛筆には劣る部分があっても、それを払拭する利点ってものが十二分に存在するんですね。だから私もiPadでイラストを描き続けてるんやけど。

デジタルで描く利点を理解した上で、今回紹介したJot Touch with Pixelpointを使うときっと感動すると思います。超おすすめです! 値段が13,800円と、スタイラスペンとしてはかなり高いので、絵を本気で描く人じゃないと気軽にオススメできないのがツライですが(笑)。

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