Google Analyticsのマイレポートを使ったら、アクセス解析が苦痛じゃなくなった件

こんにちは! 数字の苦手なヨス(プロフィールはこちら)です。

わたしは、数字が苦手です。でもGoogleアナリティクスのデータはがんばって見ています。

自分のサイトの解析ぐらいは出来ないといけないので。

このツール、あのGoogleがやっているサービスなので高機能なのはいいのですが、限りなくとっつきにくいです

今回はそんな、ハードルの高い「Googleアナリティクス」を分析とか苦手な人でもラクにできる方法を紹介します。

Google Analyticsはなぜとっつきにくい?

Google Analytics

この便利なツールにとっつきにくい大きな2つの理由を挙げてみました。私も最初は大きな壁でした。

機能がめっちゃ多い!というか多すぎっ!!

Google Analyticsは、とにかく機能が多いのです。つまり、サイトの解析に関してあらゆるデータを見られます

これは文句なしに素晴らしいことなのですが、どれを触っていいのかわかんない!っていう問題が生じます。

こちらの画像は、Google Analyticsのサイドメニューなのですが、こんなにギッシリとあるんです。私みたいな人間は、一瞬で「……ぅワっプぅ」となって吐きそうになります。

アナリティクスのサイドメニュー
Google Analyticsのサイドメニュー。本物は縦に並んでます。

誰かに教わらないと無理無理……。

専門用語がわからん!

とにかく専門用語やカタカナ語が多く、慣れないと理解が難しいです。例を挙げるとこんな感じです。

直帰率

WEBサイトに来て、戻るで戻った人の率。

大きな理由としては、Googleで検索してクリックしたは良いが、内容が思っているのと違っていたり、イラッと来たことが原因の場合と、内容自体には満足したが、他のページへのリンクが上手くいってないため、そのまま帰ってしまったというもの。

ランディングページ(Landing Page)

検索して、最初にたどり着いたページのこと。

Googleで検索して、ネットユーザーがたどり着く最初のページはトップページとは限らないんです。運営するサイトのどのページを入り口として来たかということです。

ちなみに「land」とは、日本語に訳すと「土地」です。この単語が動詞化して「(土地に)上陸する」という意味に発展しています。

コンバージョン(Conversion)

WEBサイトで、見ている人が何か行動を起こしてくれることです。ショッピングサイトで言うと、主に「買い物カゴに入れるボタン」を押して、実際に買ってくれることを指します。会員登録をしてくれることや、メルマガ登録をしてくれることも指します。

その確率を「コンバージョン率」と言います。直訳で「転換率」です。

でも解決する方法があった!!

そんなとっつきにくいGoogle Analyticsですが、こちらの記事のお陰でものすごく楽になりました。

やらされ感満載でやっていた分析が楽しくなるほどです!!

参考: もっと早く使うべきだった!GoogleAnalyticsのマイレポートが便利! | Cross Mode Life

というわけで、マイレポートについてちょろっと説明します

アナリティクスの「マイレポート」とは?

「マイレポート」を簡単に説明すると、一つの画面上にいろんなグラフやら、データをひとまとめで表示してくれる機能です。「マイレポート(My Report)」つまり「俺色レポート」ですね。

本来、ゴチャゴチャしたサイドメニューを行き来しないと見られないデータを一つの画面で見られます

ただ、最初の設定は面倒ですが、一度設定さえすれば、次からはサイドメニューの「マイレポート」をクリックするだけで見られるようになるわけです! 革命的!!

「マイレポート」の設定の仕方

ではマイレポートの設定の仕方を駆け足で見ていきます。

サイドメニューはここをクリック

まずは、ゴチャゴチャしたサイドメニューを見てください。上の方の「マイレポート一覧」をクリックして、出現した「+新しいマイレポート」をクリックします。

サイドメニューはここ
[ マイレポート一覧 ] → [ +新しいマイレポート ]

マイレポートを作成

出現したウインドウで、次のようにやります。

マイレポートを作成
[ 空白のキャンパス ] → [ レポート名を入力 ] → マイレポートを作成

表示データを作成

下の画像の部分のみ選びます(※設定例は下で紹介しますね!)。

表示データを作成
表示の仕方と見たいデータを選択します。

例えば、見ている人がどんなブラウザを使っているか調べたいときは、こんな感じ。

表示データを作成2
表示の仕方と見たいデータを選択します。

追加されました!

こんな感じで追加されました。

追加されました。
「ブラウザ別の訪問数」が追加されました。この名前は勝手に付きます。

更に項目を追加したいときは……

+ウィジェットを追加をクリックして下さい!(あとは同じ)

分析データの設定例

それでは私が登録したマイレポートの設定例を紹介します。その前に一つ注意点を。

設定する画面で、下の画像のように「表示する例」とかの詳細項目はプルダウンから選ぶと項目が多いので、戦意喪失してしまいます。なので、検索窓で検索しましょう。これだと一瞬です。さすがGoogle先生。

検索しよう
選ぶのではなく、検索すると楽。

新規訪問数 と 訪問数

まずは、サイトに来てくれた人が「初めての人」か「2回目(もしくは2回目以上)」かを分析する項目です。

標準
タイムライン
次の指標の一定期間のデータをグラフで表示
新規訪問数
比較対象(オプション)
訪問数

訪問時の平均滞在時間 と 直帰率

サイトに来てくれた人がどのくらいの時間滞在して記事を読んでくれているか。そして、どのくらいの人が記事を読んでそのまま帰ってしまっているのか。

標準
タイムライン
次の指標の一定期間のデータをグラフで表示
訪問時の平均滞在時間
比較対象(オプション)
直帰率

トラフィックの種類 別の 訪問数

どんな手段でページに来たか? 例えば検索エンジンなのか、直接来たのか(お気に入り等)。

標準
円グラフ
次の円グラフを作成
訪問数
グループ分けの単位
トラフィックの種類

ソーシャル ネットワーク 別の 訪問数 と 新規訪問数

FACEBOOKを始めとするSNSからの訪問数はどのくらいか。

標準
表形式
表示する例
ソーシャル ネットワーク
訪問数
新規訪問数

訪問別ページビュー

来てくれた人は、何ページぐらい見てくれているのか。

標準
指標
次の指標を表示
訪問別ページビュー

キーワード 別の 訪問数 と 新規訪問数

どんなキーワードで検索して来てくれたか。その訪問数と、初めて来てくれた人の数(新規訪問数)。

標準
表形式
表示する例
キーワード
訪問数
新規訪問数

ランディング ページ 別の 訪問数 と 直帰率

ランディングページ(検索してこのサイトに最初に辿りついた「入り口ページ」)別に見た訪問数と直帰率(見て、そのまま帰ってしまった率)。

標準
表形式
表示する例
ランディング ページ
訪問数
直帰率

さて、冒頭で書いた私の数字嫌いですが、小学校一年のときの算数から音を上げていました。毎日1ページずつ、20問の足し算 / 引き算の問題が宿題で出てたのですが、これがアホみたいに時間がかかっていたんです。なんと40分以上! たった20問の問題に40分ですよ! 1問につき2分の計算です。あのときからすでに苦手意識が付いていたと思うと深いものがありますね~。

そんな私ですが、この「マイレポート機能」のおかげで、Google Analyticsをチェックするのが楽しいと感じるレベルになりました!! これは信じられない変化です。

やっぱり分析は、サイトを運営する上で必須です。このブログも、まだまだ時間の合間に中途半端に作っている状態です。なので分析を見ながら、ここ改善しないとな~……って分かっているのですが、なかなか出来ていません。記事を書くのにいっぱいいっぱいです(でも楽しいですが)。

ちょっとずつ、微妙に改善して行きたいと思っています。

サイト分析関係ではこちらの記事もオススメです。

       

なんか、この記事すごくよかったっス! ほかにもオススメあるっスか?

だったら、「WEB分析のカテゴリ」を要チェックだね♪

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1件のコメント

>毛塚さん
はじめまして!コメントありがとうございます。それと素晴らしい記事ありがとうございます。すごく参考になりました!